SEOの効果はどれくらい?効果が出るまでの期間や成功ポイントを解説

SEOの効果

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この記事でわかること
  • SEOの効果はどれくらいあるのか?具体的な事例付きで紹介
  • SEOで効果が出るまでの期間
  • SEOで狙った効果を出すための成功ポイント
  • SEOの効果を測定する方法
オウンドメディア運用コンサルタント紹介①渡邉志明

この記事の著者渡邉 志明(シュワット株式会社 代表取締役)

これまで複数のWebサイトの立ち上げ~黒字化にPM・SEO責任者として携わる。コンテンツSEOによるメディアのグロースやインハウス化支援も得意。

「SEO対策ってどれくらい効果があるんだろう?」
「本当にこのまま続けて意味があるのだろうか?」

これからSEOを始めるにあたり、どれくらいの期間でどんな効果が得られるのか、具体的なイメージが湧かずに一歩を踏み出せずにいる方は多いのではないでしょうか。

結論から言うと、正しい手順で継続すれば、SEOは広告費に頼らずに集客を増やし、ビジネスを大きく成長させる非常に強力な一手となります。

この記事では、数々のWebサイトのSEO対策を支援してきた知見を基に、SEOがもたらす具体的な4つの効果から、成果が出るまでのリアルな期間、そして明日から実践できる成功のポイントまで、あなたの疑問がすべて解決するよう丁寧に解説します。

着実に成果を出し、Webサイトを自社の「資産」に変えたい方は、ぜひこのまま読み進めてください。

SEO対策にお困りではないですか?
  • 狙ったキーワードで検索上位がとれていない
  • 戦略的にSEO対策をしたい
  • 検索順位改善だけでなく売上・利益にもつなげたい

現在、上記のようなお困りごとがありましたら、SEOコンサルティングで圧倒的な成果を創出してきた我々『シュワット株式会社』へご相談ください。SEO対策にとどまらず売上・利益などビジネス的な成果を追求し、戦略設計から施策の実行、インハウス化支援まで、ニーズに合わせた最適なプランで強力にサポートいたします。

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目次

そもそもSEO対策とは?

SEO対策とは、Webサイトが検索エンジンの検索結果でより上位に表示されるようにする施策のことです。

ユーザーは検索した際、基本的に表示された結果のうち上位にあるページから見ていきます。

そのため、SEO対策に成功し、検索上位に表示されることでWebサイトへのアクセス数を大きく向上させることができるのです。

うまく行うことで、高い効果が得られるため、現代のデジタルマーケティングにおける主要な施策の一つとなっています。

なお、SEO対策とは何か、より詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

SEOの主な効果

それでは、SEOの効果について、以下の4つのポイントから具体的にみていきましょう。

  • 集客力の向上
  • ブランド認知度&信頼性の向上
  • 広告費削減
  • サイトの資産価値向上

それぞれ、具体例を挙げながら解説していきます。

集客力の向上

SEO対策によって最も特筆すべき効果の一つが、「集客力の向上」です。

検索エンジンで上位表示されると、Webサイトはユーザーの目に留まりやすくなり、アクセス数やコンバージョン(商品購入やサービスの利用網鋳込み)数が飛躍的に増加します。

実際、弊社のSEO記事制作サービス「記事作成代行ウルトラ」も、「SEO記事制作」と検索すると、以下のように1位に表示され毎月多数の、ページへのアクセスとお問い合わせをいただいています。

SEO記事制作で1位に表示されている事例

実際、Googleの検索結果で1位に表示されたサイトのクリック率は約8%前後ですが、2位では約3%、3位では約2%と順位が下がるごとに大きく減少し、10位ではわずか0.4%にまで落ち込みます。

さらに、検索結果の2ページ目以降のサイトは、ほとんどクリックされることはありません。

順位クリック率
1位8.17%
2位3.82%
3位2.43%
4位1.63%
5位1.11%
6位0.84%
7位0.67%
8位0.54%
9位0.52%
10位0.44%

例えば、ECサイトであれば1位に表示されているサイトと10位のサイトではクリック数、すなわちアクセス数に約19倍の差が生まれています。つまり単純計算、SEO経由の売り上げも19倍以上と大きな差がつくのです。

