- 無料&有料の被リンクチェックツール14選
- 特におすすめの被リンクチェックツール
- 被リンク調査方法
この記事の著者:渡邉 志明(シュワット株式会社 代表取締役)
SEOコンサルティング会社の経営者。
これまで複数のwebメディアの立ち上げ~黒字化にPM・SEO責任者として携わる。コンテンツSEOによるメディアのグロースやインハウス化支援が得意。
SEO対策を進めるうえで欠かせない要素である被リンク。
「被リンクの調査方法を知りたい」
「おすすめの被リンクチェックツールを知りたい」
「無料で使える被リンクチェックツールはある?」
被リンク調査を進めるにあたり、上記のような疑問・要望のある方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、無料&有料の被リンクチェックツール全14選を紹介。
また、SEOコンサルティング会社である弊社が、実際に各ツールを利用しておすすめを決定しています。
具体的な調査方法や活用シーンも紹介していますので、ぜひご一読ください!
- 被リンクの増やし方がわからない
- 絶対にブラックハットな手法は使いたくない
- 被リンク獲得に割く時間がない
現在、上記のようなお困りごとがありましたらぜひとも私たち被リンク獲得代行サービス『ULTRA』へご相談ください。リンクの販売や低品質なサテライトサイトへのリンク設置など、ブラックハットな手段ではなく、あくまでGooglガイドラインに沿った形で自然な高品質被リンクの獲得までワンストップで代行するサービスです。加えて、被リンク獲得に特化しているサービスなので、利用しやすい料金設定となっています。
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被リンク獲得施策を進めるうえでチェックツールは欠かせない
被リンク獲得施策を進めるうえで、以下のような機能を持つ被リンクチェックツールは欠かせません。
- ドメインの権威性(ドメインパワー、DR)を調べる機能
- ページの権威性(UR)を調べる機能
- 自社・競合サイトの被リンク獲得数/獲得元/アンカーテキストを調べる機能
- サイトの被リンク獲得数が多いページを調べる機能
- リンク切れを調べる機能 など
実際の被リンク獲得施策実施シーンに沿って活用方法を紹介していきます。
被リンク獲得戦略策定時に使用
被リンクをどのように獲得していくのか、戦略を策定する際には自社・競合の被リンク獲得状況を調査する必要があるため、チェックツールが用いられます。
被リンクチェックツールを利用することで、入力したサイトの獲得被リンク数やドメインの権威性が調査可能です。
▼有料ツール「Ahrefs」を使った調査結果例
戦略策定段階で、自社と競合の被リンクギャップやドメインの権威性の差を把握し、どのようにして獲得していくか、どれくらい獲得施策にリソースや予算を割くか検討しましょう。
被リンク設置ターゲットリストの作成に使用
被リンクを設置してもらうターゲットサイトリストの作成にも被リンクチェックツールが便利に活用できます。
ターゲットサイトリストの作成は、競合と自社のギャップから行うのが主な手法です。
被リンクチェックツールを使用することで、競合の獲得している被リンク設置元メディアやアンカーテキストが即座に調べられます。
▼有料ツール「Ahrefs」を使った調査結果例
調査結果を元に、競合が獲得できているのに自社が獲得で来ていない被リンクをターゲットサイトとしてリストアップしましょう。
また、被リンクのアンカーテキストや設置方法も調べられるので、獲得施策や戦略を練るうえで非常に参考になります。
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無料の被リンクチェックツール8選
無料で使用できる被リンクチェックツールは以下の通りです。
- Google Search Console
- Googleアナリティクス
- lynx|無料被リンクチェックツール
- hanasakigani
- Bing Webmaster Tool
- SEOTOOLS(SEOツールズ)
- Online Broken Backlink Checker
- SEOチェキ!
