- オウンドメディアの12の集客方法
- オウンドメディア集客を成功させるコツ(施策優先度付けの方法)
- 実在のオウンドメディアの集客戦略事例
この記事の著者:渡邉 志明(シュワット株式会社 代表取締役)
オウンドメディア運用支援会社の社長
これまで複数のWebメディアの立ち上げ~黒字化にPM・SEO責任者として携わる。コンテンツSEOによるメディアのグロースやインハウス化支援が得意。
多くの企業が採用やマーケティング施策として取り入れ成功を収めているオウンドメディア。
「立ち上げてみたはいいもののアクセスがまったくない…」
「どのように集客をしたらいいかわからない」
「まっとオウンドメディアへのアクセス数を増やしたい」
オウンドメディア運用にあたり、このような課題をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
どんなに魅力的なコンテンツを発信したところで、適切な集客戦略がなければ誰にも届きません。
そこで本記事では、オウンドメディアの集客方法について徹底解説。
主要な12の集客方法のリストアップから、優先度付けのポイント、集客を成功させるためのコツまで、いくつもオウンドメディアを成功に導いてきたプロの目線から紹介していきます。
ぜひ参考にしてください!
- オウンドメディアを立ち上げたいがノウハウが全くない
- 戦略的にオウンドメディア運用をしたい
- 高い成果を創出したい
現在、上記のようなお困りごとがありましたら、オウンドメディア運用で圧倒的な成果を創出してきた我々『ULTRA』へご相談ください。徹底的に定量的な成果を追求し、戦略設計から施策の実行、インハウス化支援まで、ニーズに合わせた最適なプランで強力にサポートいたします。
オウンドメディアへの12の有効な集客方法
ここでは、オウンドメディアへの12の有効な集客方法を紹介していきます。
- SEO(コンテンツSEO)
- SNS
- Web広告
- 企画コンテンツ
- ニュースコンテンツ
- 寄稿
- インフルエンサーマーケティング
- YouTubeなど動画プラットフォーム
- メールマガジン
- プレスリリース
- 各種メディア出演
- オフライン集客
それぞれ解説していきます。
SEO(コンテンツSEO)
SEOは、検索エンジンにおいてオウンドメディアのページを上位に表示させ、そこからアクセスを得る集客方法です。
多くのオウンドメディアにおいて最もメインとなる集客方法になり、基本的に避けては通れません。
優先度 | ★★★★★(基本必須) |
難易度 | ノウハウがわかっていれば低い |
費用対効果 | 基本高い(事業との相性もある) |
メリット | 方法論が確立されているためノウハウがわかっていれば誰でも成功できる 一度検索上位を獲得できれば、当面は無料で安定してアクセスを集め続けることができる 大量のアクセスを集めることができる ターゲットユーザーを狙ってアクセスを集めることができる |
デメリット | 最初のアクセスを集めるまで時間がかかる(最低3カ月以上) 成功ノウハウがわかっていないと全くアクセスを集められない 作業量が多い(多くのリソースが必要) コンテンツがつまらなくなりやすい |
SEOでオウンドメディアに集客をするイメージを具体例とともに紹介します。
例えば、人材管理システム「カオナビ」のオウンドメディアでは、人事用語集というテーマで様々なコンテンツが公開されています。
その中の一つ、「帳票とは?」というコンテンツに焦点を当てましょう。
このコンテンツは、ユーザーがGoogleなど検索エンジンで「帳票」と調べた際に検索上位に来るように最適化されています。実際に「帳票」と検索してみると、以下のように検索結果の一番上(検索1位)に出てきました。
ツールを使って調査するとインターネットで「帳票」を検索されている回数は月7,500回、また統計データにおいて検索1位のページを見ている人は39.8%です。
したがって、このコンテンツは毎月2,985回ユーザーのアクセス※を集めていることがわかります。
カオナビではこのようなコンテンツを累計2,200件以上公開、オウンドメディアにSEO経由で毎月110万件以上のアクセスを集めています。
オウンドメディアにの集客におけるSEOは、基本的にこのような形でSEOに最適化されたコンテンツ(記事など)を公開し、アクセスを集める手法なのです。
SEOに最適化されたコンテンツを「SEOコンテンツ(SEO記事)」、コンテンツを軸とするSEO対策のことを「コンテンツSEO」と言います。
ターゲットユーザーをオウンドメディアにアクセスしてもらえるように、ターゲットが検索している言葉(検索キーワード)をリストアップし、それぞれに対して最適なコンテンツを作成・公開するのがメインの作業です。
※わかりやすくするために説明や計算方法を一部簡略化しています。実データでは乖離がある場合があります。
なお、オウンドメディアのSEO対策について詳しく知りたい方は「オウンドメディアのSEO対策完全ガイド【2024年最新版】」を参考にしてください。
SNS
