TikTok広告の費用相場は?種類別の料金や課金形態をまとめました!

TikTok広告の費用
この記事でわかること
  • TikTok広告の種類別の費用相場
  • TikTok広告の配信費以外にかかる費用
  • TikTok広告の費用対効果を高める方法
  • TikTok広告予算の決め方
オウンドメディア運用コンサルタント紹介①渡邉志明

この記事の著者渡邉 志明(シュワット株式会社 代表取締役)

急成長中のデジタルマーケティング会社の経営者。
これまで、数々の事業者のSNS広告運用やSNSアカウント運用を支援しグロースを実現。
SEOによるWebサイトのグロースやインハウス化支援も得意。

急成長中のプラットフォームであるTikTokで広告を配信したいと考える企業はますます増えています。

TikTok広告を検討するにあたり、気になるのが費用面ではないでしょうか。

そこで今回は、TikTok広告にかかる費用を詳しく解説

5種類ある配信方法別の費用相場や配信費以外にかかる費用の他、コストパフォーマンスを高める方法や広告予算の決め方まで、プロの目線から詳しく解説しています。

TIkTok広告の費用にまつわることが丸わかりの記事となっているので、ぜひご一読ください!

TikTok広告をご検討中ですか?
  • TikTok広告運用を始めたいがノウハウが全くない
  • 広告クリエイティブを制作するリソースがない
  • 高い成果を創出したい

現在、上記のようなお困りごとがありましたら、TikTok広告で圧倒的な成果を創出してきた
我々『シュワット株式会社』へご相談ください。費用対効果やパフォーマンスの最大化を追求し、戦略設計から広告クリエイティブ制作、インハウス化支援まで、ニーズに合わせた最適なプランで強力にサポートいたします。

\TikTok広告で圧倒的な成果を創出する/
まずは相談してみる
目次

TikTok広告の費用相場や課金形態は種類によって大きく違う

TikTok広告の配信にかかる費用相場は課金形態は、選ぶ広告の種類によって違います。

TikTok広告には5種類の配信方法があり、それを大きく分類すると運用型広告純広告の2種類に分けられます。

運用型広告と純広告とで、費用や仕組みが大きく異なるのが特徴です。

大分類種類費用
運用型広告ブランドオークション広告予算を広告主が調整する
純広告起動画面広告500万円程度
インフィード広告42万円~
ハッシュタグチャレンジ広告1,000万円~
ブランドエフェクト広告597万円~

それぞれの費用や課金形態、特徴について詳しく見ていきましょう。

運用型広告の費用相場と課金形態

運用型広告とは、自分で広告アカウントを運用し、配信ターゲットや予算などを自由に設定する配信方法のことです。

予算を自由に広告主側で決められるのが特徴です。

純広告は高額なので、少額で始めたい場合や費用対効果にこだわりたい場合におすすめです。

課金形態は3通りあり、それぞれの意味や費用相場は以下のようになります。

課金形態意味費用相場
クリック課金広告のリンクをクリックされた回数に応じて課金数10円〜数100円/クリック
インプレッション課金広告が表示された回数に応じて課金(1000回表示あたりの単価)100円〜1000円/1000回表示
再生課金動画広告が一定時間再生された回数に応じて課金5円〜60円/再生

上記の費用相場はあくまで目安であり、オークション形式なので競合の配信数が多ければ、その分クリック単価やインプレッション単価は上がります。(少なければ下がります。)