無料で使用できる点はうれしいですが、どのツールも精度や調査可能なデータ範囲にはやや難点があります。
本格的な被リンク獲得施策の実施やSEO対策を進めるなら、有料ツールの利用を検討しましょう。
無料ツールの機能や特徴を紹介していきます。
Google Search Console
Google公式の無料ツール「Google Search Console」を使って自社の被リンク状況を調査することができます。
▼Google Search Consoleを使って調べられること
- サイト全体の被リンク数
- ページ別の被リンク数
- リンク元のサイトとリンク先
- リンク元のアンカーテキスト
Google Search Consoleを利用することで、自社の被リンク情報はそれなりに詳しく調査可能です。
ただし競合の調査はできません。
調べ方を解説します。
まずはGoogle Search Consoleを開き、左側メニューにあるリンクをクリックしましょう。
被リンク獲得ページやリンク元サイトを見ることができます。
SEO対策をしていて、Google Search Consoleを利用していない方はいないかと思います。
検索表示回数やクリック率の他、被リンク状況も調べられるので活用していきましょう。
Googleアナリティクス(GA4)
Google公式の無料ツール「Googleアナリティクス(GA4)」でも被リンク状況を調べることができます。
▼Googleアナリティクス
- 自社への流入につながったリンク元のサイトとページ
Googleアナリティクス(GA4)では、自社への流入につながったリンク元のサイトとページのみ調査可能です。
Googleアナリティクス(GA4)自体は非常に高機能なためSEOやWebマーケへの活用は必須ですが、被リンクチェックに関連した機能はやや心もとないと言えるでしょう。
調べ方を解説します。
GA4を開いて、レポートをクリック。
トラフィック獲得をクリック。
「セッションのチャネル…ォルトチャネルグループ) ▼」をクリック。
「セッションの参照元/メディア」をクリック。
参照元のメディアがご確認いただけます。
当方は長年、SEOに取り組んでいますが、GA4で被リンクチェックをしたことはありません。一部、使っている人はいます。
無料被リンクチェックツール by lynx
lynxが提供する無料被リンクチェックツールを紹介します。
利用方法は簡単。無料被リンクチェックツールを開いていただき、調べたいURLをご入力するだけです。
無料被リンクチェックツールで調べられること
- 自社・競合の被リンク元サイト(ページ)
- 被リンクのアンカーテキスト
- 被リンク元のページやドメインの権威性
無料被リンクチェックツールでは、以下のように競合・自社問わず入力したURLの被リンク状況が調べられます。
無料で個別のURLの被リンク状況を調べられる便利なツールです。
ただし、サイト全体の被リンクを調べるにはやや手間がかかる点が難点だと言えるでしょう。
hanasakigani
hanasakiganiは、無料で利用可能な被リンクチェックツールです。
hanasakiganiで調べられること
- 自社・競合の被リンク数
- 自社・競合の被リンク元サイト・ページ
- 被リンクのアンカーテキスト
- 被リンクがnofollowかどうか
- キーワードで上位表示しているコンテンツの被リンク数と参照ドメイン数
- キーワードで上位表示しているコンテンツのドメインエイジ
hanasakiganiの操作は簡単です。
サイトを開くと入力欄があるので、そこに調べたいページのURLを入力するだけで以下のように被リンクが調べられます。(調査完了まで最大1分程度かかります。)
また、競合サイト被リンクチェックでは、入力欄に「キーワード」と「マイサイトのURL」を入力することで、上位ページの被リンク数を調べることができます。
上位表示したいキーワードで自社と競合にどれくらい被リンク数に差があるのか調べるのに便利そうですね。
Bing Webmaster Tool
Bing Webmaster Toolは、Mifrosoft社が提供する無料のSEO分析ツールです。
Bing Webmaster Toolで調べられること
- 自社・競合の被リンク数・被リンク元サイト・ページ・アンカーテキスト
- 競合との被リンク比較データ
Bing Webmaster Toolでは、自社サイトを登録することで獲得している被リンク情報を調査可能です。
Google Search Consoleと連携することで無料で使用できるようになります。
また、以下のように他社サイトを登録することで被リンクデータを比較することができます。
ただし、やや精度には難がある印象。いくつかサイトを調査しましたが、実際のデータとはやや乖離がありました。
被リンク調査機能以外にも、多彩なSEO機能が搭載されていますので試しに活用してみるのも良いでしょう。
SEOTOOLS(SEOツールズ)
無料で使用可能なアクセス解析ツール「SEOTOOLS」にも被リンクチェック機能が搭載されています。
SEOTOOLS(SEOツールズ)で調べられること
- 入力したURLの被リンク獲得数
- 被リンクのドメイン分散率
- 被リンクのIPアドレス分散率
使い方は簡単で、調べたいURLを入力するだけです。
なお、精度には若干難がありそうです。
上記は、20件以上の被リンクを集めているページの調査結果なのですが、実データと大きな乖離がありました。
他にも、いくつかURLを調べてみましたが、精度は低かったです。
Online Broken Backlink Checker
Online Broken Backlink Checkerは、無料で被リンクの調査ができるツールです。
(ツールの名前やサイト上に表示されている機能説明と実際の機能は一致していません。)
Online Broken Backlink Checkerで調べられること
- ドメイン評価(基準不明)
- 参照URL数
- 被リンク数(dofollow/nofollowそれぞれの数)
- 参照ドメイン数
- 参照IP数
- 自社・競合サイトの被リンク元URL10件
- アンカーテキスト10件
使い方は簡単で、Online Broken Backlink Checkerを開いたら調べたいWebサイトのURLを入力してください。
以下のように各種被リンク情報が確認可能になります。
調査可能な被リンク数は10件と少ないのが難点です。
「すべてのリンクを表示」をクリックすると有料ツールのSemrushに誘導されます。
SEOチェキ!