Facebook、Twitter、InstagramなどのSNSで情報発信し、フォロワーや発信を見たユーザーをオウンドメディアに誘導する手法です。
優先度 | ★★★★(実施の価値あり) |
難易度 | ノウハウがわかっていればそこまで高くない |
費用対効果 | 比較的高い(事業との相性もある) |
メリット | 成功することができれば無料で多くのアクセスを集めることができる フォロワーが増えれば安定した集客経路になる |
デメリット | 最初のアクセスを集めるまで時間がかかる SEOに比べると成功ノウハウの再現性が低い 直接的な流入ではない(一度SNSを挟んだうえでオウンドメディアに誘導する必要がある) |
SNSでは、情報発信を多くのユーザーに届け、それを見たユーザーをオウンドメディアへと誘導します。
例えば、オウンドメディアの成功例として有名な「北欧、暮らしの道具店」はSNS運用においても大きな成功を収めています。
リール動画や通常投稿などフル活用し、ターゲットにささる写真や動画を発信。
130万人以上のフォロワーを獲得しています。
また、アカウントのホーム画面には、オウンドメディアへの導線となるリンクを設置、Instagramユーザーの集客を実現しています。
SNSは、多くの人が利用しているため適切な発信を行うことができれば、非常に効果的な集客経路になります。
一方で、事業によって相性の良し悪しがある点や方法論に再現性が低くSEOに比べると少し難易度が高い点、集客数が安定しにくいといったデメリットもご留意ください。
その他、発信するSNS毎に特性があるため、理解したうえでの発信を心がけましょう。
企画コンテンツ
企画コンテンツとは、SEOを意識せず面白さや話題性等を重視して作成するコンテンツのこと。
作成難易度は高いですが、オウンドメディアの有効な集客手段の一つです。
優先度 | ★★★(状況によっては実施の価値あり) |
難易度 | 高い |
費用対効果 | 比較的高い(事業との相性もある) |
メリット | バズれば爆発的なアクセスを集めることができる 魅力的なコンテンツを発信すれば固定ファンの獲得につながる場合もある |
デメリット | 作成難易度が高く再現性が低い 外注する場合にも費用が高くつく 安定した集客経路にはならない |
企画コンテンツでオウンドメディアに集客をするイメージを解説していきます。
まず、集客経路としては以下の通りです。
- SNS経由(バズを生むような企画コンテンツが拡散される)
- オウンドメディアに流入したユーザーが企画コンテンツを見つけ、面白いと感じ再訪するようになる
例えば、ティネクト社が運営するオウンドメディア「Books&Apps」は企画コンテンツで効果的な集客に成功しています。
以下の通り、SEOを意識していないコンテンツですが、何だか気になるようなテーマでコンテンツを公開。
それぞれ、多数のSNS拡散やページビューを集めています。
また、Books&Appsはコンテンツ内容が良いため、固定ファンも多くページを公開したらすぐに一定以上のページビューがつきます。
したがって、企画コンテンツはSNS等と組み合わせることによる新規ユーザーの集客から、固定ファンの獲得も可能な有効な集客手段なのです。
一方でバズを生むコンテンツは作成難易度が高いのがデメリット。外注する場合においても、体系的な方法論を抑えておけばそれなりに成功できるSEOコンテンツに比べて費用が高いのが難点です。
ニュースコンテンツ
ニュースコンテンツもまた有効なオウンドメディアへの集客手段ですが、デメリットが多いのも事実です。
優先度 | ★★★(状況によっては実施の価値あり) |
難易度 | 制作難易度もニュースサイト配信難易度も高い |
費用対効果 | 比較的高い(事業との相性もある) |
メリット | ニュースサイト/アプリに配信できれば多数のアクセスを集められる 話題性のあるニュースなら時に爆発的なアクセスを集められることがある |
デメリット | 最新のニュースコンテンツを作成・公開する体制づくりが必要 ニュースサイト配信の審査を突破するための難易度が高い※そもそも配信できないケースがほとんど 安定して集客するためには常にニュースを更新し続ける必要がある SEOで不利になる場合がある 成果につながりにくい |
Yahoo!ニュースやLINE NEWSなど、ニュースサイト/アプリに自社のコンテンツを配信することで、一気に多数の流入を獲得することができます。
ただし、「SEOへの悪影響」や「そもそもニュースサイト配信の難易度が高いこと」、「制作体制構築が大変」などデメリットがあることも理解しておきましょう。
まずSEOへの悪影響ですが、外部のニュースサイトに配信する際、自社の配信したコンテンツと同じ内容が外部サイトでも配信されることになります。この際、一部のサイトではCanonicalURLというものを設定しています。
CanonicalURLとは、同じ内容のページが複数のURLでアクセスできる場合に、検索エンジンに対して「このURLを正式なページとして認識してください」と伝えるためのものです。つまり、CanonicalURLを他のサイトに設定されると自社のページが正式なものでないと検索エンジンに認識されてしまうケースがあり、ページがインデックスされないなどSEOに間接的な悪影響を与えてしまいます。