なお、予算が自由に決められると述べましたが、「最低出稿金額」は設定されています。

1日あたりの最低出稿金額(最低日予算)は5,000円なので、それ以下の金額で配信ができないことを留意しておきましょう。

4種類の純広告の費用相場と課金形態

純広告の費用は、あらかじめTikTok側によって設定されています。

また、費用が高いので、予算をオーバーしている場合は運用型広告を選びましょう。

起動画面広告:500万円程度

起動画面広告は、TikTokアプリを開いた瞬間に表示される全画面広告です。
ユーザーの目に触れやすく、高いインパクトを与えられます。

課金形態はインプレッション課金型で、費用相場は500万円~/日程度です。

1日に1社限定の配信のため、広告枠の確保が難しく高額になっています。

一方で、インパクトが強いので、他の広告と比べて高い効果が見込めます。

短期間で、多くのユーザーにリーチしたい場合やブランド認知度向上を目的とする場合におすすめです。

インフィード広告:42万円~

TikTok広告のインフィード広告は、ユーザーの「おすすめ」フィードに表示される、自然な形でユーザーにアプローチできる広告です。(TikTokユーザーの多くはおすすめフィードの動画を見ています。)

課金形態は期間契約型(CPD)で、費用相場は42万円~/日です。

期間契約型とは、あらかじめ決められた期間、広告を掲載することで課金方式になります。

インフィード広告は、掲載位置や期間によって以下のように費用が異なります。

種類意味費用
TopView最初の広告として表示625万円/日
OneDayMaxおすすめフィードの4番目に表示300万円/日
BrandPremiumおすすめフィードの80番目に表示42万円/日

起動画面広告ほどは費用がかからないため、予算が限られている場合は、インフィード広告も選択肢です。

ハッシュタグチャレンジ広告:1,000万円~

TikTok広告のハッシュタグチャレンジ広告は、ユーザー参加型の広告で、特定のハッシュタグを付けて動画投稿を促し、大きなムーブメントを起こせる可能性を秘めた広告です。

課金形態は期間契約型(CPD)で、費用相場は1,000万円~です。

プランによって、以下のように費用が異なります。

プラン表示方法費用
ベーシックハッシュタグチャレンジおすすめフィード:3日間1,000万円
スタンダードチャレンジおすすめフィード:6日間
バナー:6日間
┗うち1日は1番目のバナーに表示
1,500万円
ハッシュタグチャレンジプラスおすすめフィード:5日間
バナー:5日間
┗うち2日は1番目のバナーに表示
1,700万円
バトルハッシュタグチャレンジ2種のバナーを表示可能
おすすめフィード:3日間
バナー:3日間
2,000万円

高額ですが、ユーザーが自ら動画を制作・投稿するため、広告感が少なく、自然な形で広告が拡散されるため、高い効果が期待できます。

ブランドへの共感や親近感が高まる効果も期待できるでしょう。

ブランドエフェクト広告:597万円~

TikTok広告のブランドエフェクト広告は、ARフィルターのようなエフェクトを独自に制作して配信できる広告です。

費用は以下の通り、種類によって異なります。

スタンダードエフェクト597万円~顔顔の装飾、フィルター、2Dのオブジェクトなど
アドバンスドエフェクト962万円~3Dオブジェクト、顔の変形、コスメティック、髪色チェンジなど

例えば、ポケモンではアドバンスドエフェクトで、以下のようにユーザーの動きに合わせてキャラクターの3Dアバターが踊るブランドエフェクトを配信しています。

ポケモンのブランドエフェクト広告事例
出典:「世界で1800万人が体験!ピカチュウがユーザーの全身の動きをリアルタイムで再現する世界初のブランドエフェクト」TikTok For Business

高額ですが、ユーザーがそのエフェクトを使って動画を撮影・共有することができ、ブランド体験の提供や共感の促進につなげられるのが魅力です。。

TikTok広告配信費以外にかかる費用もおさえておく

TikTok広告は、配信費以外にも以下のような費用がかかります。

  • 広告クリエイティブの制作費
  • 代理店手数料
  • ツール利用料
  • 人件費

それぞれ見ていきましょう。

広告クリエイティブの制作費

TikTok広告に配信する動画広告や画像の制作費が発生します。

動画制作

TikTokはショート動画アプリなので、基本的には広告クリティティブは動画がおすすめです。(画像も配信可能)