SEOチェキ!の被リンク機能は廃止されました。
SEOチェキ!は、無料で使える多機能なSEOツールです。
入力したURLの被リンクが調べられます。
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有料の被リンクチェックツール6選
有料の被リンクチェックツールは以下の通りです。
- Ahrefs
- Semrush
- Moz Pro
- Majestic
- Ubersuggest
- SEOkicks
それぞれの機能や特徴を見ていきましょう。
Ahrefs
Ahrefsは、全世界60万人が導入する人気のSEO分析ツール。
優秀な被リンク関連機能を多数備えており、弊社でも実際に活用しています。
料金・プラン | ライト:19,900円/月~ スタンダード:38,400円/月~ アドバンスド:68,900円/月~ エンタープライズ:代理店・法人向け |
Ahrefsで調べられること
- ドメイン評価(DR・UR)
- 自社・競合の被リンク数・被リンク元・アンカーテキスト
- サイト全体の被リンク数ランキング
- リンク切れページの調査
Ahrefsは、有料のツールではありますが、リンクビルディングを推進する多彩な機能を備えています。
使い方を見ていきましょう。
被リンク数や被リンク元の調査は簡単です。
URL入力欄に、調べたいページのURLやサイトのドメインを入力することで以下のように被リンクデータがまとめて取得できます。
無料ツールとは異なり、サイト単位、ページ単位どちらでも一括でデータが取得可能です。
(無料ツールの場合、1ページずつ調べる必要があった情報を一括取得できるようになります。)
また、サイト内で被リンク獲得数の多いページをランキング形式で表示することも可能です。
効率的な被リンク獲得テクニックであるスカイスクレイパーテクニックに活用できます。
上記のように、被リンク獲得数の多いページが一覧でわかるため、スカイスクレイパーでコンテンツを企画する際に役立つでしょう。
被リンクに関連した機能の他、キーワード別の順位定点観測機能や他社サイトの流入数調査機能など、SEOに役立つ多彩な機能を搭載。SEO対策の強力な武器になります。
唯一のデメリットとしては、海外ツールゆえにサポートが手厚くない点です。どちらかというと、プロ向けのツールだと言えるでしょう。
自社にSEOノウハウがないという場合は、国産のサポートが手厚いツールを利用するのがおすすめです。
Semrush
Semrushは、全世界ユーザー数1,000万人の世界でも有数のSEOツールです。
料金・プラン | Pro:139.95USD/月 Guru:249.95USD/月 Business:499.95USD/月 |
Semrushで調べられること
- 権威性スコア(Authority Score)
- 自社・競合の被リンク数・被リンク元・アンカーテキスト
- 被リンク監査(被リンクの健全性調査)
- 被リンク構築ツール
- サイト全体の被リンク数ランキング
- リンク切れページの調査
使用例を紹介します。
被リンク調査では、URLを入力することで被リンク数・被リンク元・アンカーテキストが調査可能です。
また、「バックリンク監査機能」を用いることで、獲得している被リンクの品質やスパムの危険性を調べられます。
この機能を使用することで、SEOで低評価要因となる被リンクが判別できるため、リンク否認作業の効率や精度がアップするでしょう。
また、「リンク構築ツール」も搭載されており、被リンク獲得施策の実行が効率化します。
対策キーワードと競合サイトを入力することで、被リンクターゲットサイトリストの作成が可能です。
自動作成されたターゲットサイトリスト上で獲得可否や進捗管理もできます。
また、Gmailと連携しドメインの所有者に被リンク営業をすることも可能です。
このように、SemrushはAhrefsと並び被リンクツールとしては特に優秀です。これから導入を検討されている方は、基本的にどちらかから選ぶことをおすすめします。
Moz Pro
Moz Proも有名な海外SEOツールの一つです。
被リンク獲得テクニックは海外の方が進んでいるため、有料ツールはどうしても海外製が中心になります。
料金・プラン | Starter:49USD/月~ Standard:99USD/月~ Medium:179USD/月~ Large:299USD/月~ |
Moz Proで調べられること
- 権威性スコア(Authority Score)
- 自社・競合の被リンク数・被リンク元・アンカーテキスト
- リンク切れページの調査 など
Moz Proは被リンク調査に必要な機能を一通り備えた優秀なチェックツールです。