またそもそも最大のデメリットとして、ニュースサイトに配信するための審査を突破する難易度が高く、ほとんどのオウンドメディアには取り組めないという点も挙げられるでしょう。
Web広告・SNS広告
リスティング広告をはじめとするWeb広告やSNS広告は、一時的にオウンドメディアのアクセス数を増やしたい場合に短期で用いられることの多い集客手段です。
Web広告やSNS広告は、インターネットやSNS上に表示される広告の総称です。ウェブサイトやアプリ、検索エンジンなど、様々な場所に掲載されます。基本的に広告を見たユーザーがクリックし、リンク先のページに着地した段階で費用が発生します。
優先度 | ★★(一時的に実施する場合あり) |
難易度 | 低い |
費用対効果 | 悪い場合が多い(事業との相性もある) |
メリット | すぐにアクセスを得ることができる |
デメリット | 費用対効果が悪くなる場合がほとんど 流入するたびに費用が発生する |
利用シーンが一時的だとした理由に、Web広告やSNS広告はクリック課金型でアクセスを得るたびに費用が発生するため、いわゆる”記事型”のコンテンツの集合体であるオウンドメディアにおいては費用対効果が悪くなりがちなことが挙げられます。
そのため、基本的には一時的にアクセス数を増やしたい以下のようなシーンでのみ限定的に活用されるものです。
- ユーザーのアクセスを集めて”行動指標データ”をためたい(検索順位は行動指標データも加味されるため、早く順位を上げたいときなど)
- 対外的な発表があるのでPV数を水増ししたい(IPOにあたり、オウンドメディアの成功をアピールしたいときなど)
ここで勘違いしてほしくないのが、Web広告やSNS広告はすべて費用対効果が悪いというわけではないということです。
1ページ完結型でユーザーを商品購入にまで誘導するようなLP型ページとは相性が良く適切な運用で費用対効果も高くなります。あくまで、記事型のページとは相性が悪いということです。
一方、記事型のページもネイティブ広告で「記事LP」として配信するのは効果的です。その際は作り方が通常の記事とは異なる点も理化ししておきましょう。
寄稿
寄稿は、他のWebサイトに自分の書いたコンテンツを提供することで、そのコンテンツ経由でアクセスを獲得する集客方法です。
アクセス数の多いWebサイトに寄稿をすることで、自分たちのオウンドメディアにも一定のアクセスを集めることができます。
優先度 | ★★★(状況によっては実施の価値あり) |
難易度 | 低い |
費用対効果 | 直接的な費用対効果を測るのが難しい |
メリット | 有名サイトに寄稿できれば良い認知拡大手段になる 被リンクやサイテーションなどSEO外部対策になる |
デメリット | 多くのアクセスを集められるわけではない 手間がかかる |
寄稿は、集客力の面だけで見ると他の手法に比べるとやや効果が限定的です。
それでも寄稿が多くのメディアに取り入れられている理由として、「SEO外部対策」になることが挙げられます。
SEO外部対策とは、外部サイトから自サイトへのリンク(被リンク)を獲得したり、外部サイトでの自社サイトに対する言及(サイテーション)を得ることなど、Webサイトの外部で行う施策のことです。
検索エンジンは、Webサイトのコンテンツだけでなく、被リンクやサイテーションなど外部的な評価も考慮してランキングを決定しています。そのため、SEO外部対策は避けては通れない非常に重要な施策なのです。
寄稿することで、寄稿先のWebサイトからリンクや言及を得られるため、このようなSEO外部対策に対して有効な施策になります。
インフルエンサーマーケティング
インフルエンサーが持つ影響力を活用することができるインフルエンサーマーケティングは、有効なオウンドメディア集客方法の一つです。
優先度 | ★★★(状況によっては実施の価値あり) |
難易度 | 低い |
費用対効果 | 高くなる場合もある |
メリット | インフルエンサーの知名度や権威性を活用できる |
デメリット | 費用がそれなりに高い |
インフルエンサーマーケティングを活用したオウンドメディア集客方法には、以下のような種類があります。
- インフルエンサーにオウンドメディアの記事を紹介してもらう
- インフルエンサーにオウンドメディアの記事を執筆してもらう
- インフルエンサーと共同でコンテンツを作成する
- インフルエンサーをオウンドメディアのイベントに招待する
インフルエンサーマーケティングというと、最初に思い浮かぶのは記事を紹介してもらうことかと思いますが、それ以上に効果的なのはオウンドメディアの記事執筆依頼もしくは共同コンテンツです。
Web担当者なら誰もが一度は読んだことのある?「Web担当者Forum(Web担)」の例を見ていきましょう。
Web担当者Forumでは、業界で著名な様々なインフルエンサーを起用し記事を執筆してもらっています。
以下は、SEO業界で有名な「住太陽」氏が記事を執筆している例です。
