- SEO内部対策の意味や外部対策、コンテンツSEOとの違い
- SEO内部対策の具体的な方法
- 内部対策チェックリスト一覧表

この記事の著者:伊藤 寛規
月間5,000万PV越えのWebメディア「mybest」でコンテンツ制作責任者を経験後、弁護士ポータルサイト「ベンナビ」のSEO担当として、コンテンツSEOやテクニカルSEO、新規メディア立ち上げ、CVR/CTR改善などに携わる。

この記事の著者:渡邉 志明(シュワット株式会社 代表取締役)
SEOコンサルティング会社の経営者。
これまで複数のオウンドメディアの立ち上げ~黒字化にPM・SEO責任者として携わる。コンテンツSEOによるメディアのグロースやインハウス化支援が得意。
SEO対策のなかでも専門的な知識が必要とされるSEO内部対策(テクニカルSEO)について、「コンテンツSEOはやってきたけど、内部対策はよくわからない…」と悩むSEO担当者は少なくありません。
内部対策をすれば、コンテンツSEOや外部対策など、これまでの施策効果がより大きくなると期待できるので、本記事を読んで進めることをおすすめします。

今回はSEO内部対策の概要やメリット、具体的な施策の他、チェックリスト一覧やおすすめのチェックツールを解説します。
SEO内部対策のコツや失敗事例、おすすめの本などもお伝えするので、スムーズにSEO内部対策を進め、これまでの施策効果をさらに高めるためにお役立てください。
- 狙ったキーワードで検索上位がとれていない
- 戦略的にSEO対策をしたい
- 検索順位改善だけでなく売上・利益にもつなげたい

現在、上記のようなお困りごとがありましたら、SEOコンサルティングで圧倒的な成果を創出してきた我々『シュワット株式会社』へご相談ください。SEO対策にとどまらず売上・利益などビジネス的な成果を追求し、戦略設計から施策の実行、インハウス化支援まで、ニーズに合わせた最適なプランで強力にサポートいたします。
SEO内部対策とは?外部対策との違いなどの基礎知識を解説
SEO内部対策(内部施策)とはWebサイト内のコンテンツやサイト構造、タグなどを最適化し、検索エンジンに正しくページをクロール・インデックスしてもらうための施策です。オンページSEOと呼ばれることもあります。
主なSEO内部対策の種類は以下の4つで、それぞれ改善指標や効果範囲が異なります。
※各内部対策の名称は、SEO業者によっても変わりますが、実施する施策に大きな違いはありません。
- クロール最適化のための内部対策
- インデックス最適化のための内部対策
- ページ内容を適切に伝えるための内部対策
- ページエクスペリエンス対策の内部対策 など
SEOにはコンテンツSEO、テクニカルSEO、SEO外部対策の3種類があり、広義のSEO内部対策はコンテンツSEOとテクニカルSEOの両方を指します。ただし実務上は「SEO内部対策=テクニカルSEO」とされるケースがほとんどです。
次の項目からはSEO内部対策と、他のSEO対策との違いを見ていきましょう。
SEO内部対策とSEO外部対策の違い
SEO内部対策の対とされる「SEO外部対策」とは被リンクの獲得など、外部サイトを対象とする施策であり、自分のWebサイトを対象にするSEO内部対策とは施策の対象が違います。
SEO内部対策とSEO外部対策の具体的な施策の違いは、以下の例をご覧ください。
SEO内部対策 | SEO外部対策 |
---|---|
XMLサイトマップの設置 | 高品質な被リンクの獲得 |
パンくずリストの最適化 | SNSや口コミでの拡散 |
メタディスクリプションの設定 | 外部サイトからの掲載やリファーラル |
このようにSEO内部対策はクローラーがサイトを正しく理解しやすくする技術的施策が中心であり、SEO外部対策は主に被リンク構築などの外部要因を強化します。
SEO外部施策については「SEO外部対策とは?今すぐできる施策8つと注意点をプロが解説」でも紹介しているので、あわせてチェックしてください。
SEO内部対策とコンテンツSEOの違い
コンテンツSEOとは、自社サイトにコンテンツを投稿したり、自社コンテンツの内容を改善したりしてSEOで検索上位を狙うことを指します。コンテンツSEOは内容の質を高めることが中心である一方、SEO内部対策はコンテンツが適切に評価されるための技術や構造の整備が目的という点が主な違いです。
SEO内部対策とコンテンツSEOの違いについては、以下の具体例をご覧ください。
比較項目 | SEO内部対策 | コンテンツSEO |
---|---|---|
メインの目的 | サイト構造・技術面の最適化 | ユーザーに役立つ情報を提供 |
具体的な施策例 | Schemaマークアップの設定 | キーワードリサーチと記事作成 |
SEO内部対策が自社サイトを対象にした施策であることを考えると、コンテンツSEOもSEO内部対策の一部といえるでしょう。どこまでをSEO内部対策と呼ぶかの厳密な線引きはないので、施策を行う際は社内で認識を統一しておくことをおすすめします。
なお、コンテンツSEOについては「コンテンツSEOとは?やり方やメリット、事例をわかりやすく解説」でも解説しているので、あわせてチェックしてください。
SEO内部対策とテクニカルSEOは違う?
SEO内部対策は「コンテンツSEOなどを含め、Webサイトの内部に対する施策全般」を指し、テクニカルSEOは「SEO内部対策と比べ、より技術的な施策」を指すという違いがあります。
テクニカルSEOはSEO内部対策と同義とされることもありますが狭義ではSEO内部対策の中でも、より技術的な面にフォーカスした対策を指します。
具体的にはテクニカルSEOはHTMLタグや構造化データのマークアップなどの施策を指し、Webサイト内部に対する施策である点はSEO内部対策と同じです。
しかしSEO内部対策は、記事を作ったりリライトしたりして改善を図るコンテンツSEOなどの施策を含むケースがあり「テクニカルSEOほど技術的な施策を指さない」「必要となるスキルや知識が異なる」などの違いがあります。
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SEO内部対策が重要な理由|効果は本当にある?
SEO内部対策が重要とされる主な理由は、以下の通りです。
「本当にSEO内部対策は効果がある?」という方のため、次の項目からは、上記3点を解説していきます。
Googleアップデートで高評価を得やすくなる
SEO内部対策はGoogleのアルゴリズム変更時に重視される傾向があるので、施策の実施による効果が期待できます。
例えばGoogleアップデートの要素であるモバイルファーストインデックスやCore Web Vitalsの改善は、モバイルフレンドリーやページ速度の向上により、高評価を得やすいです。
Googleアップデートの要素 | 関連するSEO内部対策 | 期待できる効果 |
---|---|---|
モバイルファーストインデックス | モバイルフレンドリーなデザインの最適化 | モバイルからの評価アップ、クロール効率の改善 |
Core Web Vitals※ | ページスピードとインタラクティブ性能 | ユーザーエクスペリエンス向上、離脱率低下、サイト評価アップ |
最新のアルゴリズムに対応したSEO内部対策で、検索順位を安定的に向上させる準備をしましょう。
上位表示・アクセス数アップなどの課題解決に役立つ
検索エンジンはリンク構造や構造化データでページを理解・評価するので、SEO内部対策を進めると以下のような効果が期待でき、上位表示やアクセス数改善が期待できます。
SEO内部対策 | 期待できる効果 |
---|---|
構造化データの設定 | レビューや画像がリッチスニペットとして表示され、クリック率が向上。 |
内部リンクの充実 | 関連ページへのアクセスが増加し、ユーザー滞在時間が延長。 |
なおGoogleの検索結果にページが表示されるには、以下3つのプロセスを踏む必要があります。
Google 検索の 3 つのステージの流れ
Google 検索には 3 つのステージがあります(すべてのページが各ステージを通るわけではありません)。
クロール: Google は、クローラーと呼ばれる自動プログラムを使用して、ウェブ上で見つけたページからテキスト、画像、動画をダウンロードします。
インデックス登録: Google は、見つけたページ上のテキスト、画像、動画ファイルを解析し、その情報を Google インデックス(大規模なデータベース)に保存します。
検索結果の表示: ユーザーが Google で検索すると、Google はユーザーの検索語句に関連する情報を返します。
引用元:「Google の検索エンジンの仕組み、検索結果と掲載順位について」|Google検索セントラル
つまり記事やLPなどを作成してもクロールされなかったりインデックス登録されなかったりすると、検索結果に表示されないので、SEO内部対策をしてGoogleにサイト情報を適切に伝えることが大切です。実際、GoogleがWebサイトを認識しやすくしたり、クロールやインデックスを制御したりすることを推奨している点も、SEO内部対策が重要とされる理由といえます。
- Googleによるサイトのクロールとインデックス登録を制御する
- Googleがサイトを認識しやすくする
- ガイドラインを遵守する
- ユーザー エクスペリエンスの管理
SEOを営業に例えると、コンテンツSEOが商品自体の価値、外部対策が口コミ、内部対策が営業マンのトークにあたります。どんなに商品が良くて口コミの良い商品でもトークが悪いと売れづらいように、検索エンジンにサイトの良さを伝えきるため、SEO内部対策でサイトの内部構造を最適化することは重要です。