このように、SEOで検索順位を上げることは、集客の強化に直結します。

ブランド認知度&信頼性の向上

先の通り、SEO対策は、Webサイトが検索結果の上位に表示されることで、多くのユーザーの目に触れる機会が増えます。

これにより、企業やサービスの「ブランド認知度向上」にも、大きく貢献します。

ユーザーは検索結果で、サイトの名前やロゴ、提供している情報を繰り返し目にすることになります。結果的にターゲット顧客に対してブランドの存在を強く印象づけることができるのです。

特に、特定のテーマの複数のキーワードで常に上位に表示されるようになると、「この分野といえば〇〇(サイト名や企業名)だ」というように、その分野における権威性や信頼性の向上にもつながるでしょう。

実際、弊社も「SEO」や「記事制作」に関連する多数のキーワードで検索上位表示されており、ブランド認知拡大に大きな効果を得られています。

例えば、「外壁塗装 SEO」という外壁塗装会社がSEOに取り組みたいと考えた際に検索するキーワードで上位に表示されており、外壁塗装会社からの認知獲得につなげられています。

また、サイト内のコンテンツを通じて、信頼性の高い情報を提供し続けることは、ブランドイメージの向上や競合との差別化にもつながるでしょう。

このように、SEOはアクセスが増えるだけでなく、長期的な視点でブランドを育成し、市場におけるポジションを確立するための重要な戦略の一つと言えます。

広告費削減

SEO対策は、リスティング広告などの有料広告とは異なり、クリックごとに費用が発生しません。

加えて、検索順位が一度上がれば、その効果はしばらく継続するため、広告費をかけずに安定したアクセスが見込めます。

例えば、これまで毎月10万円をかけてリスティング広告を出稿していたとします。

SEO対策を強化し、そのキーワードで上位表示されるようになれば、広告費を削減しながらも同等、あるいはそれ以上のアクセス数と集客効果を維持できる可能性があります。

例えば、過去に弊社で支援した弁護士事務所が問い合わせ獲得のために、広告とSEOそれぞれ行った場合の結果は下記の通りでした。なお、広告運用におけるCPA(顧客獲得単価)は1万円としています。

手法項目1ヵ月目2ヵ月目3ヵ月目4ヵ月目5ヵ月目6ヵ月目7ヵ月目nヵ月目
広告問い合わせ数20件20件20件20件20件20件20件20件
費用20万円20万円20万円20万円20万円20万円20万円20万円
SEO問い合わせ数0件0件0件5件10件20件30件30件
費用30万円20万円10万円5万円5万円5万円5万円5万円

表のとおり、SEOは立ち上がりに時間がかかりましたが、6ヶ月目以降では、広告を大きく上回る費用対効果となりました。

これは特に、広告予算に限りがある中小企業にとって非常に大きなメリットです。
また、大企業でも、費用対効果の高い施策として社内で評価されやすくなるでしょう。

渡邉

ただし、広告は短期的に効果が出るだけでなく、SEOとの相乗効果もあるので商材次第ですが、基本はどちらも取り組むのがおすすめです。

サイトの資産価値向上

SEO対策を適切に行うことは、単にアクセスを増やすだけでなく、Webサイト自体の資産価値を向上させます。

SEOによってGoogleなどの検索エンジンからの評価が高まると、「ドメインパワー(ドメインレート)」が向上します。

ドメインパワーとは、そのWebサイトの「信頼度」や「人気度」を示すスコアだと思ってください。現実世界で言うなら、お店の「評判」や「ブランド力」に近いものです。

  • ドメインパワーが弱いサイト:昨日オープンしたばかりの、まだ誰も知らないお店
  • ドメインパワーが強いサイト:何十年も続いている、いつも行列ができている老舗のデパート

どちらのお店の商品が「信頼できそう」と感じるでしょうか?多くの人は後者の老舗デパートを選ぶと思います。

検索エンジン(特にGoogle)も同じように、ドメインパワーが強いサイトを「信頼できる、価値の高いサイトだ」と判断し、検索結果で上位に表示させやすくなる傾向があります。

