TikTok広告の出し方を解説！設定や管理画面の使い方、運用のコツまで

昨今、大きな注目を集めているTikTok広告。
さまざまな企業がTikTok広告運用に取り組み、大きな成功を収めています。

しかし、初めてTikTok広告に取り組みにあたり、「始め方がよくわからない」という方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、TikTok広告の出し方をステップ形式で詳しく解説。
設定のポイントや管理画面の使い方、運用のコツまで、画面キャプチャ付きでわかりやすく紹介していきます。

TikTok広告の始め方がすべてわかる記事となっているので、ぜひご一読ください！

TikTok広告の設定を始める前に知っておきたい基礎知識

TikTok広告は、他の広告プラットフォーム的と異なる特徴をいくつか有しているため、始めるにあたって基礎知識をしっかり押さえておくことはとても重要です。

TikTokというプラットフォームの特性にマッチした広告を

TikTokは、縦型ショート動画を中心としたソーシャルメディアプラットフォームです。

15秒から10分の短い動画が次々に流れてきて、広告もその中に混ざる形となります。

したがって、自然に他の投稿に溶け込むことになるため、ユーザーに受け入れられて高いパフォーマンスを発揮するににはTikTokにマッチした広告クリエイティブを作成することが非常に重要です。

縦型ショート動画アプリの特性に合わせ、最初の1秒のインパクトやストーリー性、サウンドなどにこだわったクリエイティブを作成しましょう。

TikTok広告には種類がある

TikTok広告には以下のような種類があります。

起動画面広告	アプリ起動時に表示される広告
インフィード広告	ユーザーの「おすすめフィード」に表示される広告
ハッシュタグチャレンジ広告	ハッシュタグを使って、ユーザーに動画投稿を促す広告
ブランドエフェクト広告	ユーザーが利用できる「エフェクト」を用いた広告
ブランドオークション広告（運用型広告）	広告主が配信を細かく管理・運用できるタイプの広告 広告配信面はインフィード広告がメイン

TikTok広告にかかる費用は？

TikTok広告にかかる費用は、種類によって大きく異なります。

まず、起動画面広告、インフィード広告、ハッシュタグチャレンジ広告、ブランドエフェクト広告の4種類の広告は「純広告（予約型純広告）」にあたります。

純広告とは、雑誌や新聞の広告枠を買うようなイメージで、以下のように料金が決まっています。

• 起動画面広告：500万円〜
• ハッシュタグチャレンジ広告：1000万円〜
• インフィード広告：42万円〜
• ブランドエフェクト広告：597万円~

ここで、高いなと思った方はお待ちください。
運用型広告は広告主側で費用を決められるのでスモールスタート可能です。

ブランドオークション広告は「運用型広告」にあたり、インターネット上で、広告枠をオークション形式で買うイメージで、表示回数や価格はリアルタイムに変動します。（Google広告やFacebook広告と同じです。）

ブランドオークション広告は、広告費を柔軟に調整でき、相場としては以下の通りです。

• クリック課金：数10円〜数100円/クリック
• インプレッション課金：100円〜1000円/1000回表示
• 再生課金：5円〜60円/再生

一気にブランド認知を拡大させたい場合は純広告のいずれか、運用しながら費用対効果を最大化したい場合はブランドオークション広告（運用型広告）を活用しましょう。

ターゲティングも重要！

TikTok広告を成功させるために特に重要なのは、ターゲティングと広告クリエイティブです。

ターゲティングでは、年齢、性別、興味関心、行動、デバイスなど、様々な条件でターゲットを絞り込むことができます。

自社サービスのターゲットや広告の目的に沿った適切な設定で配信を行うことが大切です。

TikTok広告の出し方①：広告マネージャーアカウントの作成

TikTok広告を出すにはアカウントが必要なので、まずは登録を行います。

アカウント登録画面 を開き、メールアドレスとパスワードを入力してください。

認証コードがメールで届くので、登録画面上で入力をします。

続いて、企業名（個人の方は個人名）などビジネスの詳細情報を入力します。

これで、広告マネージャーアカウント作成は完了です。

TikTok広告の出し方②：広告キャンペーンの作成

広告マネージャーアカウントの登録が無事にできたら、広告マネージャーが開きます。

キャンペーン作成画面が開かれているので、このまま進めていきましょう。

1. 広告の「目的」を選ぶ

まずは、広告の「目的」を選択します。

選択した目的が達成できるように広告の配信がAIによって最適化されます。

それぞれの「目的」の違いは以下の通りです。

目的	どんな場合に選ぶべきか
リーチ	より多くの人に商品やサービスを認知させたい
トラフィック	WebサイトのLPにできるだけ多く誘導したい
動画視聴数	動画広告の再生回数をできるだけ多くしたい
コミュニティインタラクション	TikTokアカウントのフォロワーを増やしたい
アプリプロモーション	アプリをインストールを増やしたい
リード生成	TikTok上のフォーム経由で見込み客を獲得したい
ウェブサイトのコンバージョン	Webサイト遷移後のコンバージョン数を増やしたい