なお、SEO内部対策はGoogleで検索上位を獲得するために行う施策ですが、BingやYahoo!など、その他の検索エンジンにも有効です。
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E-E-A-T強化との相乗効果が見込める
SEO内部対策を進めると以下のように、Googleが重視する「E-E-A-T」を強化する効果が期待できます。
E-E-A-TとSEO内部対策の関係
E-E-A-T要素 | SEO内部対策での貢献ポイント |
---|---|
Experience(体験) | コンテンツ作成者の実体験が記載されたページをユーザーが快適に閲覧・操作できるようSEO内部対策をすることで、よりユーザーの満足度を高め、サイト評価の向上に繋げられる。 |
Expertise(専門性) | 適切な内部リンク構造やコンテンツの見出しタグの最適化により、情報の整理整頓された構造を示すことで、Googleがコンテンツの専門性や主要トピックをより深く理解できるなどの効果が期待できる。 |
Authoritativeness(権威性) | ユーザー体験の向上・サイト全体の技術的健全性などによりGoogleの評価が高まり、権威性強化に繋がる可能性がある。構造化データの設定によって検索エンジンに組織や人物の権威性を明確に伝えられると、権威性が向上に繋がる。 |
Trustworthiness(信頼性) | HTTPS化(SSL化)や利用規約の公開などにより、ユーザー・Googleの両方にサイトの安全性・透明性を示すと、信頼性の高いサイトと評価されされやすくなる。 |
E-E-A-Tの強化はGoogleからの評価だけでなく、ユーザーからの信頼や満足度にも繋がるので、結果として以下のような効果が期待できます。
- 検索順位の向上
- ユーザーエンゲージメントの向上
※滞在時間・ページビュー数など
このようにSEO内部対策は、E-E-A-T強化に繋がる基盤整備の役割を果たすので、適切に施策を進め、ユーザーにも検索エンジンにも選ばれる高品質なサイトを構築しましょう。
なお、E-E-A-Tについては、「E-E-A-T(旧E-A-T)とは?評価基準と対策方法20選」で詳しく解説しているので、あわせてチェックしてください。
クロール最適化のためのSEO内部対策
ここからは、具体的なSEO内部対策について解説します。まずは、Googleのクロールを最適化するためのSEO内部対策をチェックしましょう。
次の項目から、上記のクロール最適化に関するSEO内部対策について、わかりやすく説明していきます。
XMLサイトマップを送信する
XMLサイトマップの送信がSEO内部対策として重要な理由はページがクローラーに認識され、インデックス登録されやすくなるからです。XMLサイトマップとは、サイト内にどんなページが存在しているのかをGoogleに伝えやすくするためのファイルのことを指し、以下のような形式で記述・作成されます。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9">
<url>
<loc>https://seo-writing-professionals.com//</loc>
<lastmod>2024-09-25T12:00:55+08:00</lastmod>
</url>
<url>
<loc>https://seo-writing-professionals.com//</loc>
<lastmod>2024-09-25T15:20:23+09:00</lastmod>
</url>
</urlset>
XMLサイトマップは、サイトマップ作成ツールやWordPressのプラグイン・テーマなどで自動作成されることが多いです。なおXMLサイトマップは、Googleサーチコンソールを用いて以下の手順で送れます。
- Googleサーチコンソールにログインする
- メニューから「サイトマップ」をクリック
- 新しいサイトマップの追加欄に「サイトURLsitemap/xml」と入力して送信をクリック
XMLサイトマップの送信後、Googleサーチコンソールのサイトマップページで、ステータスが「成功しました」となっていれば、問題ありません。エラーが出ている場合は、該当箇所を確認して再度XMLサイトマップを送信しましょう。
リンク構造(サイト構造)を最適化する
Googleは大規模なサイトにおけるリンク構造の整理を推奨しているため、サイト構造を整理することも重要なSEO内部対策といえます。
サイトを整理する
サイトの構築時や改装時には、論理的に整理することをおすすめします。検索エンジンやユーザーがページ間の関係を把握しやすくなるからです。ただし、今すぐ整理し直す必要はありません。長期的にはよいことですが(特に大規模なサイトの場合)、サイトが整理されていなくても、おそらく、そのままの状態で検索エンジンが把握してくれます。
引用元:「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」|Google検索セントラル
ディレクトリ構造を整理するとクローラーがページを回遊しやすくなるうえ、ディレクトリごとのページ更新頻度をGoogleが学習することによるクロールの最適化が期待できます。
なお各ディレクトリには、そのページに何の情報が掲載されているのかがわかるよう、以下のようにURL(パーマリンク)を設定しましょう。
※以下は自社商品の使い方を説明するページを作成する場合の例
良いURLの例 | https://www.example.com/how-to-use/ |
上記のようにわかりやすいURLを設定すると、Googleが各ページの内容を理解しやすくなるので、適切な評価をしてもらいやすくなります。反対に以下のようなURLを設定すると、適切な評価を受けづらく、十分なSEO内部対策の効果が期待できません。
悪いURLの例 | https://www.example.com/12345678/ |
ディレクトリやページが頻繁に増える場合は、URLやパーマリンク設定のルールを決めておくのがおすすめです。ルールがあれば、ページが増えてもサイト内の構造やディレクトリが混在せずに済むでしょう。
また、リンク構造やコンテンツを整理する際には、リーズナブルサーファーモデルに即したトピッククラスターを意識するのも効果的です。詳しく知りたい方は、「トピッククラスターモデルとは?SEO効果や作り方、事例まで」を参考にしてください。
パンくずリストを設定する
サイト構造を整理する際、サイト訪問者の現在地を示し、クローラーの回遊を助ける機能「パンくずリスト」の設定もするとSEO内部対策の質を高められます。パンくずリストは以下のようにページ上部や下部に表示されることが多いです。

パンくずリストは、WordPressのテーマやプラグインなどで設定可能です。Google対策だけでなく、ユーザビリティの観点からも早めに設定するとよいでしょう。
なお、パンくずリストに自然な形でSEOキーワードを盛り込むと、該当キーワードで評価されやすくなる効果も期待できます。具体的には、パンくずリストの最下層(現在表示しているページ)部分に、そのページで狙っているキーワードを可能な範囲で盛り込むとよいでしょう。
ページ間の内部リンクを設置する
Googleのクローラーが回遊しやすくなるよう、ページ間に適切な内部リンクを設定することも重要なSEO内部対策です。例えば「記事内のテキストに関連するページへのリンクを設置する」「ページの下部や上部に関連ページへのリンクをまとめて設置する」などです。
コンテンツのテキスト内に内部リンクを設置する例