このような施策を用いることで、インフルエンサー経由でコンテンツやオウンドメディアが宣伝されるだけでなく、インフルエンサーのハイレベルなノウハウが集約された質の高いコンテンツになるのもメリットです。
YouTubeなど動画プラットフォーム
YouTubeなどの動画プラットフォームをオウンドメディア集客に活用することは、 視覚的に訴求力の高い動画コンテンツを通して、多くのユーザーに興味を持ってもらい、アクセス数を増やすための有効な手段です。
優先度 | ★★★★(実施の価値あり) |
難易度 | 高い |
費用対効果 | 比較的高い |
メリット | 成功すれば安定して多くのアクセスを集められるようになる |
デメリット | 動画の制作が大変かつ難しい |
特にYouTubeは圧倒的な利用ユーザー数を誇り、機能的にもオウンドメディアと相性が良く集客以外にも様々な活用方法があります。
- 動画を見たユーザーをオウンドメディアへ誘導する
- チャンネル登録者数を増やし安定したアクセスを獲得し続ける
- オウンドメディアのコンテンツを補足する動画を制作・公開
- 動画をオウンドメディアのコンテンツ内にも掲載し内容をリッチ化
YouTubeを集客に活用する際は、動画や概要欄をうまく活用し、オウンドメディアへの導線をわかりやすくすることが大切です。動画内でどこにコンテンツへのリンクが貼ってあるかを示し、概要欄のわかりやすい箇所にリンクを設置しましょう。
また、最近はオウンドメディアのコンテンツ内にYouTube動画を埋め込んでいるメディアも増えています。
コンテンツの説明を補足しユーザー満足度を高める有効な施策です。
メールマガジン
メールマガジンもまた、オウンドメディア集客において効果的な手段の一つです。
過去の取引先やメールマガジン配信登録ユーザーなどのメーリングリストに、新規公開したコンテンツ情報等を配信することで一定のアクセスを集めることができます。
優先度 | ★★★★(実施の価値あり) |
難易度 | 低い |
費用対効果 | 比較的高い |
メリット | 配信先が増えれば安定した集客経路になる |
デメリット | 取引先やメルマガ登録者など配信先が限定される |
ブログ記事やニュース記事など、オウンドメディアの最新コンテンツをメールマガジンで紹介することで、読者の興味関心を引きつけ、Webサイトへの訪問を促すことができます。
メールマガジンを通してコンテンツ公開後すぐに一定のアクセスを集めることで、ユーザー行動指標データをためることも可能です。
ユーザー行動指標データが早期にたまることで、公開したコンテンツの検索順位が通常より早く検索上位になりやすいなど、間接的なSEO効果もあります。
コンテンツの要約と魅力的な見出し、そして記事へのリンクを掲載することで、読者のクリック率を高まるので作成時に意識しておきましょう。
また、オウンドメディア内に以下のようにメールマガジン登録の導線をわかりやすく確保しておくのもポイント。
オウンドメディアに訪問してくれたユーザーがメールマガジン購読者にもなってもらうことで、相乗効果的にますます集客が成功するでしょう。
プレスリリース
プレスリリースもオウンドメディア集客に活用することができます。
プレスリリースとは、新商品やサービス、イベントなどの情報をメディアに配信することで、広く一般に知らせるための広報活動のことです。オウンドメディアへの導線を設置するなどうまく活用することで、アクセス増加に繋げることができます。
優先度 | ★★★★(実施の価値あり) |
難易度 | 低い |
費用対効果 | 比較的高い |
メリット | 低予算で一気に認知を獲得することができる |
デメリット | 配信の度に費用がかかる |
PRTimesなどを活用することで、1回3~5万円程度で200以上のメディアにプレスリリースを配信することができるため、一気に認知度を拡大するうえでは非常に有効な手段です。
オウンドメディア集客においてよくある活用方法としては、コンテンツの一部をプレスリリース配信し、「続きを読みたい方はこちら」というような形で誘導する手法です。
例えば、就活情報サイト「ミツカル学び」では、就活サイトカオスマップを作成しプレスリリースとして公開。
カオスマップが掲載されたコンテンツへの導線を設け、アクセスを得ています。
プレスリリースは、低予算で一定以上のアクセスが集められるため、非常に有効な手段です。
なおかつ、メディアが取り上げたくなるような話題性のあるテーマで配信出来れば、マスメディアでの紹介など爆発的な成果に結びつく場合もあります。
各種メディア出演
各種メディアに出演し、オウンドメディアを紹介することで集客につなげることができます。
優先度 | ★★★(状況によっては実施の価値あり) |
難易度 | 低い |
費用対効果 | 高くなる場合もある |
メリット | 一気に認知を獲得することができる |
デメリット | 出演先のメディア探しが難しい 出演に多額の費用がかかる場合がある |
メディア出演は、集客効果の他にも様々な効果が期待できます。