また、
Majestic
Majesticは、被リンク獲得支援専用のツールです。被リンク調査や獲得支援機能が搭載されています。
料金・プラン | LITE:49.99USD/月~ PRO:99.99USD/月~ API:399.99USD/月~ |
Majesticで調べられること
- トラストフロー(ドメインの権威性)
- サイテーションフロー(サイテーションの評価)
- 自社・競合の被リンク数・被リンク元・アンカーテキスト
- 被リンク構築ツール
- リンク切れページの調査
被リンク獲得専用ツールであることから、以下のように多彩な方法で被リンク調査ができるのが特長です。
- サイト単位の一括抽出
- 複数サイトの比較
- キーワード単位での被リンク調査 など
また、他の有料ツールとは異なり、被リンク関連機能だけなので、やや料金が安い点も魅力です。
ただし同時に、他のSEO機能は搭載されていない点は弱点だとも言えるでしょう。
Ubersuggest
Ubersuggestは、有料のSEO分析ツールで、被リンク調査機能も搭載されています。
キーワード調査が無料でできるため、一度使ったことがあるという方も多いのではないでしょうか。
料金・プラン | パーソナル(1サイト):2,999円/月~ ビジネス(2~7サイト):4,999円/月~ エンタープライズ(8~15サイト):9,999円/月~ |
Ubersuggestで調べられること
- ドメインの権威性
- 自社・競合の被リンク数・被リンク元・アンカーテキスト
- 競合との被リンクギャップ調査
Ubersuggestに調べたいドメインやURLを入力することで、以下のように被リンクデータが調査可能です。
無料でも被リンク調査までならできるので使ってみましょう。(回数制限あり)
また、競合ドメインと自社ドメインを比較して被リンクギャップを調査する機能も備えています。
機能の数はやや少なめですが、Ubersuggestは他のツールに比べて、料金が安いのも魅力です。
できるだけ費用をおさえてSEOツールを導入したいという場合などは利用を検討してみましょう。
SEOkicks
SEOkicksは、ドイツ発の被リンク調査専用ツールです。
料金・プラン | small:€ 9.90/月 standard:€ 29.90/月 large:€ 99.90/月 ultimate:€ 499.90/月 |
SEOkicksで調べられること
- ドメインの権威性
- 自社・競合の被リンク数・被リンク元・アンカーテキスト
- 新規設置された被リンク情報
- 被リンクの多いページ
SEOkicksの入力欄にドメインを入力することで、以下のように各種被リンクデータが調査可能です。
ドメイン入力だけで、参照ページや参照ドメイン、リンクの多いページなど複数のデータが調査可能な点が魅力です。
ただし小規模サイトだと、以下のように被リンクが十分に抽出できない点にはご注意ください。
日本国内のサイトの被リンクデータを十分に保有できていないことが要因だと想定されます。
データの精度的に、他のツールを活用するのが無難だと言えるでしょう。
有料被リンクチェックツールの比較表
ここでは、有料被リンクチェックツールを比較表にしてみました。
各ツールを比較して適切な被リンクチェックツールを選んでみてください。
ツール名 | おすすめ度 | データ精度 | 機能数 | 使いやすさ |
---|---|---|---|---|
Ahrefs | ◎ | ◎◎ | ◎ | |
Semrush | ◎ | ◎◎ | ◎ | |
Moz Pro | ◎ | ◎◎ | 〇 | |
Majestic | ◎ | ◎ | 〇 | |
Ubersuggest | 〇 | △ | 〇 | |
SEOkicks | △ | 〇 | 〇 |
表にもある通り、機能数やデータ精度、使いやすさなど複数の側面から導入するなら「Ahrefs」か「Semrush」がおすすめです。なお、Moz proも同程度の機能を備えていますが、英語版しかなく使いやすさの面でやや劣ると言えるでしょう。
Majesticも優秀ですが、被リンク関連の機能しかないのがやや難点です。
UbersuggestとSEOkicksはデータ精度や機能数的に、本格的なSEO対策に利用するには難しいでしょう。
ただし、どちらも価格は安いのでまずは低コストで始めたいという方には選択肢です。
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チェックツールを使った被リンク調査方法・活用事例
弊社が実際にチェックツールを使用する際の被リンク調査方法を紹介します。
