【2026年版】SEOに強いHTMLタグの書き方完全ガイド|優先度別・重要タグ10選と正しい記述法

SEOに強いHTMLタグの書き方

どれだけ素晴らしいコンテンツを書いても、その内容をGoogleに伝えるための「HTML」が間違っていれば、努力が正当に評価されない可能性があります。

そこで本記事では、SEOの現場で検証を重ねてきたプロの視点から、最低限押さえるべき重要HTMLタグを優先度別に解説します。

この記事で解説するのは、Googleの最新アルゴリズムとW3Cが定めるWeb標準に基づいた、減点リスクを最小限に抑える推奨手法です。

まずは、なぜHTMLが順位に影響をおよぼすのか、その本質的な理由から見ていきましょう。

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目次

なぜSEO対策においてHTMLコーディングが重要なのか?

SEO対策において、キーワード選定ライティングと同じくらい重要なのがHTMLコーディングです。

HTMLはWebエンジニアリングに詳しくないWeb担当者にとって、複雑で面倒な作業に思えるかもしれません。しかし、作ったコンテンツを、検索エンジンに正しく評価してもらうためには必須の知識です。

なぜHTMLを整えるだけで検索順位が変わる可能性があるのか、その理由は主に2つあります。

検索エンジンにコンテンツの内容を正しく翻訳するため

最大の理由は、検索エンジンのロボット(クローラー)は、人間のように画面の見た目を見ているのではなく、裏側の「HTMLソースコード」を読んでいるからです。

人間が見れば「ここは重要な見出し」「ここは商品の画像」と一目でわかりますが、クローラーには単なる文字の羅列にしか見えません。そこで、HTMLタグを使って「ここは見出しです」「これは画像の代替テキストです」と意味付けをしてあげる必要があります。

もしHTMLコーディングが崩れていたり、適切なタグが使われていなかったりすると、クローラーにとってそのページは文字化けした文章のように見えてしまいます。どれほどユーザーの検索意図を満たす素晴らしい記事を書いたとしても、その価値がGoogleに伝わらなければ、検索順位は上がりません。

つまり、正しいHTMLコーディングとは、あなたの記事の価値を検索エンジンに誤解なく伝えるための「翻訳作業」なのです。

ユーザー体験とアクセシビリティを高めるため

もう一つの理由は、HTMLを整えることがユーザー体験(UX)の向上に直結し、それが結果としてSEO評価を高めるからです。

現代のSEOでは、単なるキーワードの含有率だけでなく「誰にとっても使いやすいサイトであるか」が厳しく評価されます。

たとえば、視覚障がいのあるユーザーは、スクリーンリーダー(音声読み上げ機能)を使ってWebサイトを閲覧します。このとき、見出しタグ(hタグ)が正しく設定されていれば、ユーザーは目次を飛ばして読みたい箇所へスムーズに移動可能です。

また、通信環境が悪く画像が表示されない場合でも、alt属性が設定されていれば、そこに何があったのかをテキストで理解できます。

このように、HTMLを正しく記述することは、あらゆる環境のユーザーに対して情報を届ける「アクセシビリティ」の確保につながります。Googleは「ユーザーに優しいサイト」を高く評価するため、正しいコーディングは遠回りに見えて、実はSEOの最短ルートとなるのです。

優先度別:SEO効果を最大化する重要HTMLタグ一覧表

HTMLタグには100種類以上ありますが、SEO対策においてすべてを覚える必要はありません。務で成果を出すために必要なタグはごく一部に限られます

まずは全体像を把握し、優先順位をつけて作業を進めましょう。以下の表に、SEOへの影響度が高い順にタグを分類しました。「まずはこれだけやればいい」という基準として活用してください。

優先度タグ名SEO上の役割と目的
必須title検索結果に表示されるタイトル。順位とクリック率に直結する最重要タグ。
必須meta description検索結果の説明文として利用されやすい。クリック率を高め、流入数を増やすために不可欠。
必須h1 〜 h6見出しタグ。コンテンツの階層構造をGoogleに伝える骨組み。
必須canonicalURLの正規化。重複コンテンツによる評価分散やペナルティを防ぐ保険。
推奨aリンク設定。内部リンクの回遊性を高め、クローラーの巡回を助ける。
推奨img (alt)画像の設定。画像検索からの流入やアクセシビリティ向上に寄与。
推奨ul / ol / li箇条書きリスト。情報の整理だけでなく、強調スニペットの表示を狙う。
推奨table表組み。複雑なデータを構造化し、Googleの理解を助ける。
注意meta keywords現在はSEO効果なし。設定する必要はない。
注意strong強調タグ。過剰に使用するとペナルティのリスクがあるため要注意。