状況やサービス、マーケティング体制に応じて、最適な目的を選択しましょう。

2：予算を設定する

目的を選択したら、次はキャンペーン名の決定とキャンペーン予算の設定です。

まずは、わかりやすいキャンペーン名を設定しましょう。（社内で管理しやすければ何でもOK）

続いて、以下のいずれかの方法でキャンペーン予算を決めます。

予算設定	意味
スプリットテストを作成	A/Bテストを行って広告を最適化する
キャンペーン予算最適化	予算配分が自動で最適化される
キャンペーン予算を設定	予算配分を手動で調整する

いずれか一つを選び、予算額を入力してください。

なお、初めての配信であればまずは「キャンペンーン予算最適化」を選ぶことをおすすめします。

今回は日予算5,000円、キャンペンーン予算最適化を選択しています。

キャンペンーン予算最適化を選択しているので、必ず毎日5,000円分の配信がされるのではなく、競合の予算などオークション状況に応じて配信金額が日々調整されます。（多い日は設定額の＋25％、少ない日は設定額の-25％）

最終的に7日間単位で合計の予算額が帳尻合うように調整され、設定した日予算の7倍以内の支出となります。

一方で、「キャンペーン予算を設定」を選んだ場合、設定した日予算分が毎日配信されるように調整されます。

予算を設定したら、「続行」を押しましょう。これで広告キャンペーンの作成は完了です。

TikTok広告の出し方③：広告セットを作成する

広告キャンペーンが作成出来たら、広告セットの作成です。

以下のように項目数が多いので、それぞれ解説していきます。

広告セット名	広告セットを管理するための名前
最適化を行うロケーション	ユーザーの誘導先（WebサイトのLPやアプリ）を選択
プレースメント	TikTok関連アプリへの配信有無などを決定
オーディエンスターゲティング	広告を配信するターゲットを設定
予算とスケジュール	予算や配信スケジュールを設定
入札と最適化	最適化を行う「目標」を設定

広告セット名の設定

管理しやすい広告セット名を設定しましょう。

また、広告セットは多くなるので、「テンプレート作成」で法則性を持たせるのがおすすめです。

最適化を行うロケーションの設定

広告によって、ユーザーを誘導したい場所（WebサイトのLPやアプリ）を選択します。

選択した誘導先にユーザーを誘導できるように配信が最適化されます。

選択したキャンペーンの「目的」によって、選べるロケーションが以下のように異なります。

トラフィック	Webサイト/アプリ
リードジェネレーション	Webサイト/インスタントフォーム
アプリプロモーション	Webサイト/TikTokインスタントページ
ウェブサイトのコンバージョン	Webサイト/TikTokインスタントページ
商品販売	Webサイト/アプリ

プレースメントの設定

プレースメントとは、TikTok広告の「配信先」を決定する設定項目です。

実は、TikTok広告は「TikTok」だけでなく、「CapCut」や「Fizzo」といった関連アプリ、アドネットワーク「Pangle」を通した様々なアプリへと配信されます。

「自動プレースメント」を選べば、複数のアプリに最適な形式で配信されパフォーマンスも高い傾向にあるので、基本的には自動プレースメントを選んでください。

配信したくないアプリがある場合は、「手動プレースメント」を選び、除外するアプリを選択します。

また、詳細設定をクリックすることでさらに詳しい設定ができます。

ユーザーコメントや動画シェアの可否、Pangleブロックリストの設定などが行えます。

なお、基本的には初期設定で問題ありません。

オーディエンスターゲティングの設定

TikTok広告では、多様なターゲティング項目を活用することで、狙ったユーザー層へピンポイントに広告を届けることができます。

まず、大きく分類すると以下の4つのカテゴリーがあります。

カテゴリー	概要	設定項目例
デモグラフィック	ユーザーの基本的な「属性情報」に基づいてターゲティング	年齢、性別、地域、言語、購買力
ユーザーリスト	広告主が保有する顧客データなどを活用してターゲティング	ターゲットリスト、除外リスト
興味＆行動ターゲティング	ユーザーの興味やTikTok内での行動に基づいてターゲティング	興味のある分野、動画視聴態度など
デバイス	ユーザーが使用しているデバイスに基づいてターゲティング	OS、デバイス、キャリアなど