内部リンクはユーザーが必要とする位置に必要な数だけ設置するのが理想です。また内部リンクのアンカーテキストに関連性の高いキーワードを含めると、SEO効果が高まると期待できます。
ただしクローラーを意識しすぎて内部リンクを大量に設置したり、関連性がまったくないページに対して内部リンクを貼ったりすると、悪影響が出るおそれがあるので注意しましょう。
なお、内部リンクの適切な設置方法について詳しく知りたい方は、「内部リンクとは?SEO効果を最大化する張り方をわかりやすく解説」を参考にしてください。
robots.txtの設定でクロールを効率化する
数十万ページを有する大規模サイトの場合は、robots.txtによるクロール制御のSEO内部対策も検討しましょう。robots.txtとは、クローラーに「読み込まなくてよいページ」を伝える情報で、以下のような形式で記述・設定します。
User-agent: GooglebotDisallow: /nogooglebot/
引用元:「robots.txt の書き方、設定と送信」Google検索セントラル
User-agent: *Allow: /
Sitemap: https://www.example.com/sitemap.xml
robots.txtでクロール効率化を図ると、優先的にインデックスしてもらいたいページにクローラーが回りやすくなる効果が期待できます。なぜならGoogleでは各サイトごとにクロールのリソース(クロールバジェット)を割り振っており、すべてのWebサイトの全ページが必ずクロールされるわけではないからです。
ページ数が多いサイトでは以下のようにrobots.txtを設定し、所定のディレクトリやページのクロールをブロックできるので、インデックス登録が早くなる可能性があります。
robots.txtの例 | 役割 |
---|---|
User-agent: * | すべてのクローラーに適用されるルール |
Disallow: /private/ | 「/private/」ディレクトリをクロール禁止 |
Allow: /public/ | 「/public/」ディレクトリをクロール許可 |
robots.txtの設定時は、誤って「インデックスして欲しいページ」をブロックしないよう、ご注意ください。

robots.txtによる指示はかなり強制力の強い指示になるため、頻繁に設定したり、設定を解除したりすることはおすすめしません。robots.txtをnoindexの代わりに使っているサイトもありますが、robots.txtはあくまでもクロール管理の目的で使用すべきなので注意しましょう。
robots.txtについて、さらに詳しく知りたい場合は、以下の記事をご覧ください。

構造化データをマークアップする
以下のような内容を含むページがある場合、構造化データのマークアップによるSEO内部対策をしましょう。
- 会社情報・監修記事など
- 商品価格・レビューなどの商品情報
- イベントの開催日時や場所などの情報
- 料理レシピの情報
- 映画・音楽などの作品情報
- 監修者や著者などの人物情報
- 求人情報
- よくある質問などのFAQ
構造化データとは、Googleにページ内容をわかりやすく伝えるためのデータです。構造化データを設定すると、検索結果に以下のようなリッチスニペットとして表示される可能性もあり、SEO効果が高い内部施策とされています。

また誰が記事を書いたかなどを表示する著者情報などを構造化データとしてマークアップすると、間接的なE-E-A-T対策にもなります。構造化データの記述方法はGoogleに示す情報によって異なり、例えばパンくずリストを構造化データとして書くと、以下のようになります。
<script type="application/ld+json">
{
"@context": "https://schema.org/",
"@type": "BreadcrumbList",
"itemListElement": [
{
"@type": "ListItem",
"position": 1,
"name": "ホーム",
"item": "https://★★★.com/"
},
{
"@type": "ListItem",
"position": 2,
"name": "コラムトップ",
"item": "https://★★★.com/columns/"
},
{
"@type": "ListItem",
"position": 3,
"name": "コラムカテゴリー",
"item": "https://★★★.com/columns/column-category/"
},
{
"@type": "ListItem",
"position": 4,
"name": "コラムページ",
"item": "https://example.com/columns/column-category/page.html"
}
]
}
</script>
なお構造化データマークアップをしたパンくずリストがリッチスニペットとして検索結果に表示される例は、以下をご覧ください。

構造化データマークアップの主な方法はGoogleが推奨している「JSON-LD」で、JavaScriptのオブジェクトとして記述し、HTMLのタグとして埋め込む方法です。
別段の記載がなければ、Google 検索では以下の形式の構造化データを使用できます。一般的に、Google は実装と管理が最も容易な形式(ほとんどの場合は JSON-LD)を推奨します。
引用元:構造化データ マークアップとは | Google 検索セントラル
Googleの構造化データテストツールや検索コンソールを活用し、正確に実装されているかチェックしましょう。

FAQなど、過去には構造化データマークアップを行うことで必ず検索面に表示される項目もありました。
しかし、検索結果に表示される項目は日々変動しています。すべての項目を構造化データ化するには手間もかかるので、現在の検索結果を確認し、競合が構造化データを設定している項目のみ対策するなどして工夫しましょう。
リンク切れをチェック・修正する
サイト内にリンク切れを起こしているリンク(デッドリンク)があると、適切にサイトをクロールしてもらえないおそれがあるので、定期的なチェックや修正によるSEO内部対策にも要注意です。
またリンク切れがあると、ユーザーは目的のページにアクセスできず、離脱率が高まります。リンク切れの修正後、すぐに検索順位が上がるケースもあるので、以下のような方法で定期的にリンク切れが起きていないかチェックし、修正しましょう。
- Googleサーチコンソールで確認する
- リンク切れチェックツールで確認する
簡単なのは、Googleサーチコンソールでチェックする方法です。メニューの「カバレッジ」からエラーリンクを確認できるので、リンク切れを起こしているページをひとつずつ修正しましょう。
リンク切れの要因は様々ですが、リンク先のページが削除されたケースが多いです。ユーザー体験の向上、SEO評価の底上げに繋げられるよう、リンク切れ・修正による内部対策にも注力しましょう。
Googleサーチコンソールからリクエストを送信する
「クローラーがこない」「ページを公開・修正してもインデックス登録されない」という場合、Googleサーチコンソールでリクエスト送信をするSEO内部対策をしてみましょう。
- Googleサーチコンソールにログイン
- 左側のメニューから「URL検査」をクリック
- 上部の検索窓にリクエストを送信したいURLを入力してEnter
- 「インデックス登録をリクエスト」をクリック
Googleサーチコンソールでリクエストすると、数日~1週間程度でインデックスされることがあるので、なかなか登録されない場合におすすめです。ただし1日のインデックス登録リクエスト回数には上限があるため、リクエストをしたいページが大量にある場合は、数日に分けて実施しましょう。

過去には数ヵ月経ってクロールされなかったページが、インデックス登録リクエストをしただけで、すぐにインデックスされたこともあります。単純作業ではありますが、毎日少しずつリクエストを送信するとよいでしょう。
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インデックス最適化のためのSEO内部対策
次は、クロールはされているがインデックス登録されない「クロール済 – インデックス未登録」などの場合に役立つ、インデックス最適化に繋がるSEO内部対策を紹介します。
- 検索結果に出さなくていいページにはnoindexを設定する
- 不要な重複ページや低品質ページに対処する
- やむを得ない重複ページはcanonicalを設定する
- ページネーションごとにページ数を表示する
クロール後に何らかの問題がある場合、上記のSEO内部対策で乗り越えられる可能性があるので、次の項目から詳細を見ていきましょう。
検索結果に出さなくていいページにはnoindexを設定する
インデックスを最適化するSEO内部対策として、検索結果に出さなくてよいページにnoidexを設定する方法もあります。noindexとはインデックスしないようクローラーに指示する設定です。
noindex設定をすると必要なページだけをインデックス登録できるほか、低品質なページのインデックスによるサイト評価低下の防止にも繋がります。
noidexの設定は、WordPressのプラグインなどでページごとに指定するほか、以下のようにHTMLのhead要素に直接書く方法などがあります。
<meta name=”robots” content=”noindex”>
「どんなページにnoindexを設定すればいい?」と思った方は、以下をご覧ください。
- 文字数が極端に少ない口コミページ
- 内容が同じでURLが違うランディングページ
- サイト内には必要だが、コンテンツが少なく評価してほしくないページ
一度noidex設定をすると、noindexを解除して再度インデックスされるまでに時間がかかる傾向があるため、設定時は慎重に検討しましょう。

不要な重複ページや低品質ページに対処する
内容が重複しているページや低品質なページなど、悪影響を及ぼすページの削除もSEO内部対策といえます。同じサイト内に内容が似ているページが複数あると、重複コンテンツとしてサイトやページの評価が下がるおそれがあるうえ、ページごとに評価が分散し、検索順位が下がるリスクも高まります。
そのため重複コンテンツには「削除」や先述の「noindex設定」のほか、「リダイレクト」「canonical」「リライト」でのSEO内部対策を検討しましょう。次の項目からはリダイレクトとcanonicalについて、解説していきます。
なおリライトの賢いやり方が気になった方は、以下の記事をご覧ください。