縦型ショート動画広告の制作費用相場は、以下の通りです。

種類費用相場動画のイメージ
簡易的な動画5,000円~3万円程度/本テンプレートや既存素材を活用したシンプルな動画。
撮影はスマホで済ませ、簡単な編集のみ行う
標準的な動画3万円~10万円程度/本ある程度のクオリティを求める場合
ロケ撮影や、ナレーション、BGMなどを含む場合
撮影は専用のカメラや機材を使用
高クオリティな動画10万円~数百万円程度/本凝った演出や高度な編集、アニメーションなどを加える場合
プロの俳優や声優を起用する場合

動画の尺や求めるクオリティ、撮影内容、キャスティングの有無によって費用が変動します。

TikTok広告はクリエイティブが特に重要なので、動画の質は予算内で出来る限りこだわるのがおすすめです。

画像制作

静止画広告や動画広告のサムネイルなど、画像制作が必要な場合もあります。

費用は動画制作に比べて安価ですが、クオリティによって数千円から数万円程度かかります。

音楽制作

広告に使用する音楽は、著作権フリーのものを使用するか、ライセンスを取得する必要があります。

費用は楽曲や利用条件によって異なります。

代理店手数料

TikTok広告運用を代理店に依頼する場合、手数料が発生します。

手数料は、広告費の一定割合や固定金額など代理店によって異なりますが、相場は広告費の20%です。

例えば、TikTok広告(運用型広告)で100万円分の広告配信を行った場合、代理店手数料は20万円になります。

したがって配信にかかる総額は120万円です。(他にも広告制作費がかかります。)

ツール利用料

TikTok広告の効果測定ツールや広告運用ツールなどを使用する場合、利用料が発生します。

費用は、無料のものから月額数万円まで様々です。

なお、現状TikTok広告に関連したツールはTikTok公式の無料ツールが中心で、サードパーティーのツールはそこまで多くありません。(導入の必要性もそこまで高くありません。)

人件費

TikTok広告運用を自社で行う場合、担当者の人件費が発生します。

広告運用には、企画立案、クリエイティブ制作、配信設定、効果測定、改善など、様々な業務が必要です。

担当者のスキルや経験によって人件費は異なりますが、広告運用に専念させる場合は、それなりの人件費を見込む必要があります。

したがって、代理店に任せた方が費用対効果的に優れている場合もあります。

どちらがコスパが良いかについては、記事後半「TikTok広告の代理店運用と自社運用のどちらがコスパが良いか比較」で解説しています。

シュワット株式会社のTikTok広告支援サービスをチェック

TikTok広告の費用対効果を高める方法

TikTok広告の費用対効果を高める方法としては、主に以下のようなものが挙げられます。

  • 適切な目標やKPIを設定する
  • 魅力的な広告クリエイティブを制作する
  • 最適なターゲティングをする
  • A/Bテストを実施する
  • TikTokのトレンドを把握する
  • 効果測定と改善を継続する

それぞれ解説していきます。

適切な目標やKPIを設定する

TikTok広告を始める前に、まず「何を達成したいのか」を明確にしましょう。

主な目標の例は以下の通りです。

  • 認知度向上:ブランドや商品を多くの人に知ってもらう
  • Webサイトへのトラフィック増加:広告から自社サイトへ誘導し、アクセス数を増やす
  • アプリのインストール促進:アプリのダウンロード数を増やす
  • 商品購入/リード獲得:広告から誘導した先のLP等でコンバージョンを獲得する