ここからは、特に優先度「必須」の4つのタグについて、具体的な書き方と注意点を解説します。

検索順位に直結する最重要HTMLタグ4選

このセクションで紹介する4つのタグは、SEOの成否を分ける基本中の基本です。これらが適切に設定されていないと、どんなに良い記事を書いても上位表示は難しくなります。

正しい記述例を掲載しますので、自サイトのソースコードと照らし合わせながら確認してください。

titleタグ:SEO評価とクリック率を左右する最重要タグ

titleタグは、その名の通りWebページの「タイトル」を定義するタグです。検索エンジンの検索結果画面で一番大きな文字で表示されるリンク部分であり、SEOにおいて最も重要なタグと言えます。

検索結果画面上のtitleタグ

検索エンジンはこのタグを見て「このページは何について書かれているか」を判断します。また、ユーザーが検索結果を見てクリックするかどうかを決める最大の判断材料でもあります。

正しい記述例

<title>SEOに強いHTMLタグの書き方完全ガイド|優先度別・重要タグ10選</title>

※ <head> タグ内に記述します。

SEO効果を高めるポイント
  1. 30〜35文字以内に収める
    PCやスマホの検索結果で表示される文字数には制限があります。長すぎると末尾が「…」と省略されてしまうため、重要な情報は前半に詰め込みましょう。設定したtitleタグがGoogleによって勝手に書き換えられることもありますが、Ahrefsのデータでは、長すぎるタイトルは書き換えられる確率が57%も上昇します。
  2. 対策キーワードを左側に配置する
    ユーザーは左から右へ文字を読みます。もっとも伝えたいキーワード(今回の場合は「SEO HTML」)を文頭近くに配置することで、検索意図との一致を瞬時にアピールできます。
  3. h1タグとは別物
    titleタグは「検索結果用」、h1タグは「ページ内に表示される大見出し」です。基本的には同じ内容で問題ありませんが、titleタグの方が文字数制限が厳しいため、よりコンパクトに要約する必要があります。

meta description:クリック率を左右する

meta description(メタディスクリプション)は、ページの内容を100〜120文字程度で要約した説明文です。検索結果画面ではタイトルの下に表示されます。(Googleはメタディスクリプションを常に表示するわけではありません。ユーザーの検索語句に応じて、そのページ内のより関連性の高いテキストを抜粋し、スニペットを自動生成することがあります。)

検索結果画面上のmeta description(メタディスクリプション)タグ

Googleは公式に「meta descriptionは検索順位の直接的な決定要因ではない」としています。

表示するスニペットに description meta タグを使用する場合でも、Google のランキングでは description meta タグは使用されません。

引用元:Google Search Central

しかしこれを軽視してはいけません。魅力的な説明文は検索ユーザーの興味を惹き、クリック率(CTR)を向上させるからです。クリック率が上がれば多くのユーザーが訪れるようになり、結果として間接的にSEO評価を高めることにつながります。

正しい記述例

<meta name="description" content="SEO対策で重要なHTMLタグを優先度別に解説します。初心者でもそのまま使えるコピペ用テンプレート付き。間違ったコーディングで順位を落とさないためのチェックリストも公開しています。">

※ <head> タグ内に記述します。

よくある間違い
  • キーワードを詰め込みすぎる
    不自然な文章はユーザーに敬遠されます。自然な日本語で「この記事を読むメリット」を伝えましょう。
  • 全ページで同じ文章を使い回す
    ページごとに内容は異なるはずです。すべてのページに固有の説明文を設定してください。

hタグ:Googleにコンテンツ構造を伝える骨組み

記事の見出しとなるhタグは、本でいう「目次」や「章立て」にあたるものです。h1からh6まであり、数字が小さいほど大きな見出しを表します。

適切な見出し設定は、Googleに対して記事の論理構造を伝えるために必須です。また、ユーザーにとっても「どこに何が書いてあるか」を把握しやすくなり、読みやすさが向上します。

事実、GoogleのJohn Mueller氏のコメントによると、適切な順序で見出しをつけることで、検索エンジンがコンテンツをより良く理解しやすくなるだけでなく、アクセシビリティにも役立つとされています。