したがって、SEOを正しく進めドメインパワーが高くなると、将来的に新しく事業を展開した際などにも、スピーディーにSEOを使ってユーザーの集客をすることができるようになります。

つまり、SEOに正しく取り組んだサイトは、企業にとっての大きな資産となるのです。

SEOの効果でビジネスが成功した事例

食べログ

食べログ
出典:食べログ

食べログは、日本最大級のレストラン検索・予約サイトです。

現在の圧倒的な地位は、ユーザー投稿型のコンテンツを最大限に活用した高度なSEO戦略によって築かれました。

月間の検索流入数は、実に4,000万件以上※。年間売り上げは約278億円で、多くの集客をSEOによって担っているため、いかにSEOの効果が絶大なものであるかわかるでしょう。

運営会社である「株式会社カカクコム」の大きな成長にも貢献しています。

「新宿 ランチ」など、地域系のキーワードだけでなく、「ラーメン」「ピザ」など料理の単キーワードでも1位や2位と高い順位をとれており、SEO自体でも圧倒的な成功を収めている事例です。

シュワット株式会社(弊社)

シュワット株式会社

食べログは大手企業におけるSEOの効果事例ですが、SEOはスタートアップでも高い効果を生み出すことができます。

実際、弊社シュワット株式会社は、デジタルマーケティング支援を行う設立3期目のスタートアップですが、SEOでの成功により、急成長を続けることができています。

例えば、SEO記事制作代行サービス「記事作成代行ウルトラ」では、「SEO記事制作」と検索した際に現在1位に表示されており、毎月多数の問い合わせをいただいています。

SEO記事制作での検索結果の例

記事制作の受注数も、サービス開始1年強で月間2,000記事を超えるなど、SEOの効果で短期で業界のトップクラスのサービスへと成長することができました。

会社規模が小さく予算が限られていても、正しい取り組みをすれば、SEOの効果は十分に得られるのです。

SEOの効果が出るまでの期間の目安は?

SEO対策の効果が目に見えるようになるまでの期間は、Webサイトの状況や競合の強さ、実施する施策の内容によって大きく異なりますが、一般的な目安としては以下のようになります。

新規サイトの場合:半年〜1年以上が一般的

  • 立ち上げたばかりのサイトは、検索エンジンからの信頼性や専門性がまだ確立されていません。そのため、Googleがサイトを認識し、評価するまでに時間がかかります。
  • 「サンドボックス期間」と呼ばれる、新規サイトが検索エンジンに慎重に評価される期間があるため、焦らずにコンテンツを積み重ねることが重要です。

既存サイトの改善の場合:3ヶ月〜半年で兆候が見え始めることも

  • すでに運営されているサイトは、ある程度のドメインパワーやコンテンツが蓄積されているため、新規サイトよりも早く効果が見え始める傾向があります。
  • 特に、技術的な問題の改善(内部対策)や、質の高いコンテンツの追加・改善は、比較的短期間で効果に繋がりやすい施策です。
渡邉

ただし、高いレベルのSEOノウハウがあれば、新規サイトで3ヶ月程度、既存サイトでは1ヶ月程度で効果を出せる場合もあります。

なぜ時間がかかる?

SEOの効果がでるまでに時間がかかる主な理由は、以下の3つです。

検索エンジンの評価プロセスGoogleなどの検索エンジンが、サイトの変更を「クロール(巡回)」し、「インデックス(登録)」し、他の何十億ものページと比較して「評価」するまでに時間がかかります。
競合サイトとの相対的な評価検索順位は相対的なものです。SEO対策をしても、競合サイトも同時に対策を行っているため、その中で優位に立つには継続的な努力が必要です。
ユーザーの反応を見る必要性検索エンジンは、ユーザーがサイト上でどのように行動しているか(滞在時間、直帰率、クリック率など)も評価基準の一つにしています。ユーザーのポジティブな反応が集まるまでには、ある程度の時間が必要です。
渡邉