目標が決まったら、それに応じた適切なKPI(重要業績評価指標)を設定しましょう。

例えば、Webサイトへのトラフィック増加を目標とするなら、クリック数や流入後のコンバージョン率、CPA、ROASなどをKPIとして設定する必要があります。

明確な目標とKPIがあることで、広告の効果測定や改善ができるようになり、費用対効果向上につながります。

魅力的な広告クリエイティブを制作する

TikTokは、ユーザーが短い動画を楽しむプラットフォームです。

広告クリエイティブは、ユーザーの心を掴み、商品やサービスの魅力が伝わる質の高いものでなければなりません。

特に、TikTok広告では次々の流れるショート動画の中に広告が溶け込むような仕様なので、冒頭1~3秒でユーザーを惹きつけることが重要です。

すぐに動画をスクロールしてしまうため、最初の1秒~3秒で興味を引くクリエイティブの作成をこころがけましょう。

最適なターゲティングをする

TikTok広告では、細かくターゲティングが行えます。

自社の商品/サービスのターゲットに広告が届けられるように最適なターゲティングをすることが大切です。

ターゲティングでは以下のような項目を設定することができます。

カテゴリー概要設定項目例
デモグラフィックユーザーの基本的な「属性情報」に基づいてターゲティング年齢、性別、地域、言語、購買力
ユーザーリスト広告主が保有する顧客データなどを活用してターゲティングターゲットリスト、除外リスト
興味&行動ターゲティングユーザーの興味やTikTok内での行動に基づいてターゲティング興味のある分野、動画視聴態度など
デバイスユーザーが使用しているデバイスに基づいてターゲティングOS、デバイス、キャリアなど

最適なターゲティングをして、広告の費用対効果を高めましょう。

渡邉

TikTok広告のターゲティングはFacebook広告に似ています。

A/Bテストを実施する

複数のターゲティングや広告クリエイティブを試してより費用対効果の高いものを見極める、A/Bテストの実施も選択肢です。

TikTok広告マネージャーには、スプリットテストというA/Bテストを実施する機能が搭載されています。

複数種類のターゲティングや広告クリエイティブで配信して、データを蓄積、もっとも成果の高い配信を行うことが可能です。

TikTokのトレンドを把握する

TikTokのトレンドは常に(目まぐるしく)変化しています。

最新のトレンドを把握し、広告クリエイティブに反映することで、ユーザーの関心を引き付けることができます。

例えば、流行りのハッシュタグやチャレンジ、エフェクトなどを活用してみましょう。

効果測定と改善を継続する

TikTok広告の配信で得られたデータを確認し、適切な効果測定を行いましょう。

目標に応じて、インプレッション数やクリック数、CTR、コンバージョン数、CVRなど、適切な指標を確認してください。

効果測定をしたうえで、ターゲティングや予算、広告クリエイティブを改善していくことが大切です。

シュワット株式会社のTikTok広告支援サービスをチェック

TikTok広告の代理店運用と自社運用のどちらがコスパが良いか比較

TikTok広告の運用は広告代理店と自社運用どちらが良いのでしょうか。

コスパやそれぞれの違いを比較していきます。

なお、結論から言うと一概にどちらが良いとは言えません
それぞれのメリット・デメリット、そして自社の状況を考慮して判断する必要があります。

TikTok広告代理店運用のメリット・デメリット

TikTok広告代理店とは、企業の代わりにTikTok広告の運用を代行してくれる会社のことです。

メリット・デメリットをまとめると以下のようになります。

メリット

  • 専門知識やノウハウを持つ担当者が運用するため、効果的な広告展開が期待できる。
  • 最新情報やトレンドに精通している。
  • 広告運用業務をアウトソーシングできるため、自社の時間やリソースを他の業務に集中できる。
  • 詳細な効果測定レポートを提供してくれるため、改善点を見つけやすい。
  • 困ったことがあれば、すぐに相談できるサポート体制がある。

デメリット

  • 代理店によっては、担当者の質に差がある場合もある。
  • 依頼内容によっては、自社で運用するよりも費用が高くなる場合がある。
  • 代理店とのコミュニケーション不足や認識のずれ、依頼からのタイムラグが生じる可能性もある。

自社運用のメリット・デメリット

自社で広告運用するメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

  • 代理店手数料がかからない。
  • 自社のニーズに合わせて、柔軟に広告運用を行える。
  • 広告に関する情報を社内で一元管理できる。
  • 運用を通して、自社にノウハウが蓄積される。