リダイレクトとは
リダイレクトとは、特定のページにアクセスした際に自動的に別のページへ遷移させる設定のことで、301リダイレクトと302リダイレクトの2種類が存在します。
- 301リダイレクト:恒久的なリダイレクト
- 302リダイレクト:一時的なリダイレクト
今後リダイレクトを解除する予定がある場合は302を、永久にリダイレクトをする場合は301を設定しましょう。

実務上は302リダイレクトを用いる機会が多いです。301リダイレクトはサイト自体を引っ越してURLが変わる際などに使いましょう。
具体的には「重複コンテンツへの対策としてサイト構造を変更した場合は301リダイレクト」、「低品質ページを削除した後は302リダイレクト」といった使い分けができます。
WordPressの場合、リダイレクト設定はプラグインで行うのがおすすめです。
やむを得ない重複ページはcanonicalを設定する
ECサイトなど、データベース型のサイトを運営していて、ページごとの商品ラインナップが似るなど、やむを得ないかつnoindexやリダイレクトはしたくない場合はcanonical設定によるSEO内部対策を検討しましょう。
canonical設定とは「内容が全く同じ」もしくは「ほとんど同じページ」に対し、代表となるURLを示す設定で、「URLの正規化」と呼ばれることもあります。
rel=”canonical” などを利用して正規 URL を指定する方法
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重複ページまたは非常に類似したページの正規 URL を指定する場合、いくつかの方法で Google 検索に優先事項を伝えられます。正規化に対する効果が高い順に、以下の方法があります。リダイレクト: リダイレクト先が正規ページになるべきことを強く示すシグナルです。
rel=”canonical” link アノテーション: 指定された URL が正規ページになるべきことを強く示すシグナルです。
canonicalを設定すると、重複ページの中でどれが代表のページかを示せるので、ページ評価を適切に集約可能です。canonicalの設定時は、ページ内のタグに以下の記載をしましょう。
<link rel="canonical" href="正規ページ(代表となるページ)のURL">
ただしcanonical設定には強制力がなく、どのページをインデックスするかはGoogle次第とされている点には注意が必要です。
ページネーションごとにページ数を表示する
重複ページとしてマイナスに評価されないよう、ページネーションごとにページ数を表示することも大切なSEO内部対策です。ページネーションとは、ページ割のことを指します。
ブログやアフィリエイトサイトを運営している場合、記事数が多くなると「記事一覧ページ」が、複数ページにわたることがあります。また、検索型のデータベースサイトを運営している場合も検索結果が1ページ目、2ページ目と複数になることもあるでしょう。
ページネーションは、「○○の記事一覧」「○○の検索結果」のようにタイトルやhタグ、メタディスクリプションが同じになりがちで、重複ページとして悪影響を受けやすいです。ページネーションが発生する場合は、ページごとに以下のようにタイトルやhタグ設定を変え、違うページであることをわかりやすくしましょう。
良い例 | <title>○○の記事一覧</title> |
悪い例 | <title>●ページ目|○○の記事一覧</title> |
他にも「rel=”prev”」と「rel=”next”」の設定によって、Googleに希望を伝えることもできます。
このたび、一連のコンテンツを構成するページに rel=”next” と rel=”prev” のマークアップを含めることで、Google に対して次のような希望を明確に示せるようになりました。
構成要素ページまたは構成要素 URL のインデックス登録プロパティ(リンクなど)を、一連のコンテンツ全体でまとめること(つまり、page-1.html、page-2.html といった個々のページにあるリンクをばらばらに扱わず、順序を付けてグループ化すること)
最も関連性の高いページまたは URL(通常は一連のコンテンツの最初のページ)にユーザーを誘導すること引用:rel="next" と rel="prev" を使用したページ設定 | Google 検索セントラル ブログ
上記を参考にページネーションの設定を適切にして、SEO内部対策の質・評価アップを図りましょう。
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インデックスカバレッジレポートをチェックする
Googleサーチコンソールのインデックスカバレッジレポートを活用すると、「どのページがインデックス登録されているのか」「問題があるのか」を確認できるので、SEO内部対策をする際は定期的にチェックしましょう。
具体的には以下の6ステップでインデックスの状況を把握し、対策が必要なページを迅速に特定・対処することをおすすめします。
ステップ | 手順 |
---|---|
1. サーチコンソールにログイン | Googleサーチコンソール(公式サイト)にアクセスし、管理対象のプロパティを選択します。 |
2. レポートを開く | 左側のメニューから「カバレッジ」タブをクリックします。 |
3. ステータスを確認する | レポートには以下の4つのステータスが表示されます。 – エラー:インデックス登録に失敗したページ。 – 有効(警告あり):問題がありつつもインデックス登録されたページ。 – 有効:正常にインデックス登録されているページ。 – 除外:意図的にインデックスから除外されたページ。 |
4. 問題を特定する | 「エラー」や「警告あり」の項目をクリックすると、該当するページの詳細(URLやエラーの種類)が確認できます。 |
5. 修正を実施する | 問題箇所を修正したら、エラーの詳細ページで「修正を検証」をクリックし、Googleに修正を通知します。 |
6. 継続的にモニタリングする | 定期的にレポートを確認し、新たな問題が発生していないかをチェックします。 |
なおインデックスカバレッジレポートの主なステータスは、以下のとおりです。
ステータス | 内容 |
---|---|
有効 | 正常にインデックス登録されているページ |
除外 | noindexやクロール制限がかかっているページ |
エラー | インデックス登録で問題のあるページ |
エラーが多い場合は、先にトラフィックが多いページや重要なページから修正するなどの工夫をすると、効率良くSEO内部対策を進められます。
ページ内容を適切に伝えるためのSEO内部対策
次は、ページの内容をより正しくクローラーに伝えるためのSEO内部対策を3つ紹介します。
- titleタグ・hタグを整理し、キーワードを盛り込む
- 画像にalt属性を設定する
- 適切な発リンクを設定する
良いコンテンツを発信していても、内容がGoogleに伝わりづらければ正しく評価してもらえない可能性があるため、次の項目から解説する上記3点をふまえてSEO内部対策をしていきましょう。
titleタグ・hタグを整理し、キーワードを盛り込む
Googleにコンテンツを正しく読み取ってもらうため、タイトルタグや見出しタグを整理し、キーワードを自然に盛り込むSEO内部対策をしましょう。タイトルタグはユーザーが記事を読みたいと思うかどうかに影響する重要な項目なので、ターゲットがついクリックしてしまうような魅力的な単語を入れると、クリック率の改善効果も期待できます。
またhタグはコンテンツの構造を明確にし、クローラーやユーザーが内容を効率的に理解できるようにします。具体的なSEO内部対策の例は、以下をご覧ください。
キーワード「SEO内部対策」のページにおける対策例
タグ名 | 良い例 | 悪い例 |
---|---|---|
titleタグ | 【SEO内部対策】初心者のための完全ガイド | ホームページ |
h2タグ | SEO内部対策の基礎知識 | 基礎知識 |
hタグの設定時は階層構造を守るとSEO内部対策の質をより高めやすくなります。ただしGoogleが注意喚起するように、コンテンツ内でのキーワード乱用についてはご注意ください。
キーワードの乱用
同じ言葉を何度も繰り返すことは(多少変化を持たせても)ユーザーをうんざりさせてしまうほか、キーワードの乱用は Google のスパムに関するポリシーに違反することにもなります。
引用元:「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」|Google検索セントラル
キーワードだけを盛り込んだり不自然な形でキーワードを見出しに含めたりすることは避け、自然な形で見出しを調整しましょう。なお、キーワードの盛り込み方は「SEOキーワードの正しい入れ方|実例や対策キーワードの選び方まで」で解説しています。hタグの使い方と合わせて、ぜひチェックしてください。
画像にalt属性を設定する
コンテンツ内に画像を使用している場合は、alt属性の設定をすることも大切なSEO内部対策です。alt属性とは、画像の代わりになる代替テキストです。
Googleのクローラーは画像を文字として識別できないため、「その画像が何を指すのか」をalt属性で伝え、SEO内部対策の効果アップを狙いつつ、画像検索結果からのトラフィック増を図ることをおすすめします。Google公式サイトでも、画像の内容を検索エンジンに伝えるために、alt属性の設定を推奨しています。
わかりやすい代替テキストを画像に追加する代替テキストとは、画像とコンテンツの関係を簡潔に説明するものです。何に関する画像なのかや、画像とページとの関係の背景を検索エンジンが理解するのに役立つため、適切な代替テキストを書くことは極めて重要です。
引用元:「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」|Google検索セントラル
alt属性は画像のimgタグに対し、以下のように設定しましょう。
<img src=”画像のURL” alt=”画像の代替テキスト”>
なおWordPressの場合は、画像をアップロードする際に画像詳細の設定欄にある「代替テキスト」からalt属性を設定可能です。オリジナル画像やインフォグラフィックを作成している場合も、内容が伝わるように設定することをおすすめします。
ただしフリー画像などの特に意味を持たない画像を使用している場合は、無理にalt属性を設定する必要はないとされているので、空欄にしておきましょう。