短期で今すぐ売り上げを出したいという場合には、広告やテレアポなど、別の手段を講じるようにしましょう。

SEOで狙った効果を出すための成功ポイント・取り組み方

それでは、SEOで狙った効果を出すための取り組み方について、以下の3つのポイントから具体的にみていきましょう。

  • コンテンツの充実
  • 被リンクの獲得
  • こまめな記事の投稿・更新

それぞれ、具体例を挙げながら解説していきます。

コンテンツの充実

SEOにおける最も重要な要素は、ユーザーにとって価値のある高品質なコンテンツをWebサイト内に充実させることです。

そもそも前提として検索エンジンとは、ユーザーが検索を通して解決したい疑問や課題に対して、最も有用でユーザーの役に立つ形で応えられているページをランキング形式で表示するシステムです。

例えば、「犬 飼い方」と検索すると、犬の飼い方について解説した記事がずらっと並びます。
また、「東京駅 焼肉屋」と検索すると、東京駅にある焼き肉屋のホームページや焼き肉屋をまとめた食べログなどのポータルサイトが上位に並びます。

このように、ユーザーの検索により良いページをランキング形式で並べるシステムである以上、SEOに取り組む側も、ターゲットユーザーが検索を行った際に自社のページが上位表示されるように、サイト内に様々なコンテンツを充実させることが重要なのです。

例えば、皮膚科のクリニックであれば、自院の特徴や診療時間といった基本情報だけでなく、患者が検索する「ニキビ 治し方」や「火傷 治療」といったキーワードに応えたコンテンツを充実させることが重要です。

こうした、コンテンツを充実させてSEO対策をすることを、コンテンツSEOと呼びます。
コンテンツSEOは現在のSEO対策において、最も重要かつ比重の大きい施策です。

詳しく知りたい方は、下記の記事をチェックしてみてください。

被リンクの獲得

被リンクの獲得とは、他のWebサイトから自社のサイトへ向けてリンクを設置してもらうことを指します。
現在のSEO対策においても引き続き、非常に重要な要素の一つです。

そもそも前提として、Googleなどの検索エンジンは「より多くの、質の高いサイトから支持されている(リンクされている)サイトは、信頼性が高く、ユーザーにとっても有益な情報源である」と判断します。

これは、現実世界で良い口コミの多いお店が利用されやすいのと同じようなイメージです。

例えば、ある健康情報サイトの記事が、大学病院や公的な医療研究機関のサイトから「参考情報」としてリンクされたとします。

検索エンジンはこれを「専門家や権威のある組織が認めた、信頼できるコンテンツ」と評価し、その記事の検索順位を上げる可能性が大きく高まります。

このように、検索エンジンからの評価を高めるためには、質の高い被リンクを獲得することが重要です。

被リンクについて詳しく知りたい方は、下記の記事をチェックしてください。

こまめな記事の投稿・更新

Webサイトは、一度作ったら終わりではありません。

質の高い記事を公開した後も、サイト全体を常に「新鮮な状態」に保ち続けることが、SEO効果を持続・向上させる上で極めて重要です。

そもそも前提として、検索エンジンはユーザーに常に最新で正確な情報を提供することを目指しています。

そのため、長期間放置されているサイトよりも、定期的に新しい情報が追加されたり、既存の情報が更新されたりしているサイトを「活発に運営され、信頼性が高い」と評価する傾向があります。

また、活発なサイトには検索エンジンの情報収集ロボット(クローラー)が頻繁に訪れるようになり、新しい情報が素早く検索結果に反映されやすくなるというメリットもあります。

例えば、「2025年 おすすめ 最新スマートフォン」と検索したユーザーは、2023年の情報が書かれた記事では満足できませんよね。また、法律や補助金の制度に関する記事は、情報が古いままだと誤った情報を与えてしまい、サイトの信頼性を大きく損ないます。

このように、ユーザーと検索エンジンの両方から評価され続けるためには、継続的な記事の投稿や更新が不可欠なのです。

では、どのような記事をどのくらい作成すればよいのか、詳しく知りたい方は下記の記事をチェックしてください。

SEOでやってはいけないこと

それでは、SEOでやってはいけないことについて、以下の3つのポイントから具体的にみていきましょう。

  • キーワードの過剰な詰め込み
  • コピーコンテンツの作成
  • 不自然な被リンクの大量獲得

それぞれ、具体例を挙げながら解説していきます。

キーワードの過剰な詰め込み

コンテンツ内に不自然なほどキーワードを詰め込むと、読みにくいだけでなく、検索エンジンにスパムと判断され順位が大幅に下落する原因となるので、絶対にやってはいけません。