第一に著名なメディアに出演した実績をオウンドメディア上でアピールすることで信頼性向上にもつながるでしょう。
また、間接的なSEO効果も期待できます。2018年からGoogleではE-E-A-Tという評価基準を取り入れており、その一環で「誰がコンテンツを発信しているかという点」がコンテンツを評価する際に重視されるようになりました。
コンテンツの発信者がテーマに対して専門性がある、権威性があるとGoogleから認識されることで、検索評価向上につながります。
メディア出演を通して、自身がトピックに対する専門家であることを発信することで、間接的にE-E-A-Tの評価向上につながるのです。
オフライン集客
オウンドメディアへの集客というと、オンライン施策ばかりに目が行きがちですが、オフライン施策も有効な手段となりえます。
リアルな場でユーザーと接点を持つことで、Webサイトへの訪問を促し、新たな顧客層を獲得できる可能性を秘めています。
優先度 | ★★★(状況によっては実施の価値あり) |
難易度 | 低い |
費用対効果 | 高くなる場合もある |
メリット | 無料で手軽に実施できる施策が多い |
デメリット | 直接的な集客ではないので多くのアクセスを集められるわけではない |
オフラインでオウンドメディアの集客する方法には以下のようなものが挙げられます。
ついでで出来るものばかりなので、オウンドメディアを頑張ると決めたらオフライン施策ともうまく連携させるのがポイントです。
- チラシ・パンフレットへのQRコード掲載
- 名刺へのURL記載
- リアルイベント・セミナーの開催
- 実店舗での告知
- 協賛・出展
オフライン集客は、オンラインの施策では獲得できなかった顧客層にもリーチできる点もメリットです。
ただし、オフライン施策による集客の効果はあくまで限定的なものなので、メインの集客手段とはなり得ないことも理解しておきましょう。
\ULTRAのオウンドメディア支援サービスをチェック/
実在のオウンドメディアの集客戦略事例
ここでは、実在のオウンドメディアの集客戦略事例を見ていきましょう。
BtoB、BtoCでそれぞれ指折りの成功を収めているオウンドメディアをピックアップいたしました。
- BtoBの事例:SATORIマーケティングブログ
- BtoCの事例:北欧、暮らしの道具店
それぞれの集客施策事例を紹介していきます。
SATORIマーケティングブログ
主要な集客方法 | SEO メルマガ オフライン施策(展示会との連携) | |
集客数 | SEO | 検索流入数:207,000件/月※調査ツール「Ahrefs」のデータ |
メルマガ | 登録者数10万人以上 |
SATORIマーケティングブログは、マーケティングオートメーションツール「SATORI」のリード獲得を目的に運営されているオウンドメディアです。
集客方法のメインとして、コンテンツSEOを用いています。
SEOにかなり成功しており、ターゲットであるマーケティング担当者や営業担当者が検索している以下のような難関キーワードでも多数検索上位を獲得。月間200,000万以上の検索流入を獲得しています。※2024年12月時点
- マーケティングとは:1位
- カスタマージャーニー:1位
- ブランディングとは:1位
- デジタルマーケティング:1位
流入したユーザーを、以下のようなホワイトペーパーのダウンロードに誘導。
リード情報を獲得し、インサイドセールス部隊に連携しています。
SATORIマーケティングブログは、ターゲットに合わせた適切なキーワード選定や質の高いコンテンツ、そしてホワイトペーパーを活用したCV導線設計など、非常に参考になるオウンドメディアの集客戦略事例です。
北欧、暮らしの道具店
主要な集客方法 | SEO 企画コンテンツ インフルエンサーマーケティング SNS YouTube | |
集客数 | SEO | 検索流入数:85,000件/月※調査ツール「Ahrefs」のデータ |
SNS | Instagramフォロワー数:135万人 / Xフォロワー数:5.5万人 | |
YouTube | チャンネル登録者数:61.3万人 / 平均再生回数:10万~15万回程度 |
クラシコム社が運営する「北欧、暮らしの道具店」は、代表的なオウンドメディアの成功事例です。
SEOやSNS、YouTubeなど主要な集客戦略は一通り取り入れており、そのすべてで成功しています。
特に独自の世界観から多数のファンを獲得することに成功しており、SNSやYouTubeを通して安定した集客に成功しています。各メディアで、シンプルで心地よい北欧の暮らしを提案する世界観を徹底して統一しています。
また、読者からのコメントに丁寧に返信したり、アンケートを実施して意見を収集したりすることで、顧客との双方向のコミュニケーションを図っているのもポイントです。
コンテンツ内で自然な形で商品を紹介し、購買に繋げている点も特徴。
押し売りではなく、読者のニーズに寄り添った提案をすることで、自然な購買意欲を高めています。
\ULTRAのオウンドメディア支援サービスをチェック/
オウンドメディア集客成功のコツ|施策優先度付けのポイントとは?