alt属性を設定する際は、見出しなどからコピペするのは避けてください。オリジナルの内容で短く簡潔に画像の内容を説明してみましょう。
適切な発リンクを設定する
関連性の高い外部ページへの発リンクは検索エンジンにとっての信頼性向上やユーザー体験の向上に繋がる点から大切なSEO内部対策といえます。発リンクをうまく使うと、ユーザーに追加情報を提供でき、ページの価値を高められるでしょう。
例えばコンテンツの内容が専門的な場合、参考にしたサイトのURLを設定したり出典元のリンクを正しく掲載したりすると、コンテンツの信頼性を担保でき、E-E-A-TのTrustworthiness(信頼性)にもポジティブな効果をもたらすと期待できます。実際、Google検索品質評価ガイドラインにも以下のように、発リンクが高評価の要因になると記載されています。
十分な量の正確な情報と信頼できる外部参照を含む [記事] は、通常、高レベルに評価されます。
引用:Google検索品質評価ガイドライン
なお、引用方法や出典リンクの記載方法については「ネット記事の正しい引用方法|出典の書き方や著作権侵害のリスク」でも紹介しているので、あわせてチェックしてください。
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魅力的なメタディスクリプションを書く
検索エンジンの検索結果に表示されるページの概要文「meta description」を魅力的にすれば、クリック率を上げられるので、有効なSEO内部対策と言えます。meta descriptionの記載方法は、以下をご参考ください。
魅力的なmeta descriptionを書くコツ
ポイント | 詳細 |
---|---|
検索意図に応える内容を記述 | 検索ユーザーが求める情報を簡潔に説明し、ページの価値を伝えましょう。 |
行動を促すフレーズを入れる | 「詳しくはこちら」「今すぐチェック」「無料でダウンロード」など、ユーザーに具体的な行動を促す言葉を入れると効果的です。 |
キーワードを含める | ターゲットキーワードを自然に含めることで、検索結果で強調表示される可能性が高まり、ユーザーにとって関連性が高いページだと認識されます。 |
文字数を適切に調整する | 70~120文字前後で設定。パソコン・スマホで表示される文字数が異なり、長すぎると途中で切り取られる可能性があります。 |
ユニークな内容を記述する | 各ページに独自のメタディスクリプションを設定し、重複を避ける。 |
メタディスクリプションは直接的なランキング要因ではないものの、魅力的にするほどクリック率(CTR)が上がり、高いSEO効果を期待できるので、内部施策を進める際には取り組むことをおすすめします。メタディスクリプションに関する詳細は、以下の記事で解説しています。