正しい記述例

<h1>記事のメインタイトル</h1>  <h2>大見出し(章)</h2>    <h3>小見出し(節)</h3>    <h3>小見出し(節)</h3>  <h2>次の大見出し</h2>
SEO効果を高めるポイント
  1. h1タグは1ページに1回
    ページの主題を表すh1タグは、原則として1ページにつき1つだけにしましょう。基本的には記事タイトルと同じテキストを設定します。
  2. 階層構造を守る
    h2 の中に h3 があり、その中に h4 がある、という入れ子構造を守ってください。h2 の直後にいきなり h4 を使うような「階層飛ばし」は、文書構造が破綻していると判断される恐れがあります。
  3. デザイン目的で使わない
    「文字を大きくしたいから」という理由だけで文章にhタグを使ってはいけません。あくまで文書の構造を示すために使用してください。

canonicalタグ:URL正規化で評価分散を防ぐ

canonicalタグは、検索エンジンに対して「このURLが正規(オリジナル)のページです」と伝えるためのタグです。URLの正規化とも呼ばれます。

Webサイトを運営していると、意図せず「中身がほとんど同じページ」が複数生成されることがあります。

  • http://example.com と https://example.com
  • example.com と example.com/index.html
  • 広告計測パラメータがついたURL(example.com?utm_source=…)

これらが放置されると、Googleはそれぞれを別のページとして認識してしまい、本来1つに集まるはずの評価が分散してしまいます。最悪の場合、Googleがどのページを評価すべきか判断できず、検索順位が上がりにくくなったり、意図しないページが検索結果に表示されたりするリスクがあります。canonicalタグは、こうした事故を防ぐための重要な「保険」です。

正しい記述例

<link rel="canonical" href="https://example.com/seo-html-guide/">

※ <head> タグ内に記述します。

SEO効果を高めるポイント

そのページ自身を指名する。

重複ページがない場合でも、そのページ自身のURLをcanonicalタグで記述しておくことを推奨します(自己参照canonical)。これにより、外部サイトがパラメータ付きのURLでリンクを貼ってきた場合などの予期せぬ重複トラブルを未然に防げます。

コンテンツの質と信頼性を高めるHTMLタグ5選

ここからは、設定することでSEO効果をさらに高められる「推奨タグ」を紹介します。

これらを適切に使いこなすことで、検索結果で目立つ場所に表示される「強調スニペット」の獲得や、Googleが重視する「E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)」の評価向上につながります。余裕があればぜひ実装してください。

aタグ:内部リンクでサイトの回遊性を高める

aタグは、ページとページをつなぐリンクを設定するためのタグです。SEOにおいては特に、自サイト内の別ページへ誘導する「内部リンク」の最適化で重要な役割を果たします。

重要なのは、href属性でURLを指定することだけではありません。リンクになるテキスト部分(アンカーテキスト)に何を書くかが、SEO評価を大きく左右します。

正しい記述例

<a href="/seo-writing-tips/">SEOに強い記事構成の作り方はこちら</a>
SEO効果を高めるポイント

「こちら」や「ここをクリック」を避ける。

クローラーはアンカーテキストを読み取って、「リンク先のページには何が書かれているか」を推測します。「こちら」という言葉だけでは、リンク先の内容が全く伝わりません。「SEO記事の書き方」や「おすすめのサーバー比較」のように、具体的なキーワードを含めたテキストを設定してください。

imgタグとalt属性:画像検索とアクセシビリティ

imgタグは画像を表示させるタグですが、SEOで重要なのはその中に含まれる alt(オルト)属性です。これは「画像の代替テキスト」を意味します。

Googleの画像検索からの流入を狙えるだけでなく、通信エラーで画像が表示されない場合や、視覚障がい者がスクリーンリーダーを使用する際に、画像の内容を言葉で伝える役割があります。

また、画像をリンクとして使用する場合、alt属性はそのリンクのアンカーテキストとして扱われます。

正しい記述例

<img src="html-tags-list.jpg" alt="SEO対策で優先すべきHTMLタグの比較一覧表">
SEO効果を高めるポイント
  • 画像の内容を具体的に説明す
    単に「SEO」や「画像1」といった抽象的な言葉ではなく、その画像が何を表しているのかを具体的な文章で説明します。
  • キーワードの詰め込みはNG
    「alt=”SEO HTML タグ 書き方 対策 順位”」のようにキーワードを羅列するのはスパム行為とみなされるリスクがあります。あくまで自然な説明文を心がけてください。

ul・ol・liタグ:リスト化で強調スニペットを狙う

箇条書きを作成する際は、テキストで「・」や「1.」と手打ちするのではなく、必ずリストタグを使用しましょう。

  • ul: 順序のない箇条書き(・)
  • ol: 順序のある箇条書き(1. 2. 3.)
  • li: 各項目

これらを使うと、Googleは「ここは情報の羅列(リスト)である」と明確に認識できます。その結果、https://ahrefs.com/blog/featured-snippets-study/で示されるように、検索結果画面の最上部に回答として表示される「強調スニペット」に選ばれる確率が高まります。