ここまで、オウンドメディアの集客方法をリストアップしてきましたが、すべて実施できる企業は決して多くないため、効果の高いものから優先度付けをして実施していく必要があります。
ここでは、優先度付けにあたって知っておきたいオウンドメディア集客成功のコツを紹介していきます。
- オウンドメディアへの集客方法のメインは”SEO”
- どの集客方法を選んでもコンテンツの質が”命”
- コンテンツをできるだけ複数メディアで再利用することが大切
- 固定ファンを作れば集客数が底上げできる
それぞれ解説していきます。
オウンドメディアへの集客方法のメインは”SEO”
いろいろ集客方法を紹介してきましたが、ほとんどの企業にとってオウンドメディアの集客方法のメインはSEO。
記事型コンテンツの集合体であるオウンドメディアの特性上、たいていはSEOに取り組むのが最も費用対効果が高いのです。実在の成功しているオウンドメディアも大半は、SEOを集客のメイン手段としています。
さて、オウンドメディアの集客方法のメインがSEOである理由は挙げるとキリがありませんが、代表的なものは以下の通りです。
- 持続的かつ安定した集客ソースになるから
- 流入時に特に費用が発生しないため長期的な視点で費用対効果が高いから
- 他の集客方法よりオウンドメディアと相性がいいから
- ニュースコンテンツをメインとする場合、膨大なリソースが必要かつ運営元のドメインの強さも必要
- 企画コンテンツは作成難易度が高く、どの企業でも成功できるとは限らない
- SNSは立ち上げに時間がかかる&投稿を見たユーザーを一度リンクを踏ませてオウンドメディアに誘導する必要がある
- SEOは難易度がそこまで高くなくノウハウが十分にあればどの企業でも成功できる
以上のような理由が挙げられますが、中でも特に大きいのが成功率が高いことです。
SEOはノウハウが十分あれば、どの企業でも成功できる可能性があるため、ある程度SEO経由の集客で売り上げを創出したうえで、そこで得られた予算を別の集客方法に投資するというのが理想の流れになります。
SEOのノウハウがない企業の場合は、弊社のような専門の支援会社をご活用いただくのがおすすめです。ただし支援会社選びは重要。しっかりとノウハウのある企業なら高確率で成功に導いてくれますが、逆もまた然りです。信頼できかつ実力も十分な会社を選ぶようにしましょう。
立ち上げから3ヶ月or半年くらいまではひたすらコンテンツSEOをやる
オウンドメディアを立ち上げて、3ヶ月目or半年目くらいまではリソースのほとんどをコンテンツSEOに集中させましょう。
SEOと一口に言っても様々な施策があり、大きく分類すると下図の3種類に分けられます。
それぞれ概要やオウンドメディア運用においてやることは以下の通りです。
- コンテンツSEO:オウンドメディアを検索上位表示させたいキーワードの選定とコンテンツの作成・更新
- SEO外部対策:被リンク集めをはじめとするオウンドメディア外での対策
- 内部最適化(テクニカルSEO):オウンドメディアの内部構造を最適化。制作・構築時に実施
3種類どれも重要ですが、立ち上げから3ヶ月目or半年目くらいまでは、コンテンツSEOにリソースを集中させましょう。理由として、「コンテンツSEO」は検索順位やアクセス数への影響が「外部対策」より大きい場合が多く、また「内部最適化」はそもそも最初の制作・構築段階で行うべきものだからです。
したがってまずは、コンテンツSEOとしてキーワードの選定やコンテンツの作成をひたすら行いましょう。
▼下図はあるオウンドメディアの戦略やKPIのスケジュール例です。
なお、オウンドメディアのSEO対策で具体的にどんな作業をする必要があるのか全体像を知りたい方は、「オウンドメディアのSEO対策完全ガイド【2024年最新版】」を参考にしてください。
どの集客方法を選んでもコンテンツの質が”命”
さて、オウンドメディアの集客方法は様々ですが、いずれにおいても”コンテンツ”の制作が必要です。
SEOであればSEOコンテンツ、他の方法であれば企画コンテンツやニュースコンテンツ、SNSの投稿、YouTube用の動画コンテンツなど、どの手法でもコンテンツが必要です。