各カテゴリーについて、詳しく解説していきます。

デモグラフィック

デモグラフィックでは、ユーザーの年齢や性別など、「属性情報」に基づいてターゲティングが可能です。

画像内の項目が設定可能なので、広告配信するブランドの特性に合わせて設定を行いましょう。

当然ですが、狭くすればするほど精度は向上しますが、1表示にかかる費用は高くなるので、配信を行いながら効果測定を行い最適なバランスを見極めることが重要です。

ユーザーリスト

ユーザーリストでは、広告主が保有する顧客データなどを活用してターゲティングが可能です。

Google広告などのカスタムオーディエンスと同じ枠組みの機能になります。

例えば、Webサイトに過去に訪問したユーザーや顧客管理システムに登録された見込み客リスト、TikTok内でエンゲージメントのあったユ－ザーリストをアップロードすることで、指定したターゲットへの配信が可能です。

類似オーディエンスの作成もでき、既存の顧客と類似したターゲットリストを自動で作成し配信することができます。

また、配信除外リストにも対応しています。

対応可能なユーザーリストとは以下の通りです。

カスタマー（顧客）ファイル	見込み客や既存客リスト
エンゲージメント	TikTokの関連アプリでのアクションに基づくリスト
アプリイベント	自社アプリでのアクションに基づくリスト
ウェブサイトトラフィック	自社Webサイトでのアクションに基づくリスト
リードジェネレーション	インスタントフォームを閲覧または送信したリスト
ビジネスアカウント	TikTokのフォロー、プロフィール訪問等のリスト
ショップアクティビティ	TikTok Shop※でのアクションに基づくリスト

※2025年1月時点でTikTok Shopは日本で非対応です。

興味＆行動ターゲティング

興味＆行動ターゲティングでは、ユーザーの興味やTikTok内での行動に基づいてターゲティングが可能です。

ユーザーがどんなことに興味を持っているか、好みのTikTok動画は何か、どんなハッシュタグやクリエイターを好んでいるかなど、細かく設定できます。

また、BtoCサービスだけでなく、BtoBサービス用の設定項目も用意されています。

デバイス

ユーザーが使用しているデバイスやキャリア、通信環境に合わせたターゲティングも可能です。

以上がオーディエンスターゲティングの設定項目になります。

設定したオーディエンスは、保存しておくことで別の広告セットでも使用可能です。

予算とスケジュールの設定

予算とスケジュールでは、主に配信スケジュールを設定することができます。
（”予算”と記載ありますが、予算に関してはキャンペーン側で設定します。）

開始時間と終了時間の設定に加えて、掲載スケジュールも設定可能です。

ターゲットユーザーの行動特性を考え、広告が届きやすい時間に配信を行います。

注意点として、掲載スケジュールの設定に対する考え方はGoogle広告などとやや異なる点をおさえておきましょう。

検索エンジン（＆一部のSNS）と違い、TikTokを職場や学校でに見ている人はほとんどいないので、その点も理解したうえでスケジュール設定をするのが大切です。

入札と最適化

最後は、どのように入札を最適化するかを設定します。

前提として、TikTok広告のブランドオークション（運用型）広告はオークション（入札）形式。
競合の状況や目標設定に応じてリアルタイムで入札額を自動調整する機能が備わっています。

例えば、目標が「ランディングページ閲覧数」の場合、Webサイトに訪問する確率の高い、ユーザーに広告が表示されるよう入札額が調整されます。

運用目標に応じて、設定を行いましょう。

TikTok広告の出し方④：広告を作成する

最後に、TikTok広告で配信する「広告」を作成します。

広告の作成工程では以下のようなことを行います。

• 配信する広告の各種情報の設定
• 広告クリエイティブのアップロード
• 広告テキストの設定
• CTAテキストやCTAの設定
• トラッキングコードの設定

それでは、設定項目を順番に見ていきましょう。

広告名とIDの設定

広告名とIDを設定しましょう。

• 広告名：管理用の広告名です。
• ID：表示するアカウント名を決定することができます。（すでにTikTokアカウントがある場合紐づけも可能）

TikTok Spark Adsを利用する場合もここで設定を行います。

プロモーションの設定

プロモーションの設定では、配信する広告内容の設定をします。

具体的には、動画（画像）のアップロードや広告テキストの設定、誘導アクション（CTA）の設定を行います。

この段階で、広告クリエイティブ（配信する広告動画/画像）がない場合は、クリエイティブの制作を別途行うか、広告マネージャー上で動画を作成することができます。

なお、広告マネージャー上で動画が作成できるのは便利ですが、ある程度予算や時間をかけられるならTikTok広告動画の制作は、制作会社を利用するなど広告マネージャー外で行った方が成果は高いです。