ページエクスペリエンス対策のSEO内部対策
次にユーザーがサイトを訪問した際の利便性が良いか悪いかを測るための指標である「ページエクスペリエンス」を改善するためのSEO内部対策を紹介します。
ページエクスペリエンスを改善すると、ユーザー体験が良くなって検索順位が上がるなどの効果が期待できるので、上記のSEO内部対策を順に見ていきましょう。
ページスピードを改善する
ページの表示速度はページエクスペリエンスに影響するため、重要なSEO内部対策といえます。自社サイトのページスピードとスコアは、PageSpeed Insightsというツールで以下の手順をふむと確認できます。
- PageSpeed Insightsにアクセスする
- 上部の検索窓にチェックしたいページのURLを記載し「分析」をクリック
- スコアが表示されたら「パフォーマンスの問題を診断する」部分で問題を確認
なお、ページスピードが遅い場合は、原因も一緒に確認できるので、改善ポイントがどこなのかもあわせてチェックしましょう。ページスピードの改善例は、以下をご覧ください。
改善方法 | 詳細 |
---|---|
画像の最適化 | サイズを圧縮し、適切な形式に変換 |
キャッシュの有効活用 | ブラウザキャッシュを適切に設定 |
レンダリングブロックの削除 | JavaScriptやCSSの非同期読み込み |
ページ表示速度が遅いとユーザーは離脱しやすくなり、検索エンジンの評価も下がりやすくなるので、適切にSEO内部対策をしましょう。
コアウェブバイタルズ(Core Web Vitals)を改善する
視覚的な安定性、インタラクティブ性※など、ユーザーのページエクスペリエンスを測定する指標コアウェブバイタルズ(Core Web Vitals)の改善も重要なSEO内部対策です。
※サイト内でクリックをしたときなどの反応の速さ。
Googleは検索ランキングにコアウェブバイタルズが影響すると明言しています。
Google のコア ランキング システムは、優れたページ エクスペリエンスを提供するコンテンツを高く評価するように設計されています。
引用:「ページ エクスペリエンスの Google 検索結果への影響について」|Google検索セントラル
コアウェブバイタルズの指標と改善方法は、以下の表をご覧ください。
指標 | 説明 | 改善方法 |
---|---|---|
LCP ※Largest Contentful Paint | ページ内で最も大きなコンテンツがレンダリングされるまでの時間。2.5秒以内が推奨。 | 画像の最適化、ページ先読み(プリロード)を活用、サーバー応答時間を短縮する。 |
INP ※Interaction to Next Paint | ユーザーが入力やクリックしたとき、次の画面が描画されるまでの時間。 | JavaScriptの軽量化、レンダリングブロックの解消。 |
CLS ※Cumulative Layout Shift | ページの視覚的な安定性を測る指標。レイアウトのずれや予期しない移動を評価。 | サイズを指定した画像を使い、広告や埋め込み要素のスペースを確保。 |
上記の指標が良好だと検索ランキングで高評価を得やすくなるので、先ほど紹介したPageSpeed Insightsで調査し、必要に応じて改善を進めていきましょう。
モバイルフレンドリーになっているか確認する
多くのユーザーはスマホからサイトを閲覧するため、モバイルフレンドリーに対応させるSEO内部対策もしましょう。以下の通り、モバイルフレンドリーであるかどうかはSEOへの影響が大きいと考えられます。
以前は Core Web Vitals、モバイル対応であること、HTTPS を利用していること、煩わしいインタースティシャルがないことがページ エクスペリエンス シグナルとしてリストアップされていました。これらのシグナルは引き続き検索ランキングで使用されていますか?
これらのシグナルのすべてがランキングに直接使用されるとは限りませんが、検索ランキングの順位が高いページはページ エクスペリエンスに関するこれらの要素も優れているため、注目に値すると考えています。
引用:「ページ エクスペリエンスと Google 検索結果への影響 」| Google 検索セントラル
WordPressなどのCMSを用いている場合、ほとんどのケースで最初からモバイルフレンドリーに対応しています。モバイルフレンドリー化とWordPressでの最適化方法は、以下をご覧ください。
対応項目 | 内容 |
---|---|
レスポンシブデザイン | モバイルデバイスの画面幅に合わせて自動調整するテーマを選ぶ(例:Twenty Twenty-Three)。 |
タップ操作の最適化 | ボタンやリンクの間隔を広げ、指でタッチしやすくする。 |
ページ速度の改善 | 画像の圧縮(Smushプラグインなど)、キャッシュプラグイン(WP Rocketなど)を活用する。 |
心配な場合は、スマホで自社サイトにアクセスしてデザインが崩れていたり、パソコンと同じ表示になったりしていないか確認しましょう。
自社サイトをSSL化(https化)する
ユーザーが安心してサイトを閲覧・利用できるため、自社サイトをSSL化するSEO内部対策も大切です。SSL化とは、サイト内の情報を暗号化して情報漏洩を防ぐための仕様のことです。
SSL化されたサイトはURLの冒頭が「https~」となるため、https化とも呼ばれます。
SSL化されたサイト | https://seo-writing-professionals.com/ |
SSL化されていないサイト | https://seo-writing-professionals.com/ |
GoogleではSSL化を推奨しており、SSL化の有無を検索ランキングの評価要因の一つにすると明言しています。
Google は過去数か月にわたり、暗号化された安全な接続をサイトで使用していることを検索のランキング アルゴリズムのシグナルとして考慮するテストを実施してきました。このテストで十分な結果が得られたため、Google はランキング シグナルとして HTTPS を使用することにしました。
引用:「ランキング シグナルとしての HTTPS」|Google検索セントラル
また最近では、「httpよりhttpsのほうが安全」という認識が広まっており、ウィルスバスターなどを入れているパソコンでSSL化されていないサイトを開くと「保護されていない通信」と表示されることもあるので、以下を参考にSSL化しましょう。
- サーバー管理会社またはSSL証明書提供業者からSSL証明書を購入・取得。
- サーバー(例:ApacheやNginx)にSSL証明書をインストール。
- サイト全体のURLを「http://」から「https://」にリダイレクト設定する(301リダイレクトを活用)。
- Googleサーチコンソールでhttps版のURLを登録し、インデックスを更新。
ネットに詳しくない一般ユーザーにも、SSL化されていないサイトは嫌われる傾向があるので、未対応の場合は対SEO内部対策の一環として対応しましょう。
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その他のSEO内部施策
基本的な内部SEO施策に加え、さらなる効果を発揮するため、ここまでに紹介した施策以外のSEO内部対策を紹介します。
ユーザー体験の向上や検索エンジンからの評価を一層高めやすくなるので、次の項目から上記のSEO内部対策を見ていきましょう。
FAQページの作成
自社のサービスや商品に関するよくある質問やその回答をまとめたFAQページを作成するとユーザーが疑問をまとめて解消できるため、SEO内部対策の効果を感じやすいです。サイトでのユーザー体験向上の他、自社の商品・サービスについてのキーワードで検索結果に表示されやすく、直接的な流入を見込める点もメリットです。
またSEOコンテンツとして評価されやすくなる、構造化データの活用で検索結果にリッチスニペットが表示されやすくなるなどの内部対策効果も期待できます。検索ボリュームが多い質問形式のキーワードを盛り込み、ターゲット層のトラフィック増加を狙うなどの工夫により、FAQページでのSEO内部対策効果を高めましょう。
ユーザー投稿型のページを作成する
近年では、口コミやレビューなどのユーザー投稿型のコンテンツを有するサイトが、SEOで高評価を得る傾向にあります。サイトのエンゲージメントを高め、独自コンテンツを増やすことでSEO効果の向上を狙えるほか、新鮮で多様性のある情報が提供されるからだと考えられます。
口コミのほかにも、ユーザーが質問を投稿できたり、サービス開発者と交流できたりする掲示板など、ユーザー参加型のコンテンツを作成できないか検討してみましょう。
ただしユーザー投稿型のコンテンツには、スパムや不適切な投稿がされる恐れがあるなど、サイトの評価を下げるリスクもあります。そのため文字数がほとんどないページなどは自動的にnoindexするなど、ルールを設けることが大切です。
トップページのコンテンツ・導線の改善
トップページはサイト全体の「顔」とも言える重要なページであり、訪問者の第一印象を左右するので、適切なコンテンツ配置・導線設計などのSEO内部対策によって直帰率を低減し、CV(コンバージョン)率を向上させましょう。
トップページはクローラーの訪問頻度が高い傾向にあるため、サイト内の重要なページへの内部リンクを設けることが大切です。また被リンクが集まりやすいトップページから内部リンクを貼ると、重要ページへのPageRank受け渡しがされるメリットもあるので、以下の3点を意識してサイト全体の評価向上を目指しましょう。
改善ポイント | 内容 |
---|---|
ファーストビュー | メインビジュアルとシンプルなCTA(例:「詳しく見る」ボタン)を配置 |
カテゴリ導線 | 人気カテゴリや最新記事へのリンクを目立つ位置に配置 |
フッターエリア | サイトマップやお問い合わせフォームのリンクを追加 |
トップページが使いやすいと訪問者が他のページに遷移しやすくなり、滞在時間も増えやすくなるので、適切なSEO内部対策によって評価アップを図ることをおすすめします。
適切なキーワード選定を行う
インデックスの最適化がよく課題としてあがるSEO内部対策では、初めから適切なキーワード選定をすることが大切です。特にサイトの規模が大きい場合、似たコンテンツが複数あることで、重複ページの判定を受けて、検索順位が伸び悩むなどで悩むケースもあるので、以下のような点に注意してKWを選びましょう。
KW選定のポイント | 詳細 |
---|---|
検索ボリューム | 十分な検索回数があるか(目安: 月間100~1,000回以上) |
競合性 | 競合が多すぎないか(低~中レベルが望ましい) |
検索意図 | ユーザーの求める情報に合致しているか |
キーワード選定はSEO内部対策の基盤ともいえるので、ツールを活用して適切なキーワードをリストアップし、ページごとに最適化しましょう。
これからサイトを立ち上げる予定の方や、これからSEO記事の作成に取り組む場合は「SEOキーワード選定完全ガイド|実行手順や注意点・活用ツールまで」を参考に、正しくキーワード選定を行ってください。