正しい記述例

通常の箇条書き

<ul>
  <li>titleタグ:検索結果のタイトル</li>
  <li>h1タグ:ページの大見出し</li>
  <li>meta description:ページの説明文</li>
</ul>

番号付きの箇条書き

<ol>
  <li>titleタグ:検索結果のタイトル</li>
  <li>h1タグ:ページの大見出し</li>
  <li>meta description:ページの説明文</li>
</ol>

tableタグ:表組みで情報を構造化する

料金表やスペック比較、メリット・デメリットなどを掲載する場合、画像で作った表を貼り付けるのは避けましょう。画像内の文字はGoogleが正確に読み取れないことが多いためです。

代わりに tableタグを使ってHTMLで表を作成してください。これにより、クローラーがデータを構造的に理解できるようになり、検索クエリに対する回答として表示されやすくなります。

また、テーブルタグはリストタグと同様に、強調スニペットに採用されやすいため、CTR向上にも効果的です。

正しい記述例

<table>
  <tr>
    <th>タグ名</th>
    <th>役割</th>
  </tr>
  <tr>
    <td>h1</td>
    <td>大見出し</td>
  </tr>
</table>

blockquoteタグ:引用設定で情報の信頼性(E-E-A-T)を示す

記事の信頼性を高めるために、官公庁のデータや専門家の意見を引用することは非常に有効です。しかし、他サイトの文章をそのままコピー&ペーストすると、Googleから「コピーコンテンツ(パクリ記事)」と判断され、ページの評価を大きく落とす恐れがあります。

これを防ぐのが blockquoteタグです。このタグで囲むことで、Googleに対して「ここは他からの引用であり、自サイトのオリジナルコンテンツではありません」と宣言できます

正しい記述例

<blockquote cite="https://www.google.com/intl/ja/search/howsearchworks/">
  <p>Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにすることです。</p>
</blockquote>
SEO効果を高めるポイント:出典元を明記する

cite 属性に引用元のURLを記述し、さらに画面上でも「出典:Google検索の仕組み」のようにリンクを設置しましょう。情報源を明確にすることは、昨今のSEOで重視されるE-E-A-T(信頼性)の担保につながります。

サイト全体の評価を底上げする「セマンティックHTML」

ここまでの解説で、個別のパーツ(見出しや画像)に対するタグ付けは理解できたかと思います。さらに一歩進んで、競合サイトと差をつけるためには「ページ全体の構造」を正しく伝える「セマンティックHTML」という考え方を取り入れましょう。

従来のWeb制作では、レイアウトを作るために divタグが多用されてきました。しかし、 divタグはあくまで「意味を持たないただの箱」です。こればかりで構築されたページは、Googleから見るとどこが本文で、どこがメニューなのかの判別がつきにくい状態と言えます。

そこで登場するのが、各パーツの役割を定義する「セマンティックタグ」です。

セマンティックタグ内容
headerサイトのヘッダー(ロゴやメニュー)
nav主要なナビゲーションリンク
mainページのメインコンテンツ(本文)
article独立した記事コンテンツ
asideサイドバーや補足情報
footerフッター(コピーライトや連絡先)

これらを使うことで、Googleは「ここからここまでがメインの記事本文(main)だ」「ここはメニュー(nav)だから検索結果のサイトリンクに使おう」といった判断を正確に行えるようになります。

「div だらけ」のHTMLから脱却し、意味のあるタグで構造化することは、Googleのページ構造理解を助けます

現在はSEO効果がない、または使用に注意が必要なタグ

SEOの情報は日々アップデートされています。かつては必須と言われていたテクニックが、現在では無意味になっていたり、逆にペナルティの原因になったりすることもあります。

古い情報に惑わされて無駄な努力をしないよう、注意すべき2つのタグについて解説します。

meta keywords:設定不要

meta keywords(メタキーワード)は、そのページが狙っているキーワードをカンマ区切りで記述するタグです。10年以上前まではSEO対策の定番でしたが、現在は設定する必要はありません

