リンクファームとは?SEOへの悪影響や見分け方

リンクファームとは?

この記事は、当ブログのコンテンツ制作・編集ポリシーに沿って制作されています。

この記事でわかること
  • リンクファームとは?
  • SEOに与える悪影響
  • リンクファームによる低評価・ペナルティを防止するポイント
オウンドメディア運用コンサルタント紹介①渡邉志明

この記事の著者渡邉 志明(シュワット株式会社 代表取締役)

SEOコンサルティング会社の社長
これまで複数のWebメディアの立ち上げ~黒字化にPM・SEO責任者として携わる。コンテンツSEOによるメディアのグロースやインハウス化支援が得意。

リンクファームとは、SEO対策のためだけに作られた質の低いWebサイト同士が互いにリンクを張り合っているグループのこと。

わかりやすく例えると、「人気店に見せかけるために行列を作っているサクラの人たち」のことです。

ブラックハットSEOの一種で、効果がないばかりかGoogleに検知されると低評価やペナルティの要因になります。

ここまで言うと「じゃあやらなければいいだけでは?」と思う方も多いですが、知らず知らずのうちにリンクファームから被リンクを受けるなど、知識がないことでいつの間にか低評価を受けることもあります。

そこで本記事では、リンクファームの基礎知識からSEOに与える影響を解説。
また、リンクファームからの被リンクの見分け方や受けてしまった時の対処法まで紹介しています。

ぜひご一読ください。

被リンク獲得にお困りではないですか?
  • 被リンクの増やし方がわからない
  • 絶対にブラックハットな手法は使いたくない
  • 被リンク獲得に割く時間がない

現在、上記のようなお困りごとがありましたらぜひとも私たち被リンク獲得代行サービス『ULTRA』へご相談ください。リンクの販売や低品質なサテライトサイトへのリンク設置など、ブラックハットな手段ではなく、あくまでGooglガイドラインに沿った形で自然な高品質被リンクの獲得までワンストップで代行するサービスです。加えて、被リンク獲得に特化しているサービスなので、利用しやすい料金設定となっています。

\ホワイトハットな方法で自然な高品質被リンクを獲得する/
お問い合わせはこちら
目次

リンクファームとは

リンクファームとは、検索順位を上げるために、相互にリンクを結びあっている一連のWebサイト郡のことです。

簡単に言うと、 「検索順位を上げるためだけに、関係のないWebサイト同士で大量にリンクを貼り合っている一連のWebサイトのグループ」 を指します。

リンクファーム

代表的なブラックハットSEOの一種で、Googleに発見されると低評価やペナルティの要因になります。

以前は、被リンクの数を増やしさえすれば検索順位が上がりやすかったため、このリンクファームがSEO対策として横行していました。

しかし、現在では検索エンジンの技術が進歩しており、リンクファームからの被リンクは基本的に無視されるため検索順位に影響を与えません。

それだけでなく、スパム行為とみなされ、ペナルティを受ける場合もあります。

PBL(プライベートブログネットワーク)とは違う?

リンクファームによく似た手法としてPBL(プライベートブログネットワーク)が挙げられます。

PBLは、同一人物または同一グループが被リンク数増加を目的に複数のブログを立ち上げ、特定のWebサイトへリンクを貼る施策のことです。

不特定多数のWebサイトが相互にリンクし合うネットワークが「リンクファーム」とはやや異なります。

ただしどちらも、Googleガイドラインに違反したブラックハットSEOです。

リンクファームのSEOに対する影響

現在リンクファームは、SEOに対してマイナスの影響しかありません。

以前は、被リンクの数が増えるため有効でした。
しかし、Googleのペンギンアップデート以降は被リンク量よりも質が重視されるようになったため、低品質かつ関連性のない被リンクしか得られないリンクファーム施策は効果が無視されるようになっています。

効果が無視されるだけでなく、Googleガイドライン違反であるためペナルティの対象でもあります。

Googleにリンクファームから被リンクを受けていることやリンクファームに参加していることが検知されると、制裁を受けることになるのでご注意ください。

相互リンクのすべてが悪影響になるわけではない

リンクファームは「過剰な相互リンク施策」とも言えますが、相互リンク施策のすべてが悪影響になるわけではありません。

関連性の高いWebサイト同士が、自然な形で相互リンクを結ぶのはむしろ好影響である場合がほとんどです。

したがって、関連性の高いWebサイト同士で相互リンクを結ぶ分には、相互リンク施策を積極的に実施してもよいでしょう。

詳しくは下記の記事を参考にしてください。

リンクファームからの被リンクを見つけ否認しよう

大前提、リンクファームから被リンクを受けていることは基本的に”無視”されるため、無理にリンク否認(Googleにリンクを無視するように伝えること)を行う必要はありません。

ただし、直近でリンファームのような施策を実施した心当たりがある場合やペナルティのリスクを下げたい場合は、リンクファームからの被リンクを見つけ、リンク否認を行いましょう。

以下の2ステップでやり方を解説していきます。

  1. リンクファームからの被リンクを見分ける
  2. リンク否認をする

詳しく見ていきましょう。

STEP1:リンクファームからの被リンクを見分ける

ここからは、リンクファームからの被リンクの見分け方を解説していきますが、その前に、まずは自身のWebサイトが得ている被リンクを一括でリストアップしてみましょう。

リストアップには、被リンクチェックツールが必要です。

使い方は下記の記事を参考にしてください。

リンクファームからの被リンクには特徴があり、以下のような点に注目することで見分けられます。

  • 客観的に品質を評価してみる
  • URLを見てみる
  • リンク数やDRを確認してみる
  • 著者や運営者の情報を調べてみる
  • アンカーテキストを確認してみる