デメリット

  • 担当者の人件費や教育費用が発生する。
  • 運用ノウハウの習得に時間と労力がかかる。
  • 最新情報やトレンドのキャッチアップが難しい場合もある。
  • 効果的な運用を行うには、担当者のスキルアップが必要。

違いまとめ表

両社の違いを表にまとめました。

項目代理店運用代理店運用
費用場合による場合による
スキル×
効率性×
柔軟性×
スピード
効果測定
サポート×
ノウハウ蓄積×

ここまでの情報を踏まえて、以下の点を考慮して判断しましょう。

  • 予算:予算がかなり限られている場合は、自社運用がおすすめです。
  • 人材:広告運用に精通した人材が社内にいない場合は、代理店がおすすめです。
  • 時間:広告運用にかけられる時間がない場合は、代理店運用を検討しましょう。
  • 目的:ブランド認知度向上など、高い広告効果を求める場合は、代理店に依頼する方が良いでしょう。
  • ノウハウ:自社にノウハウを蓄積したい場合は、自社運用も選択肢となります。

また、代理店に一部の業務だけを依頼し、残りを自社で運用するハイブリッド型も選択肢です。

さらに、代理店選びも費用対効果に大きな影響を与えるため非常に重要です。
十分なスキルを持つ、信頼できる代理店を選ぶようにしましょう。

シュワット株式会社のTikTok広告支援サービスをチェック

TikTok広告にどれくらい費用を使うかを決めるための考えること

TikTok広告にどれくらい費用を使うかを決めるためには、以下のようなことを考えておきましょう。

  • 目標から逆算で広告予算を決める
  • 撤退のタイミングを事前に決めておく

それぞれ解説していきます。

目標から逆算で広告予算を決める

どの程度の成果を目標としているか整理し、そこから逆算で広告費用を決めるのがおすすめです。

例えば、認知度拡大が目的であればどの程度の人にリーチしたいか、アプリインストールが目的であれば何件インストールしてほしいかを考えてみましょう。

そのうえで、過去の配信データや業界の平均値(平均インプレッション単価や平均CVR値など)を参考に、目標達成に必要な予算を算出してください。

例えば、CVが目標であれば目標CPA(顧客獲得単価)と目標CV数が決まれば、以下のように予算が算出可能です。

目標CPA(顧客獲得単価)×目標CV数=広告予算

なお、初めての配信だと、過去データや業界データを持っていないため、目標CPAなどの算出が難しいです。

代理店であればデータを持っている場合も多いので、予算が決まっていない段階で一度相談してみるのもおすすめです。

撤退のタイミングを事前に決めておく

TikTok広告と商材の相性が悪い場合や競合が多くCPAが高騰している場合など、想定より費用対効果が悪くなるケースも想定されます。

そのような場合、無駄に予算を垂れ流し続けるということにならないように、撤退タイミングをあらかじめ決めておくことが大切です。

ただし、TikTok広告は配信初期段階では費用対効果が悪く、2~3カ月(場合によっては4~6ヶ月)配信を続けることで機会学習や配信方法の改善が進み、費用対効果が良くなる傾向にあります。

したがって、撤退ラインを早く設定しすぎないように注意が必要です。

TikTok広告の費用に関するよくある質問

TikTok広告の費用に関するよくある質問に対して、Q&A形式でお答えしていきます。

TikTok広告の費用に消費税は含まれていますか?

いいえ、表示されているTikTok広告費用には消費税は含まれていません。

請求時に別途消費税が加算されますのでご注意ください。

なお、消費税の取り扱いには、リバースチャージ方式という特殊なルールが適用されるのでご注意ください。

リバースチャージ方式とは?