Googleは2009年の時点で公式に「Google検索のランキング要因としてmeta keywordsを使用しない」と明言しています。検索エンジンが進化したことで、自己申告のキーワードに頼らなくても、ページの中身を読んで内容を理解できるようになったからです。

Google は、ウェブ検索のランキングで keywords meta タグを使用しません。

引用元:Google Search Central

設定してもペナルティになるわけではありませんが、ソースコードを見た競合他社に「どのキーワードを狙っているか」という手の内を晒してしまうデメリットがあります。このタグに時間を割くくらいなら、記事の品質を高めることに時間を使いましょう。

strongタグ:過剰使用はNG

strongタグは、テキストを太字にして強調するためのタグです。重要なキーワードを強調することで、Googleにその語句の重要性を伝える効果が期待できます。

しかし、単に「見た目を太くして目立たせたい」という理由だけで、記事中のあちこちに strongタグを乱用するのは避けてください。ページ内が強調だらけになると、Googleはどれが本当に重要なのか判断できなくなります。その結果、本来強調すべきキーワードの重要性が薄まり、SEO効果を得られなくなってしまいます。

  • 意味的な強調: strongタグ(本当に重要な箇所のみに使用)
  • 見た目の強調: CSSの font-weight: bold; (デザインとして太くしたい場合に使用)

このように使い分け、 strongタグの使用は1記事につき数箇所、本当に伝えたいポイントに絞るのが賢明です。

自分のサイトは大丈夫?HTMLコーディングのチェック方法

次はご自身のサイトが現状どうなっているかを確認してみましょう。

「ツールを入れるのが面倒」という方でも安心してください。今お使いのブラウザ(Google Chromeなど)さえあれば、特別なソフトをインストールしなくても、数秒でチェックが可能です。

ブラウザ(Chrome)の「検証」機能での簡易チェック

Web制作のプロも毎日使うのが、Chromeに標準搭載されている「検証(デベロッパーツール)」機能です。これを使えば、実際のページを見ながら裏側のHTMLを確認できます。

手順1:検証ツールを開く

チェックしたいページを開き、キーボードの「F12」キーを押すか、ページ上の何もないところで「右クリック」をしてメニューから「検証」を選びます。画面の右側(または下側)に、英語のコードが書かれたパネルが表示されます。

手順2:見出し(h1)をチェックする

検証モードでh1タグを確かめる方法

パネルの左上にある「矢印アイコン」をクリックしてから、記事のタイトル部分をクリックしてみてください。パネル内の該当箇所が青く反転します。そこに <h1> というタグが表示されていれば正解です。もし <div> や <p> になっていたら、タグの修正が必要です。

手順3:画像のalt属性をチェックする

検証モードでalt属性が付与されているか確認する方法

同様に、記事内の画像をクリックしてみてください。コードの中に alt=”画像の説明” という記述があるか確認しましょう。もし alt=”” と空欄になっていたり、そもそも alt という文字自体がなかったりする場合は修正対象です。

Google Search Consoleでの「URL検査」

Googleの無料ツール「Search Console」を使えば、Googleのロボット(Googlebot)があなたのサイトをどう見ているかを確認できます。

確認手順
  1. Search Consoleにログインし、左メニューや上部の検索窓から「URL検査」を選択してください。
  2. チェックしたいページのURLを入力してエンターキーを押してください。
  3. 画面が切り替わったら「公開URLをテスト」ボタンをクリックしてください。
  4. 完了後、「スクリーンショット」タブを確認すると、Googlebotが見ている画面が表示されます。

もしここで、デザインが大きく崩れていたり、重要なテキストが表示されていなかったりする場合、HTMLの構造や読み込み設定に問題がある可能性があります。

構文チェックツール(Markup Validation Service)の活用

より厳密に「文法ミス」がないか調べたい場合は、Web技術の標準化団体W3Cが提供する「Markup Validation Service」が便利です。

Markup Validation Serviceの使用中画面

使い方

サイト(https://validator.w3.org/)にアクセスし、URLを入力して「Check」ボタンを押すだけです。

もし「Error」と表示されても、すぐにパニックになる必要はありません。SEOに致命的な影響を与えない軽微なエラーも多く含まれるためです。まずは「開始タグと終了タグの不整合(閉じ忘れ)」や「重複したIDの使用」など、ブラウザの表示や動作に影響を与えそうな致命的なミスがないかを確認する程度で十分です。

SEOとHTMLに関するよくある質問

最後に、HTMLコーディングを行う際によく寄せられる疑問にお答えします。

細かな点ですが、知っているかどうかでSEOの運用方針が変わる重要なポイントばかりです。

デザイン上の「タブ切り替え」にあるテキストはSEO評価されますか?