キーワードの過剰な詰め込み(=キーワードスタッフィング)が、どの程度からスパム対象になるのか、詳しくは下記の記事をご覧ください。

コピーコンテンツの作成

他サイトのコンテンツを丸ごとコピーしたり、自サイト内でほぼ同じ内容のページを複数作成したりしないようにしましょう。

オリジナル性のないコンテンツは検索エンジンに評価されず、加えて、ペナルティの対象となることがあります。

また、そもそも著作権の侵害になることもあるので、注意しましょう。

不自然な被リンクの大量獲得

前章で紹介した通り被リンクは大切ですが、自作自演のリンク(自分で複数の意味のないサイトを作って被リンクをお互いに貼る)や、低品質なサイトからの購入リンクなど、検索エンジンを欺く目的で不自然に被リンクを増やす行為はやってはいけません。

Googleのガイドラインに違反し、手動ペナルティやアルゴリズムによる大幅な順位下落につながります。

どんな被リンクがペナルティの対象になるのか、詳しくは下記の記事をご覧ください。

SEOの効果を測定する方法

それでは、SEOの効果を測定する方法について、以下の3つのポイントから具体的にみていきましょう。

  • 見るべき主な手法
  • 効果測定に役立つツール
  • 具体的な手順

それぞれ、具体例を挙げながら解説していきます。

見るべき主な指標

SEOの効果を測る際は、最低限、以下の指標を定期的にチェックしましょう。

指標内容効果
検索順位対策キーワードで自社サイトが検索結果の何位に表示されているか。直接的な成果指標であり、上位表示されているキーワードが増えれば、アクセス増に直結します。Google Search Consoleでキーワードごとの順位変動を確認できます。
クリック数・表示回数検索結果に表示された回数(表示回数)と、そこから実際にクリックされてサイトに流入した数(クリック数)。ユーザーの目に触れる機会と、実際にサイトへ誘導できた数を把握できます。特にクリック率は、検索結果でのタイトルやディスクリプションの魅力度を示します。
コンバージョン数サイト訪問者が目標とする行動(商品購入、問い合わせ、資料ダウンロード、会員登録など)を達成した数。SEOがビジネス目標達成にどれだけ貢献しているかを示す、最もビジネスに近い指標です。いくらアクセスが増えても、それがビジネスに繋がらなければ意味がありません。

上記の他にも、以下のような指標をチェックするとなおよいです。

  • エンゲージメント率:サイトを訪れた回数のうち、ユーザーが意味のある行動を取った訪問数の割合
  • インデックス数:自社サイトのうち、Googleなどの検索エンジンがデータベースに登録しているページの総数
  • 滞在時間:ユーザーがWebページを実際に画面の前面に表示して操作していた時間の平均
  • 離脱率:ユーザーのサイト内回遊における「最後のページ」になった割合
渡邉

SEOをせっかくやったのに効果測定しないのは本末転倒です。効果測定は必ず行うようにしてくださいね。

効果測定に役立つツール

無料で使えるGoogle公式ツールと、より詳細な分析が可能な有料ツールを組み合わせるのがおすすめです。

ツール名概要機能
Google Search Console(GSC)Googleからの評価を直接確認できる唯一のツールであり、SEO対策の根幹となる無料ツール。サイトの検索パフォーマンス(キーワードごとの表示回数・クリック数・順位)、インデックス状況、クローラーのエラー、サイトマップ登録、モバイルユーザビリティ問題の確認
Google Analytics 4(GA4)サイト全体のトラフィックやユーザー行動を把握し、ビジネス目標達成への貢献度を測るための必須ツール。ウェブサイトへのアクセス状況(ユーザー数、セッション数、ページビュー数)、ユーザーの行動(滞在時間、直帰率、閲覧経路)、コンバージョン数などを分析。
Ahrefs / SEMrush など(有料ツール)競合優位性を築くための戦略策定や、自社サイトの深い課題特定に非常に役立つ。競合サイトの分析(対策キーワード、被リンク、オーガニックトラフィックなど)、自サイトの被リンク分析、キーワードリサーチ、サイト監査など、多岐にわたる機能を提供。