なお、紹介するのは弊社使用ツールである「Ahrefs」と「Google Search Console」の活用例です。
①スカイスクレイパーテクニックへの具体的な活用方法
スカイスクレイパーテクニックへの具体的な活用方法をステップ形式で解説します。
なお、そもそもスカイスクレイパーテクニックとは下図の通り、多くの被リンクを獲得している競合のコンテンツよりも圧倒的に優れたコンテンツを制作し、リンクを奪い取りに行く施策です。
それでは被リンクチェックツールを使った具体的な進め方を見ていきましょう。
多くの被リンクを獲得している競合のコンテンツを見つける
多くの被リンクを獲得している競合のコンテンツを見つけるのは、スカイスクレイパーテクニックにおいて最も難しい工程だと言えるでしょう。
しかし、被リンクチェックツール「Ahrefs」のBest by Links機能を使えば簡単です。
Ahrefsに調べたいサイトのドメインを入力し、左側メニューの「Best by Links」をクリックしてください。
すると、以下のように被リンクを多く集めているコンテンツがランキング形式で表示されます。
各サイトで被リンクを多く集めているコンテンツがわかるので、いくつか気になる競合のドメインを入力してみましょう。
これで、被リンクを多く集めている競合のコンテンツが簡単に見つかります。
圧倒的に優れたコンテンツを制作する
被リンクを多く集めている競合のコンテンツが見つかったら、自社でリプレイスできそうなコンテンツを見つけましょう。
経験上、リプレイスしやすいのは調査系コンテンツです。
より最新の調査データを提供することで、高確率でリプレイスしてもらうことができます。
コンテンツの企画がまとまったら、制作を進めましょう。
リプレイスのアプローチを実施する
リプレイスのアプローチ先も、Ahrefsを使うことで簡単に調査可能です。
Ahrefsにリプレイスを狙っているコンテンツのURLを入力し、左側メニュー「Backlinks」をクリックしてください。これで、当該コンテンツに被リンクを設置しているサイトが一括で確認できます。
被リンク設置元サイトが一括で確認できるので、各サイトの担当者にメール等でリプレイス提案を行いましょう。
このように、被リンクチェックツールはスカイスクレイパーテクニックを大幅に効率化するのです。
なお、スカイスクレイパーテクニックについて詳しく知りたい方は、「被リンク獲得テクニック-スカイスクレイパーテクニック-」を参考にしてください。
②スパムリンク(低品質・不自然な被リンク)確認への具体的な活用方法
低評価やペナルティの要因となるスパムリンクの確認も被リンクチェックツールを用いることで、効率化します。
なお、Googleスパムポリシーに引っ掛かる不自然なリンクや有料リンクは、低評価やペナルティの原因となるため、たまに確認し、必要な場合にはリンク否認を行う必要があります。
それでは、被リンクチェックツールを使った具体的な作業の流れを見ていきましょう。
自社サイトが受けている被リンク一覧データを取得する
自社サイトが受けている被リンク一覧データは複数の方法で抽出可能です。
▼Google Search Cosoleを使った被リンク一覧データ取得方法
Google Search Cosoleを開き、左側メニュー「リンク」をクリックすることで取得可能です。
▼Ahrefsを使った被リンク一覧データ取得方法
Ahrefsを開き調べたいサイトのドメインを入力し、左側メニュー「Backlinks」をクリックしてください。
調査方法はどちらでもOKですが、Ahrefsであれば一画面でアンカーテキストや被リンク元の権威性といった情報も見れますので、次のステップであるリンク否認対象選定時に便利です。
リンク否認すべき被リンクを選ぶ
一覧データが取得できたら、リンク否認すべき被リンクを選びましょう。
否認すべき被リンクは、Googleのリンクスパムに関するポリシーに記載されています。
具体例は以下の通りです。
- 自動生成された大量リンクのあるページからの被リンク
- ブログへのコメントに設置された作為的な被リンク など
なお、リンク否認の選定はできる限り慎重に行いましょう。良質な被リンクまで否認してしまうとサイトの評価にマイナスなので、明らかな低品質リンク以外はそのままでOKです。
リンク否認は最終手段ということを理解し、よほどの低品質被リンクだけを選ぶということがポイントです。
リンク否認ツールにアップロードする
否認すべき被リンクが選べたら、Google Search Consoleのリンク否認ツールにアップロードしてください。
なお、繰り返しになりますがリンク否認ツールは適切に行わなければサイトの評価にマイナスの影響を及ぼす場合があります。