同じキーワードで複数の記事を作成してしまうと、自社記事で評価を奪い合ってしまう「カニバリ」という状態になってしまいます。カニバリが発生すると、本来1位をとれるはずのコンテンツでも、順位が下がってしまうので注意しましょう。
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SEO内部対策チェックリスト一覧
ここまで紹介してきたSEO内部対策をチェックリスト化しましたので、「施策に漏れがないか」「進捗状況は?」などの確認にお役立てください。
SEO内部対策チェックリスト一覧
項目 | ✓ |
---|---|
XMLサイトマップは送信されていますか? | ☐ |
リンク構造はわかりやすく構成されていますか? | ☐ |
パンくずリストは設定されていますか? | ☐ |
ページ間の内部リンクは適切に設定されていますか? | ☐ |
必要に応じてrobots.txtは設定されていますか? | ☐ |
必要な構造化データはマークアップされていますか? | ☐ |
リンク切れはありませんか? | ☐ |
必要に応じてGoogleサーチコンソールからインデックス登録をリクエストしましたか? | ☐ |
検索結果に出さなくていいページはnoindexしていますか? | ☐ |
低品質なページや不要な重複ページは削除・リダイレクト済みですか? | ☐ |
やむを得ない重複ページにはcanonicalを設定していますか? | ☐ |
ページネーションにはページごとのhタグやtitleタグに数字が盛り込まれていますか? | ☐ |
ページごとのtitleタグ・hタグは適切に設定されていますか? | ☐ |
インデックスカバレッジレポートをチェックしましたか? | ☐ |
ページごとのmeta descriptionタグは適切に設定されていますか? | ☐ |
画像にはalt属性が設定されていますか? | ☐ |
参考文献やデータには、適切な発リンクを設定していますか? | ☐ |
ページスピードが早く、表示に時間がかからない状態ですか? | ☐ |
Webサイトはモバイルフレンドリーになっていますか? | ☐ |
WebサイトはSSL化されていますか? | ☐ |
上記のチェックリストで定期的に進捗を確認し、漏れのないSEO内部対策を進めましょう。無料のスプレッドシートやプロジェクト管理ツールを活用するのも効果的です。
SEO内部対策を成功させるコツ
内部対策を着実に進め、効果を最大化するためのコツを解説します。優先順位の付け方や継続的なモニタリング方法、競合調査の活用法に焦点を当てます。
SEO内部対策に優先順位を付ける
SEO内部対策は多岐にわたるため、以下のように影響が大きい施策から取り組み、効率良く評価アップを狙うことをおすすめします。
優先順位 | 施策 | 理由 | 実施の目安 |
---|---|---|---|
高 | ページスピード改善 | ユーザー離脱率を低下させる | 初期段階から実施 |
中 | 内部リンクの最適化 | クロール効率とユーザー回遊率を向上 | 基礎施策完了後に実施 |
低 | リッチスニペットの構造化データ | 検索結果での視認性向上 | 中長期的に検討 |
自社のニーズやリソースに応じて、優先順位をつけた実施計画を立て、継続的に見直すことで無駄を省きましょう。
定期的にパフォーマンスをモニタリングする
パフォーマンスのモニタリングを継続的にすると、サイトの問題を早期に発見し、迅速にSEO内部対策を実行できるのでサイトの評価を高めやすいです。
サイトは更新や外部環境の変化によりパフォーマンスやSEOスコアが変動するため、モニタリングを怠ると問題が深刻化するまで気づけず、検索順位やユーザー体験に悪影響が及ぶ可能性があります。
そのためGoogle Search ConsoleやScreaming Frog SEO Spiderなどの内部対策ツールを活用して、効率良くパフォーマンスをモニタリングしましょう。なおSEO内部対策におすすめのチェックツールは、後述します。
競合分析を通して学ぶ
以下のような点から競合サイトのSEO内部対策を分析すると、自社サイトに取り入れるべき施策や改善ポイントを発見できます。
分析対象 | 分析内容 | 使用ツール |
---|---|---|
内部リンク | 主要ページ間のリンク構造を確認 | Screaming Frog SEO Spider |
ページ速度 | ページスピードのスコアを比較 | Google PageSpeed Insights |
構造化データ | リッチスニペットの活用状況を確認 | Googleの構造化データテストツール |
競合の施策・成功事例を参考に、自社の改善点を見つけ、より効率良くSEO内部対策を進めましょう。
定期的に情報を更新する
SEO内部対策を成功させるためには、コンテンツを定期的に更新し、最新の情報を反映させることが重要です。検索エンジンは新鮮で有益な情報を提供するサイトを高く評価する傾向があるため、古いコンテンツは競合サイトに差をつけられる要因になります。
サイト内の情報を更新する主なメリットは、以下の通りです。
メリット | 詳細 |
---|---|
検索エンジンからの評価向上 | 定期的な更新があるサイトは「アクティブ」とみなされ、検索エンジンの評価が向上しやすい。 |
ユーザー体験の向上 | 古い情報を修正することで、ユーザーが必要としている最新かつ正確な情報を提供でき、信頼性を高める。 |
トラフィックの増加 | 更新されたコンテンツは再びインデックスされやすくなり、検索結果での露出が増加する可能性がある。 |
競合との差別化 | 競合が取り上げていない最新トピックやトレンドを反映することで、ユーザーにとって独自性のあるコンテンツを提供できる。 |
単に日付を変えたり、内容を少しだけ修正したりするだけでは検索エンジンからの評価が上がりづらいため、更新時には価値ある情報を届けることを意識しましょう。具体的な更新の例は以下をご覧ください。
情報更新のポイント | 詳細 |
---|---|
定期的なコンテンツの見直し | 1年~2年前に作成した記事やページを見直し、最新のデータや情報を追加・修正します。日付を更新するだけでなく、内容の価値を向上させるよう意識しましょう。 例:統計データや検索トレンドが変わった場合、新しい情報を反映。 |
検索クエリに基づく更新 | Google Search Consoleで検索クエリを確認し、検索意図に合った情報を追加します。特に、CTR(クリック率)が低いページは、タイトルやメタディスクリプションの改善も検討しましょう。 |
関連コンテンツをリンクで補強 | 更新したページに関連する記事への内部リンクを追加し、ユーザーが他のページにもアクセスしやすい構造を作ります。これにより、滞在時間や回遊性の向上も期待できます。 |
見出しやレイアウトの最適化 | 見出しを整理し、読みやすくする工夫を加えます。また、視覚的にわかりやすい表やリストを追加するのも効果的です。 |
定期的に情報を見直し、ユーザーの検索意図やニーズに合った内容を提供することで、ランキングの向上やトラフィックの増加、ユーザーの満足度向上を実現しましょう。
HTMLタグのテンプレートで作業効率を高める
SEO内部対策を進める際はHTMLタグをテンプレート化し、ページごとにばらつきが生じるリスクを抑え、効率的に最適化を進める方法も検討しましょう。titleタグやmeta descriptionはSEOにおいて重要な要素であり、テンプレート化により作業効率の向上が期待できます。
タグ名 | テンプレート例 |
---|---|
title | 【商品名】を最安値で購入|【ブランド名】公式 |
meta description | 【商品名】の詳細情報をご案内します。購入者レビューも掲載中。 |
テンプレートを活用しつつ、ページごとのカスタマイズも必要に応じて検討し、バランスよくSEO内部対策を進めましょう。
SEO内部対策におすすめのチェックツール5選
以下は、SEO内部対策を進める上で役立つ5つのツールを比較した表です。各ツールの特徴、主な機能、料金プランを明確にし、目的や予算に合ったツールを選ぶ参考にしてください。
ツール名 | 主な特徴 | 主な機能 | 料金プラン |
---|---|---|---|
Google Search Console | Googleが提供する無料ツールで、インデックス状況や検索パフォーマンスを確認可能。初心者にも使いやすく、基本的なSEO管理に最適。 | – インデックスカバレッジレポート – 検索クエリの分析 – モバイル対応状況の確認 – URL検査ツール – セキュリティ警告通知 | 無料 |
Screaming Frog SEO Spider | サイト全体をクローリングして技術的なSEO問題を発見。内部リンクやエラーチェックが得意。小規模サイトなら無料版でも活用可能。 | – 内部リンク構造の可視化 – 404エラーやリダイレクトチェーンの検出 – メタ情報の最適化確認 – 重複コンテンツの検出 – XMLサイトマップの生成 | 無料版(100URLまで) 有料版:月額約20ドル~(機能制限なし) |
Semrush Site Audit | SEOの総合ツールSemrushの機能の一つ。サイトの健康スコアを数値化し、エラーの優先順位を提示する。大規模サイト向けの高度な分析が可能。 | – SEO健康スコアの表示 – エラーと警告の詳細分析 – モバイル対応チェック – トラフィック解析 – 定期監査のスケジュール設定 | 有料:月額119.95ドル~(複数機能が含まれるプラン) |
SE Ranking On-Page SEO Checker | 特定ページの分析に特化したシンプルなツール。ターゲットキーワードに基づく最適化状況の確認や競合との比較が可能。 | – ターゲットキーワード分析 – 競合サイトとの比較 – ページ速度やモバイル対応分析 – タイトルタグやh1タグの確認 – コンテンツの最適化状況のスコア表示 | 有料:月額39ドル~(プランによってSEO機能の範囲が異なる) |
Ahrefs Site Audit | Ahrefsが提供する内部対策向けツール。技術的なエラーの整備だけでなく、Ahrefsの他機能と連携してバックリンクやキーワードも総合的に改善可能。 | – 内部リンク構造の監査 – 技術的エラーの検出 – HTMLタグの最適化確認 – ダッシュボードで問題箇所を可視化 – カスタマイズ可能なレポート機能 | 有料:月額99ドル~(プランによってアクセスできるデータ量が異なる) |
各ツールの特徴を把握し、自社のサイト規模やSEO施策の目的に合ったツールを選ぶため、次の項目から各ツール野特長などを見ていきましょう。
Google Search Console

Google Search ConsoleはGoogleが提供する無料SEOツールで、初心者から上級者まで幅広いユーザーに活用されており、SEO内部対策をするうえで大切なツールです。サイトのインデックス状況や検索パフォーマンス、技術的なエラーなどの確認ができます。
主な特徴と機能
特徴 | 内容 |
---|---|
インデックスカバレッジレポート | インデックス登録されているページやエラーのあるページを確認し、修正箇所を特定。 |
検索パフォーマンスレポート | ページごとの検索クエリ、クリック数、CTR(クリック率)、平均掲載順位を分析可能。 |
モバイル対応状況の確認 | 「モバイルフレンドリー」かどうかをレポートし、改善点を提示。 |
URL検査ツール | 特定のページがGoogleにインデックスされているかを確認し、インデックス登録のリクエストを送信可能。 |
セキュリティ問題の通知 | サイトで発生しているセキュリティ問題(例:ハッキング、マルウェア)を警告し、早期修正をサポート。 |
インデックス状況やエラーの確認でサイト全体の健康状態を把握できるほか、インデックスの登録リクエストも可能です。検索クエリデータの分析でユーザー行動に基づく改善施策などに役立つので、せひお役立てください。
Screaming Frog SEO Spider