評価対象にはなりますが、初期表示されているコンテンツの方が重視される傾向があります。

スマホサイトなどでよく見かける「タップすると開くメニュー(アコーディオン)」や「タブ切り替え」の中に隠れているテキストについて、Googleは「インデックス登録の対象になる」と明言しています。かつてのような「隠しテキスト(スパム)」扱いにはなりません。

しかし、ユーザーがページを開いた瞬間に目に入ってくる情報(初期表示コンテンツ)と、タップしないと見えない情報では、Googleが「情報の重要度が異なる」と判断する可能性があります。

対策:

もっとも伝えたい重要なキーワードや、記事の結論部分は、タブの中に隠さずに最初から表示させておくのが鉄則です。タブの中に入れるのは、あくまで「補足情報」や「詳細スペック」などに留めておきましょう。

HTMLが苦手ならWordPressなどのCMSを使えば解決しますか?

かなり楽にはなりますが、完全に任せきりにするのは危険です。

WordPressなどのCMS(コンテンツ管理システム)を使えば、記事を書くだけで自動的にHTMLが生成されるため、ゼロからコードを書く必要はなくなります。その意味では、初心者にとって強力な解決策です。

ただし、使用する「テーマ(テンプレート)」の出来栄えには大きな差があります。見た目は綺麗でも、裏側のHTMLコードが h1タグを複数使っていたり、不必要な div タグで肥大化していたりするケースも珍しくありません。

対策:

CMSを使う場合でも、今回解説した「hタグの正しい階層構造」や「alt属性の重要性」といった知識は必須です。これを知っていれば、SEOに強いテーマを正しく選定できるだけでなく、記事投稿画面での誤った見出し設定といったヒューマンエラーも未然に防げるようになります。

h1タグにロゴ画像を設定しても良いですか?

問題ありませんが、必ずalt属性でサイト名を設定してください。

トップページなどで、企業ロゴやサイトロゴを h1 タグで囲む実装はよく行われており、SEO上も問題ありません。

ただし、画像ファイル(.jpgや.png)自体にはテキスト情報が含まれていません。そのため、画像の alt 属性に必ず「サイト名」や「企業名」を記述してください。これを忘れると、Googleにとってそのページの大見出しが「空っぽ」の状態になってしまいます。

推奨設定:

多くのSEOに強いWordPressテーマでは、以下のように使い分けられています。

  • トップページ: ロゴ画像を h1 に設定(サイト名として認識させる)
  • 記事ページ: 記事タイトルを h1 に設定(記事のテーマを認識させる)、ロゴは div や p タグにする

まとめ:正しいHTMLコーディングはSEOの強固な土台となる

本記事では、SEOに強いHTMLタグの書き方から、具体的なチェック方法まで解説しました。

最後に改めてお伝えしたいのは、「HTMLはコンテンツの内容をGoogleに正しく伝えるために必須の要素」だということです。

記事の内容がどれほど優れていても、HTMLの構造が間違っていれば、その記事は検索エンジンやユーザーに適切に評価され、届くことはありません。つまり、HTMLという「基本的な構造」さえ適切に整っていれば、あなたの書いた記事は本来の価値を発揮し、検索順位の向上という成果に直結するのです。

まずは1ページ、チェックしてみましょう

いきなりサイト全体の修正をする必要はありません。まずは以下のステップで、小さな一歩を踏み出してください。

  1. 今回紹介した「検証機能(F12キー)」を開く。
  2. 自サイトで一番アクセスを集めたい「勝負記事」を表示する。
  3. title、h1、img alt の3つだけでも、正しく設定されているか確認する。

もし記述ミスが見つかれば、それはチャンスです。修正するだけで順位が上がる可能性があります。ぜひ本記事を活用し、自信を持ってSEO対策を進めてください。

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この記事を書いた人

渡邉 志明(SEOニキ)のアバター 渡邉 志明(SEOニキ) シュワット株式会社|代表取締役

これまで複数のwebメディアの立ち上げ~黒字化にPM・SEO責任者として携わる。コンテンツSEOによるメディアのグロースやインハウス化支援が得意。SEOディレクターとして600以上のコンテンツで検索1位を獲得した実績を持つ。POSレジなどのITツール導入支援もしている。