そして、すべての方法において集客数を左右する最も大きな要素は、”コンテンツの質”になります。
SEOコンテンツであれば、ユーザーの検索意図(検索して知りたいことや解決したい疑問・課題)を満たすコンテンツである必要があります。さらに競合と検索1位をめぐっての争いになるため、どこよりも質の高い”最良”のコンテンツを作成することが求められるでしょう。
企画コンテンツにおいても、企画が面白く魅力的でなければ拡散されず集客にはつながりません。
その他においても同様です。
オウンドメディア運用をすると、戦略や施策、効果測定など上流工程に目がいきがちですが、最も重要なのはコンテンツの質であることを忘れないようにしましょう。
コンテンツの質が良ければ、戦略はイマイチでも成功する場合が多いです。
コンテンツをできるだけ複数メディアで再利用することが大切
制作したコンテンツは、複数のメディアに形を変えて再利用することが効率を高めるうえで大切です。
例えば、オウンドメディアのWebサイト上に直接公開する記事コンテンツを作成したとしましょう。
その記事コンテンツの要約をSNSに公開、さらに動画化してYouTubeにも公開するというようなイメージです。
各媒体毎に異なるコンテンツを作るのは余計な費用や時間がかかってしまいます。
作成したコンテンツをうまく他の媒体のフォーマットに合わせて転用することで、よりオウンドメディア集客を加速させられるでしょう。
固定ファンを作れば集客数が底上げできる
オウンドメディアの更新を楽しみにしてくれる固定ファンを作ることで、集客数が底上げできるでしょう。
固定ファンを作る方法は、とにかく魅力的なコンテンツを発信し続けることです。
SEOコンテンツであれば、ユーザーの疑問や課題をどこよりも解決する最良のコンテンツを目指しましょう。
それを続けることで、「あそこのサイトの記事はわかりやすい」というような形で固定ファンがつきます。
一方で、コンテンツ制作数のKPIやアクセス数を重視するあまり低品質なSEOコンテンツを公開すると、ファンがつかないばかりか、そもそも検索順位が上がりません。
また、SEOを意識しないおもしろさ重視の”企画コンテンツ”も作成するようにするようにしましょう。
例として、企画コンテンツと言えばで業界人が真っ先に思い浮かべる?LIG社の「LIGブログ」を見ていきましょう。
LIGブログは自社のWebマーケティング支援サービスのリード獲得等を主目的に運営されているので、あくまでSEOコンテンツ中心ですが、時々以下のような企画コンテンツも公開しています。
この企画コンテンツのクオリティが非常に高く、最後まで非常に楽しく読めてしまいます。
LIGブログではこのような、唯一無二の魅力的なコンテンツを発信することで業界内で多数のファンを獲得、安定した集客に成功しているのです。
SEOコンテンツで流入したユーザーが、「他にどんな記事があるかな」と記事一覧を見ていたら以下のような記事があったとき、ついつい読んでしまいますよね。
LIGブログのように、固定ファンを作ることができれば安定した集客を実現することができます。
私もいつもLIGブログを拝読しています。
\ULTRAのオウンドメディア支援サービスをチェック/
オウンドメディアに集客したユーザーを”成果”に結びつけよう
オウンドメディアに集客したユーザーは、以下のように目的に応じたビジネス的成果に結びつけましょう。
- リード獲得(お問合せ・資料請求・ホワイトペーパーダウンロード)
- 商品の販売
- 認知拡大/ブランディング
- 採用応募の獲得
ただ、たくさんのアクセスを集めるだけではオウンドメディアの運用の意味がありません。
目的に応じた成果に至るような導線やUI/UXを適切に設計しましょう。
例えば、リード獲得や商品販売が目的あればアクセスを集めるコンテンツ内に以下のようなCTA(コールトゥアクション)を設置することが大切です。CTAとは行動喚起という意味で、ユーザーに特定の行動を取ってもらうように促すことを指します。