また、入稿規定（動画のサイズなど）が決められています。

基本的には縦型動画が推奨されていて、アスペクト比は9:16、解像度は640×1136ピクセル以上が推奨値です。

プレビューを確認しながら作業ができるので、効果の高い広告を目指して作成をしましょう。

トラッキングの設定

最後に、TikTok広告の効果測定ができるようにトラッキングの設定をしましょう。

広告を作成したら「すべて公開」をクリックしてください。
設定内容に不足や誤りがある場合、エラーとして表示されます。

エラーが無ければ、続いてTikTok運営サイドによる審査が行われます。

TikTok広告の出し方⑤：審査を待つ

TikTok広告の「審査」は、TikTokプラットフォーム上に表示される広告が、コミュニティガイドラインや広告ポリシー に準拠しているかをチェックするプロセスです。

TikTokは、ユーザーにとって安全でポジティブな体験を提供するために、全ての広告に対して審査を行っています。

審査に関する情報を、以下にまとめました。

審査の流れ

TikTok広告は、システムによる「自動審査」⇒人間の手による「手動審査」という流れで審査が行われます。

審査基準

TikTok広告の審査基準は、以下の要素に基づいています。

• 広告ポリシー：禁止されている商品やサービス、表現、コンテンツなどに関するルール
• コミュニティガイドライン：TikTokコミュニティ全体で守るべきルール
• 広告の品質：広告の明確さ、正確性、関連性、完全性など
• ユーザーエクスペリエンス：ユーザーにとって有益で、不快感を与えない広告であるか
• 法的要件：著作権、商標権、プライバシーなどに関する法律

審査にかかる時間

TikTok広告の審査にかかる期間は、ほとんどの場合24時間以内です。

ただし場合によっては、数日かかることもあります。

審査にかかる時間は、広告の内容や複雑さ、審査の混雑状況などによって異なります。

審査落ちの原因と対処

TikTok広告の審査に落ちる主な原因は以下の通りです。

• 禁止されている商品やサービス：武器、タバコ、違法薬物、アダルトコンテンツなど
• 不適切なコンテンツ：暴力、差別、わいせつな表現など
• 誤解を招く情報：虚偽の主張、誇張表現など
• 低品質な広告：画質や音質が悪い、内容が不明瞭など
• 不適切なターゲティング：特定のグループを差別するようなターゲティング

審査に落ちたら、TikTokから修正依頼が届くので指示に従って修正し、再審査を依頼します。

審査を通過すれば、TikTok広告配信開始です。

TikTok広告を出した後は効果測定と改善を継続する

TikTok広告は、出稿して終わりではありません。

広告配信後も、広告マネージャー上の分析ツールや外部の効果測定ツールを使って結果を分析し、改善を繰り返すことが、成功への鍵となります。

まずは、効果測定に使用する主な指標を理解しておきましょう。

▼TikTok広告の効果測定に使用する主な指標一覧表

インプレッション数	広告が表示された回数
リーチ	広告に接触したユニークユーザー数
フリークエンシー	1人のユーザーが広告に接触した平均回数
ブランドリフト	ブランド認知度や好感度、購入意向などが向上した度合い
クリック率（CTR）	広告がクリックされた割合
動画視聴完了率	動画広告を最後まで視聴したユーザーの割合
平均視聴時間	ユーザーが動画広告を視聴した平均時間
コンバージョン数	商品購入や資料請求など目標とするアクションが行われた数
コンバージョン率（CVR）	コンバージョンにいたった割合
いいね・コメント数	広告につけられた「いいね」や「コメント」の数
シェア数	広告がシェアされた回数
フォロー数	広告をきっかけにアカウントをフォローしたユーザー数

広告配信の目的に応じた指標に注目し、効果測定を行いましょう。

なお、上記の指標のほとんどが最初からTikTok広告マネージャー上の分析ツールで調べることができます。

コンバージョンの測定のみ、別途「ピクセル」の設定が必要です。

TikTok広告のパフォーマンスを最大化するためのポイント

TikTok広告のパフォーマンスや費用対効果を最大化するためには、明確な目標設定、適切なターゲティング、魅力的なクリエイティブに加えて、効果測定と改善を繰り返すことで費用対効果を高められます。

以下のようなポイントをおさえておきましょう。

ターゲティングやクリエイティブ制作には高いスキルが求められるので、社内にノウハウやリソースがない場合は外部の信頼できるTikTok広告代理店を活用しましょう。

弊社シュワット株式会社でも、TikTok広告運用代行からTikTok広告クリエイティブ制作まで、「全領域」を強力に支援可能です。

TikTok広告出稿に関するよくある質問

ここでは、TikTok広告出稿に関するよくある質問に対してQ&A形式でお答えしていきます。

まとめ

ここまで、TikTok広告の出し方について解説してきました。

TikTok広告は以下の流れで簡単に始められます。

1. 広告マネージャーアカウントの作成
2. 広告キャンペーンの作成
3. 広告セットの作成
4. 広告の作成
5. 審査⇒配信開始

ただし、成功をするためには魅力的なクリエイティブや適切な配信設定が欠かせません。

高い専門スキルが求められるため、必要に応じて外部の信頼できるパートナーを活用しましょう。