通常、事業者が商品やサービスを提供する際、顧客から消費税を受け取り、それを税務署に納めます。

しかし、リバースチャージ方式では、サービスを受ける側(つまり、TikTok広告を出稿する企業)が消費税を計算し、納税することになります。

これは、TikTokが海外企業であるため、日本の消費税法の適用が難しいという事情によるものです。

したがって、具体的には以下のような方式で消費税を支払うことになります。

  • TikTokから発行される請求書には、消費税は含まれません。
  • 広告を出稿した企業は、自社の会計処理において消費税を計算し、申告・納税する必要があります。

なお、課税売上割合が95%以上の事業者の場合、原則として支払った消費税は全額控除することができます。

TikTok広告費用の支払い方法は?

TikTok広告費用の支払い方法は、3種類あります。

①手動支払い(前払い)

手動支払いは前払い式で広告配信をする前に、全額指定の銀行口座に入金する方式です。

支払いは、クレジットカード、銀行振込に対応しています。

②自動支払い(後払い)

自動支払いは後払い式で、クレジットカードまたはデビットカードを登録し、配信した広告費用が自動的に引き落としされる方法です。

事前にチャージする必要がなく、設定も簡単なので、多くの広告主がこの方法を利用しています。

なお、利用可能なクレジットカードブランドは、VISA、Mastercard、American Express、JCBなどです。

③月次請求

月次請求は限られた広告主だけが利用できる支払い方法で、月毎に発行される請求書に沿って支払う方式です。

請求書の日付から30日以内に支払う必要があります。

月次請求を希望する場合は、TikTokに問い合わせてください。

参考:「利用可能なTikTokの請求オプション」TikTokビジネスヘルプセンター

TikTok広告の最低出稿金額は?

ikTok広告の最低出稿金額は、広告の種類や課金方式によって異なります。

  • 運用型広告:1日の最低出稿金額は5,000円からです。
  • 起動画面広告:最低出稿金額は500万円からです。
  • インフィード広告:最低出稿金額は42万円からです。
  • ハッシュタグチャレンジ広告:最低出稿金額は1,000万円からです。
  • ブランドエフェクト広告:最低出稿金額は597万円からです。

TikTok広告の出し方は?

TikTok広告は、以下のような流れで出すことができます。

  1. 広告マネージャーアカウントの作成
  2. 広告キャンペーンの作成(予算等の決定)
  3. 広告セットの作成(ターゲティング等の決定)
  4. 広告の作成(クリエイティブの決定)
  5. 審査
  6. 配信開始

なお、TikTok広告の出し方について詳しくは下記の記事をご覧ください。

まとめ

ここまで、TikTok広告の費用について様々な観点から解説してきました。

改めて、費用相場をまとめると以下のようになります。

大分類種類費用
運用型広告ブランドオークション広告予算を広告主が調整する
純広告起動画面広告500万円程度
インフィード広告42万円~
ハッシュタグチャレンジ広告1,000万円~
ブランドエフェクト広告597万円~

上記の他、広告クリエイティブの制作費や代理店手数料等も発生することをおさえておきましょう。

また、適切なターゲティングや魅力的なクリエイティブ次第で費用対効果は大きく変動します。

社内にノウハウがないという場合は、外部の信頼できるパートナーの活用もおすすめです。

TikTok広告をご検討中ですか?
  • TikTok広告運用を始めたいがノウハウが全くない
  • 広告クリエイティブを制作するリソースがない
  • 高い成果を創出したい

現在、上記のようなお困りごとがありましたら、TikTok広告で圧倒的な成果を創出してきた
我々『シュワット株式会社』へご相談ください。費用対効果やパフォーマンスの最大化を追求し、戦略設計から広告クリエイティブ制作、インハウス化支援まで、ニーズに合わせた最適なプランで強力にサポートいたします。

\TikTok広告で圧倒的な成果を創出する/
まずは相談してみる
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

渡邉 志明のアバター 渡邉 志明 代表取締役

急成長中のデジタルマーケティング会社「シュワット株式会社」の代表取締役。
これまで、数々の事業者のSNS広告運用やSNSアカウント運用を支援しグロースを実現。SEOによるWebサイトのグロースやインハウス化支援も得意。

目次