また、認知拡大が目的であれば、認知度を高めたいサービスのバナーを随所に設置するなどの取り組みが必要です。
オウンドメディアへの集客施策が成功したか、効果測定をしよう
オウンドメディアへの集客がどれくらい成功しているか、効果測定をしましょう。
そのうえでうまくいっている施策は継続、うまくいっていない施策は改善もしくは取りやめというように、PDCAサイクルを回すことが大切です。
効果測定は以下のような項目に対して行いましょう。
施策 | 測定項目 | 計測方法 |
---|---|---|
施策によらず測定すべき項目 | 全体のPV数 | Googleアナリティクスを使用 |
コンテンツ毎のPV数 | Googleアナリティクスを使用 | |
フォーム遷移数※問合せフォーム等 | Googleアナリティクスを使用 | |
フォーム遷移率 | Googleアナリティクスを使用 | |
コンバージョン数 | Googleアナリティクスを使用 | |
コンバージョン率 | Googleアナリティクスを使用 | |
SEO | キーワード別の検索順位 | Ahrefsなど専用ツールを使用 |
検索経由のPV数 | Googleアナリティクスを使用 | |
検索経由のコンバージョン数 | Googleアナリティクスを使用 | |
SNS/YouTube | SNS/Youtube経由のPV数 | Googleアナリティクスを使用 |
フォロワー数/チャンネル登録数 | 直接確認 | |
SNS/Youtube経由のCV数 | Googleアナリティクスを使用 | |
その他施策 | その他施策経由のPV数やCV数など | Googleアナリティクスを使用 |
上記は代表的な項目で、集客戦略によってはその他の項目をより詳しく計測、分析する必要があります。
\ULTRAのオウンドメディア支援サービスをチェック/
オウンドメディアの集客や運用に関するよくある質問
ここでは、オウンドメディアの集客や運用に関するよくある質問に対して、Q&A形式でお答えしていきます。
Q. 集客数の目標設定はどのように行えばいいですか?
集客数の目標は、立ち上げ段階とある程度運用を進めた段階とで設定方法が異なります。
データの揃っていない立ち上げ段階はざっくりと
データの不足している立ち上げ段階で”必達”目標を掲げてしまい、その数値が現実と乖離していると、その値にチームが苦しめられがちです。
したがって、立ち上げ段階ではざっくりと「◎月までに○○万PV/月」というような形でざっくりと決めてしまうのが一番でしょう。
あくまで必達目標ではなく、これくらいになればいいなという程度でOKです。
しかしそうは言っても、会社で決済をとる際に明確な目標値が必要とだというケースもあるでしょう。
その際は、以下のようなポイントをおさえておくことが大切です。
- まずは上席や決裁者にオウンドメディアのPV数や競合の取り組みや検索エンジンのアルゴリズムといった外的要因により大きく変動するため、あくまで仮の目標しかたてられないことを理解してもらう
- 弊社のような専門の支援会社ならPV数がある程度予測できるため、事前に相談しそれなりに正確な目標値を設定してもらう※なお、正確な値を完璧に予測するのは不可能な点にはご留意ください
以上のような点をおさえたうえで、オウンドメディアの立ち上げを進めると良いでしょう。
データの揃った段階で正確に
運用を進め、データが揃ってきたらある程度正確に目標が設定できるようになります。
その際は目標売上やリード数など、より上位の目標から逆算して集客数を決定するとよいでしょう。
まずは以下のように目標をKPIツリーで分解してみてください。
例えば目標リード数が100件/月で各種データが以下の通りの場合、目標PV数は以下の通りになります。
お問合せフォーム完了率 | 10% |
お問合せフォーム遷移率 | 0.4% |
目標リード数100件/月=目標PV数/月×お問合せフォーム完了率10%×お問合せフォーム遷移率0.4%
⇒目標PV数=250,000pv
KPIツリーと効果測定して得たデータを軸に逆算的に何件のPV数が必要かどうかを決定しましょう。
Q. SEOノウハウがないのですが
オウンドメディア集客にあたって、十分なSEOノウハウは欠かせません。
したがって、現状ノウハウがないという場合は外部の信頼できるコンサルティング会社を活用しましょう。
SEOノウハウは再現性がありそこまで難しくないとはいえ、現状ノウハウがない段階から競合に勝ちぬいていくのに十分な知識や技術を身に着けるのには少なくとも1~2年はかかります。
予算がよほどないという場合はその選択肢しかありませんが、ある程度予算をねん出できるという場合は外部のコンサルティング会社を利用した方が費用対効果にも大きいです。
ただしオウンドメディアコンサルティング会社、SEOコンサルティング会社は能力の低い企業も多いため、十分な実力があり信頼できる企業を選ぶようにしましょう。
なお、オウンドメディア運用支援会社の選び方について詳しく知りたい方は、「オウンドメディア運用代行会社21選比較!選び方や費用相場まで」を参考にしてください。
弊社シュワット株式会社もSEOにおいて国内屈指の実力を持つオウンドメディアコンサルティング会社です。ぜひお問合せください。
Q. オウンドメディアの運用にかかる費用はいくらですか?
オウンドメディアの運用にかかる費用相場は項目別に以下の通りです。
維持費 | サイト保守費用 | 5,000円~20万円/月 |
サーバー維持費用 | 5,000円~20万円/月 | |
CMS利用料 | 0円~10万円/月 | |
SEO・マーケティング費 | コンサルティング費用 | 20~40万円/月 (ノウハウがない場合は必須) |
SEO外部対策費用 | 10万円~ | |
SEO内部対策費用 | 10万円~ | |
CV導線改善費用 | 10万円~ | |
効果測定環境の構築費用 | 10万円~ | |
人件費 | 30万円~/人 |
上記はあくまで目安なので参考程度としてください。
なお、オウンドメディアの運用にかかる費用について詳しく知りたい方は、「オウンドメディア構築~運用の費用相場|料金別特徴・節約ポイント」を参考にしてください。
Q. オウンドメディアの記事制作を外注する時の費用はいくらですか?
オウンドメディアの記事制作の外注費用相場は以下のとおりです。
- クラウドソーシングや個人ライター:0.5円~5円/字
- 低価格の記事作成代行業者:0.7円~3円/字
- SEO記事に特化した代行業者:7円~10円/字
依頼先や依頼する範囲によっても大きく上下するものなのであくまで参考値としておいてください。
なお、記事制作費用について詳しく知りたい方は、「記事作成代行の相場は?フリーのライターと業者の外注費用比較」を参考にしてください。
\ULTRAのオウンドメディア支援サービスをチェック/
まとめ:自社に合ったオウンドメディアの集客施策を実施しよう
ここまで、オウンドメディアの集客方法について詳しく解説してきました。
オウンドメディアの集客方法は主に以下の通りです。
- SEO(コンテンツSEO)
- SNS
- Web広告
- 企画コンテンツ
- ニュースコンテンツ
- 寄稿
- インフルエンサーマーケティング
- YouTubeなど動画プラットフォーム
- メールマガジン
- プレスリリース
- 各種メディア出演
- オフライン集客
それぞれ効果的な施策ですが、多くのオウンドメディアにおいてメインの集客手段はSEOになります。
また、いずれの集客手段をとるにせよコンテンツの質が成果を大きく左右する点も理解しておきましょう。
この記事が少しでも皆様の参考になれば幸いです。
- オウンドメディアを立ち上げたいがノウハウが全くない
- 戦略的にオウンドメディア運用をしたい
- 高い成果を創出したい
現在、上記のようなお困りごとがありましたら、オウンドメディア運用で圧倒的な成果を創出してきた我々『ULTRA』へご相談ください。徹底的に定量的な成果を追求し、戦略設計から施策の実行、インハウス化支援まで、ニーズに合わせた最適なプランで強力にサポートいたします。