具体的な手順

STEP
目標を設定する

まず、「何を達成したいか(例:問い合わせ数を20%増やす、特定のキーワードで検索1位を獲得する)」という具体的なゴールを決めます。これが、SEOの効果を測る際の基準になります。

STEP
データを測定・分析する

Google Search ConsoleやGoogle Analyticsなどのツールを使って、設定した目標(例:検索順位、アクセス数、問い合わせ数など)がどう変化したかを定期的にチェックします。

測定したデータは以下のようにExcelやスプレッドシートにまとめしょう。

効果測定のサンプル

データを見て「なぜこうなったのか?」と考え、良い点と改善点を見つけ出しましょう。

STEP
改善策を実行する

分析結果から見つかった改善点(例:特定の記事の質を上げる、サイトの表示速度を改善する)に基づき、具体的な対策を実行します。

この「改善→実行」を繰り返すことで、SEOの効果は着実に伸びていきます。

よくある質問

ここでは、SEOやその効果に関連するよくある質問に対して、Q&A形式でお答えしていきます。

目次を入れることにはSEO効果がありますか?

はい、間接的に効果があります。

ユーザーの利便性を高め、検索エンジンがコンテンツを理解しやすくなるため、検索順位やクリック率の向上に繋がります。

SEO対策は自分でできる?業者に依頼した方がいい?

基本的な対策は自分でできますが、専門性やリソースに応じて業者依頼も有効です。 自分で始め、複雑な課題や高い目標が必要になったらプロに頼むのも良いでしょう。

まずは自分でという方は下記の記事をご覧ください。

また、SEO会社の活用を検討したいという方は下記の記事をご覧ください。

SEOは「意味がない」って本当?

いいえ、誤解です。

SEOは現在も非常に有効な集客・ブランド育成の手段です。

「意味がない」となるのは基本的に取り組み方に原因があります。一過性のテクニックではなく、ユーザーに価値を提供する正しい取り組みが重要です。

SEO対策でもっとも重要なことは?

「ユーザーにとって価値のある、質の高いコンテンツを提供し続けること」です。 検索エンジンはユーザーの役に立つ情報を高く評価します。

SEOとMEOの違いは?

SEOはウェブサイト全体の検索順位を上げる「検索エンジン最適化」、MEOはGoogleマップなどでの店舗情報の検索順位を上げる「マップエンジン最適化」です。MEOは地域ビジネスに特化したSEOの一種です。

SEOで上位に表示され続ける期間はどれくらい?

上位表示が保証される期間はありませんが、一度上位表示されれば当面は安定します。

ただし、 競合やGoogleのアルゴリズム更新、コンテンツの鮮度によって常に変動するため、継続的な運用が不可欠です。

まとめ

本記事では、SEOの効果や効果が出るまでの期間、効果測定方法、成功ポイントについて解説しました。

SEOは、集客力向上やブランド認知向上、広告費削減、サイトの資産価値向上といった様々な効果が期待できます。

効果が現れるまでには通常数ヶ月かかりますが、取り組み方次第ではさらに早められます。

一方で正しい方法で取り組まなければいつまでたっても効果が出ないため、ノウハウがないという場合は外部の信頼できるSEO支援会社を活用しましょう。

効果測定には、Google Search ConsoleやGoogle Analyticsなどのツールを活用し、検索順位や表示回数、クリック率、流入数、コンバージョン数などを定期的に確認しましょう。

SEO対策は非常に効果的なデジタルマーケティング施策です。
地道な努力の積み重ねが重要な施策なので、この記事を参考に取り組んでみてくださいね。

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この記事を書いた人

渡邉 志明(SEOニキ)のアバター 渡邉 志明(SEOニキ) シュワット株式会社|代表取締役

これまで複数のwebメディアの立ち上げ~黒字化にPM・SEO責任者として携わる。コンテンツSEOによるメディアのグロースやインハウス化支援が得意。SEOディレクターとして600以上のコンテンツで検索1位を獲得した実績を持つ。POSレジなどのITツール導入支援もしている。