それぞれ解説していきます。

客観的に品質を評価してみる

リンク元のWebサイトやページを開いてみて、品質を客観的に評価してみてください。

リンクファームに含まれるWebサイトは、明らかに低品質なものが多い傾向にあります。

  • Webデザインの質が低い(もしくはWordPressの初期デザイン)
  • コンテンツにまったく内容がない(リンク集ページしかない)
  • Webサイトの存在意義が不明瞭

下記は、リンクファームのWebサイトの例です。

リンクファームのWebサイトの例

上記のような特徴を有するWebサイトはリンクファームである可能性が高いので注意しましょう。

URLを見てみる

リンク元のWebサイトのURLを確認してみましょう。

リンクファームの一部となっているWebサイトは、「https://1234567.com」など、ランダムな数字やアルファベットの羅列である場合が多いです。

リンク数やDRを確認してみる

被リンクチェックツールを用いて、リンク元のWebサイトの被リンク数やDR(ドメインオーソリティ)を確認してみましょう。

なお、DR(ドメインオーソリティ)とは、SEOツールを提供する Ahrefs社 が開発した指標のことで、Webサイト全体の被リンクの強さを数値化し、0から100のスコアで表します。

DRの他、ドメインパワーと称しているSEOツールもありますが、どちらでもOKです。

リンクファームの一部となっているWebサイトはコンテンツ内容に対して、被リンク数の多さやDRの高さが異常に高水準な傾向にあります。

著者や運営者の情報を調べてみる

掲載されているコンテンツの著者や運営者の情報を調べてみましょう。

リンクファームのWebサイトは、運営者情報を公開していない場合が多いです。

また、公開していても実態のない組織や人物である傾向があります。

さらに、問合せフォームもないか、あっても最低限の入力項目しかない場合が多いです。

アンカーテキストを確認してみる

リンクファームからの被リンクは、アンカーテキストが不自然な傾向にあります。

以下のようなアンカーテキストのリンクは、リンクファームの場合があるので注意しましょう。

  • URLがアンカーテキストになっている
  • 特定の謎の文字列や数列

怪しいアンカーテキストを見つけたら、リンク元Webサイトを見てみてリンクファームかどうかの判断を行いましょう。

なお、アンカーテキストも被リンクチェックツールで一括でリストアップすることができます。

STEP2:リンク否認をする

リンク否認とは、自分のWebサイトに向けられた被リンクのうち、質の低いものやスパム的なものの効果を無効化 するようにGoogleに依頼することです。

Google Search Consolde上で行うことができます。

リンク否認ツールを開き、以下の手順で行いましょう。

  1. 否認・削除対象リンクを選ぶ
  2. 否認の前に設置元に削除依頼する
  3. 否認リストを作成する
  4. 否認リストをリンク否認ツールにアップロードする

なお、注意点として好影響を与えている被リンクまで否認してしまわないよう慎重に行いましょう。
(できれば外部のSEO専門家が利用してください。)

リンク否認のやり方についてより詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。

注意喚起:ココナラ等にある「格安の被リンク設置サービス」に注意

ココナラやランサーズといったフリーランスマッチングサイト上で販売されている「格安の被リンク設置サービス」に、リンクファームからのリンク設置を主としたものが多数存在しているためご注意ください。

以下のようなサービスはほとんどがリンクファームからの被リンク設置であるため、利用は避けるようにしましょう。

▼危険なサービスの例

被リンクサービス 手動で1,000件被リンクを設置します 5,000円

弊社でも、過去にココナラ経由で上記のような被リンク獲得サービスを利用した結果、ペナルティ対象となったお客様からの相談事例が何件かございます。

料金に対して被リンクの設置数が異常に多い(5,000円で1,000件)、短期間で被リンクが一気に大量に設置される(2日で1,000件)といった特徴のあるサービスの利用は控えましょう。

渡邉

しっかりとSEO効果が得られる被リンク獲得サービスの費用は、どんなに安くても被リンク1件10,000円~です。

まとめ:正しく安全な被リンク獲得施策を実施しよう

ここまで、リンクファームについて基礎知識から防ぎ方まで解説してきました。

リンクファームをはじめ、被リンク獲得施策はスパムと捉えられるものも多く、正しく行う必要があります。

反対に、正しく高品質な被リンクを十分に集められれば、検索順位は基本上昇します。

正しい被リンクの獲得方法について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

ブラックハットSEOはやめ、正しい方法で被リンクを増やしていきましょう。

被リンク獲得にお困りではないですか?
  • 被リンクの増やし方がわからない
  • 絶対にブラックハットな手法は使いたくない
  • 被リンク獲得に割く時間がない

現在、上記のようなお困りごとがありましたらぜひとも私たち被リンク獲得代行サービス『ULTRA』へご相談ください。リンクの販売や低品質なサテライトサイトへのリンク設置など、ブラックハットな手段ではなく、あくまでGooglガイドラインに沿った形で自然な高品質被リンクの獲得までワンストップで代行するサービスです。加えて、被リンク獲得に特化しているサービスなので、利用しやすい料金設定となっています。

\ホワイトハットな方法で自然な高品質被リンクを獲得する/
お問い合わせはこちら
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

渡邉 志明(SEOニキ)のアバター 渡邉 志明(SEOニキ) シュワット株式会社|代表取締役

これまで複数のwebメディアの立ち上げ~黒字化にPM・SEO責任者として携わる。コンテンツSEOによるメディアのグロースやインハウス化支援が得意。SEOディレクターとして600以上のコンテンツで検索1位を獲得した実績を持つ。POSレジなどのITツール導入支援もしている。