実際、Googleも以下のような注意喚起を行っています。
否認ツールは複雑な機能であるため、慎重に使用する必要があります
使い方を間違えると、Google 検索結果でのサイトのパフォーマンスに影響が及ぶ可能性があります。ご自身のサイトに対して、スパム行為のあるリンク、人為的リンク、品質が低いリンクが数多くあり、それが問題を引き起こしていると確信した場合にのみ、バックリンクを否認することをおすすめします。
引用:Google Search Console「サイトへのリンクを否認する」
十分なノウハウがない人が実施するより、やらない方が良いというケースは多いので、できる限り慎重に進めるようにしてください。
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本格的に被リンク獲得施策を進めるなら有料ツールが必須
ここまで無料・有料それぞれで被リンクチェックツールを紹介してきましたが、本格的なリンクビルディング施策を進める場合には、有料ツールが必須です。
無料ツールに共通している致命的なデメリットとして、1ページ単位でしか被リンク調査ができない点が挙げられます。
本格的な被リンク獲得施策を進める際には、自社・競合含め多くのページの被リンク情報を確認する必要があるでしょう。1ページずつしか調査ができないと、調査に膨大な時間がかかり、適切な戦略構築が難しくなります。
また、有料ツールには被リンク調査にとどまらない多彩な機能が搭載されているため、被リンク獲得施策を本格的に進めていく際は導入してしまうのがおすすめです。
ただし、優秀な有料被リンクチェックツールはすべてが海外製で、手厚いサポートが受けられないのが弱点。
SEOノウハウがなければ使いこなすのは難しいと言えます。
自社にSEOや被リンク獲得のノウハウがないという場合には、被リンク獲得代行サービスの利用も選択肢です。
次章で詳しく見ていきましょう。
有料ツールの導入ではなく被リンク獲得代行サービスの利用も選択肢
被リンク獲得代行サービスとは、文字通り被リンク獲得を代わりに行ってくれるサービスのことです。
サービスによって様々ですが、主な支援内容は下記になります。
- サイトの診断
- サイト状況に応じた被リンク獲得手法の検討・提案
- 被リンク獲得可能なターゲットサイトリストの作成
- 被リンクを獲得しやすいコンテンツの企画・作成
(調査記事・インフォグラフィックス・インタビュー記事など) - 被リンクターゲットリストへのリンク設置営業の代行
- 効果検証・施策改善 など
サイトの状況に合わせて、被リンク獲得の戦略策定から実際の施策実行まで代行してくれるサービスが多いです。
ほぼ丸投げでサイトにとって、関連性のある被リンクが集まるため、SEOノウハウやリソースがないという場合におすすめだと言えるでしょう。
ただし、注意点として一部ブラックハットなリンクビルディング施策を提供するサービスがあります。
格安料金(1万円など)で大量の被リンク獲得(200件など)を謳うようなサービスはまず危険なので、見抜けるようにしましょう。
ホワイトハットな施策のみで、自然な被リンク獲得を実現する弊社被リンク獲得代行サービスについて詳しくは知りたい方は、下記をご覧ください。
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まとめ
ここまで、被リンクチェックツールについて無料から有料まで計14種類を紹介してきました。
結論、本格的にSEO対策を進めるなら有料の被リンクチェックツールを導入したほうが良いでしょう。
機能やデータ精度的に被リンク獲得施策で出せる成果に大きな影響を及ぼします。
有料の被リンクチェックツールのうち、弊社のおすすめは「Ahrefs」と「Semrush」です。
実際に各ツールを使って比較したところ、機能面やデータ精度、使いやすさで他のツールを大きく上回っていました。
また、有料ツールの弱点として海外ツールが中心のため自社内に十分なSEOノウハウがなければ、使いこなすのが難しいという点が挙げられます。
社内のSEOノウハウに自信がないという場合は、被リンク獲得代行サービスの利用も検討しましょう。
弊社の被リンク獲得代行サービスでは、被リンク獲得だけでなくインハウス化支援も行っています。
定例MTGを通じて社員研修やノウハウ提供を行うため、支援終了時には被リンク獲得を自社内で行えるようになる点が魅力です。
気になる方はぜひ以下よりお問合せください。
- 被リンクの増やし方がわからない
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