Screaming Frog SEO Spiderはウェブサイト全体をクローリングし、内部リンクや技術的なSEOの問題を詳細に確認できる点からSEO内部対策におすすめです。無料版(100URLまで)と有料版があり、特にリンク構造やエラーの検出に優れているため、SEO内部対策を徹底的に見直したい場合にも役立ちます。
主な特徴と機能
特徴 | 内容 |
---|---|
内部リンク構造の可視化 | サイト内のリンク構造をマップ化し、リンク切れや孤立したページを特定。 |
メタ情報の最適化確認 | titleタグ、meta description、h1タグなどの最適化状況を一括で確認可能。 |
エラーページの検出 | 404エラー(リンク切れ)やリダイレクトチェーンなど、エラーが発生している箇所を一覧表示。 |
重複コンテンツの特定 | ページ間で同じ内容が繰り返されている箇所を検出し、SEOスコアの分散を防ぐ。 |
XMLサイトマップの生成 | サイト全体の構造を反映したXMLサイトマップを自動生成し、Googleへの送信をサポート。 |
Screaming Frog SEO Spiderは、高機能かつ直感的に使用できるツールとして、内部対策におすすめです。特に複数のページを運営している場合、問題箇所の発見と修正を効率化するために役立ちます。
クローリング結果をもとに、リンク切れやエラーなど、修正が必要な箇所をピンポイントで特定できるほか、titleタグやmeta descriptionの欠如を把握する際にも使えるので、SEO内部対策を効率良く進めるたい方におすすめです。
Semrush:Semrush Site Audit

Semrush Site Auditは、SEOツールとして定評のあるSemrushの機能の一つで、ウェブサイト全体のSEO健全性を包括的に分析できます。Semrush Site Auditを活用すると、SEO内部対策の問題点を効率よく特定し、改善に必要な具体的なアクションを提示してもらえます。
主な特徴と機能
特徴 | 内容 |
---|---|
ウェブサイトの健康スコア | サイト全体のSEO健全性を数値化して表示。問題点の優先順位付けがしやすい。 |
エラーと警告の詳細分析 | 内部リンクのエラー、メタタグの欠如、画像のalt属性の不足、ページ速度の問題などを詳細にレポート。 |
モバイル対応チェック | モバイルフレンドリーの問題やパフォーマンスを評価し、対応が必要な箇所を明確化。 |
スケジュール機能 | 定期的なサイト監査をスケジュール化して、自動的に最新データを取得可能。 |
Semrush Site Auditは有料ですが高性能で、特に中~大規模サイトの運営者やSEOのプロにとって強力な支援ツールといえます。継続的なモニタリングや詳細なレポート、改善提案などの魅力があるので、SEO内部対策を効率良く進めたい場合は検討しましょう。
SE Ranking On-Page SEO Checker

SE Ranking On-Page SEO Checkerは特定のページに焦点を当てて、SEOの最適化状況を詳細に分析するツールです。ターゲットキーワードを基にしたページのスコアリングや、他の競合サイトとの比較機能を備え、効率的な内部対策をサポートしてくれます。
主な特徴と機能
特徴 | 内容 |
---|---|
ターゲットキーワード分析 | ページの内容が指定したキーワードに対してどの程度最適化されているかを測定し、スコアを提供。 |
競合との比較 | ターゲットキーワードで競合するサイトと自社ページを比較し、改善ポイントを提示。 |
構文的なエラーの検出 | タイトルタグ、メタディスクリプション、h1タグ、alt属性など、ページ内で不足している要素やエラー箇所を特定。 |
ユーザーエクスペリエンス | ページ速度、モバイル対応、ビジュアル的なレイアウトの問題を分析し、ユーザー体験の向上に役立つアドバイスを提供。 |
SE Ranking On-Page SEO Checkerは、低コストで高機能なツールとして、個人ブロガーから中小企業まで幅広い層におすすめです。キーワードごとの具体的な改善提案や、競合との差別化などに役立つので、気になった方は活用してみましょう。
Ahrefs:Ahrefs Site Audit

Ahrefs Site AuditはAhrefsが提供する内部対策向けの機能で、サイト全体をクローリングし、SEOに影響を与える内部の問題を簡単に洗い出すことができます。Ahrefsの他の機能(バックリンク分析やキーワードリサーチ)との連携も強力で、包括的なSEO改善が可能です。
主な特徴と機能
特徴 | 内容 |
---|---|
包括的な内部リンク監査 | 内部リンクの最適化状況を分析し、リンク切れや孤立したページを特定。 |
技術的なエラー検出 | 読み込み速度、重複コンテンツ、HTMLタグの欠如、キャノニカルタグの設定ミスなど、技術的な問題を網羅的に検出。 |
ダッシュボードでの可視化 | 問題箇所をカテゴリ別に整理されたダッシュボードで直感的に表示し、修正の優先度を決定しやすい。 |
カスタマイズ可能なレポート | 必要なデータをカスタマイズしてエクスポート可能。チーム内での共有やクライアントへの報告に活用。 |
Ahrefs Site Auditはサイト全体をスキャンし、深刻な問題から軽微な警告まで幅広く検出してくれるなど、クローリングの精度が高く、問題の重大度に応じて優先順位を分類してくれるため、効率的にSEO内部対策を進めたい方におすすめです。
ペナルティのリスクあり!やってはいけないNGなSEO内部対策
SEO内部対策をする際、以下のNG施策をするとペナルティを受けるなど、逆効果になる恐れがあるのでご注意ください。
適切にSEO内部対策を進められるよう、上記のNG施策を順に見ていきましょう。
クローキング
クローキングとは「検索エンジンのクローラー」と「ユーザー」に異なるページを見せるブラックハットSEOの手法でGoogleガイドラインの違反行為ですので、SEO内部対策として取り組まないようご注意ください。
クローキングクローキングとは、検索ランキングを操作したりユーザーに誤解を与えたりすることを目的に、ユーザーと検索エンジンに異なるコンテンツを表示することです。
引用元:「Google ウェブ検索のスパムに関するポリシー」|Google検索セントラル
会員登録やログインをしないと閲覧できないページがある場合、意図せずクローキングをしてしまっているケースもあるので要注意です。短期的な成果を狙ったクローキングは、長期的に見ると大きなリスクを伴います。検索エンジンとユーザーに対して正直なコンテンツを提供しましょう。
なお、クローキングの事例や意図的でないクローキングの回避方法について詳しく知りたい方は、「クローキングとは?具体的な手法やSEOでやってはいけない理由」を参考にしてください。
隠しリンク・隠しテキスト
ユーザーに見えない部分にHTMLでテキストやリンクを設置し、あたかもその部分にコンテンツがあるかのように見せる「隠しリンク」「隠しテキスト」もペナルティの対象とされているので、SEO内部対策をする際には要注意です。
隠しリンク・隠しテキストの具体例は、以下をご覧ください。
悪い例 | 解説 |
---|---|
背景色と同色の文字を配置 | ユーザーには見えないが検索エンジンが認識可能 |
サイズゼロのリンクを設置 | 視覚的には確認できないがリンクとしてカウント |
Googleは、CSSやJavaScriptを使ってユーザーから見えないリンクやテキストを設置する行為を取り締まっています。常にユーザー目線でコンテンツを作成し、検索エンジンのガイドラインに従った内部施策を行うことが、SEOの成功に繋がる点をおさえておきましょう。
SEO内部対策のよくある失敗事例・回避策
SEO内部対策では、多くの施策がある反面、適切に実行しなければ逆効果となることも少なくありません。以下に、よくある失敗事例とその回避策を表形式でまとめました。これを活用することで、ミスを防ぎ、効率的に内部対策を進めることができます。
失敗事例 | 問題点 | 回避策 |
---|---|---|
キーワードを詰め込みすぎる(キーワードスタッフィング) | – ユーザー体験が悪化する – 検索エンジンにスパムとみなされる可能性がある | – キーワードは自然な文章で使用し、主軸を1~2個に絞る – サブキーワードを活用して自然な流れを作る – titleタグ、h1タグ、meta descriptionに分散させる |
インデックス不要なページを放置する | – 不要なページがインデックス登録されるとSEO効果が分散 – 重要なページの評価が下がる可能性 | – noindexタグで不要なページを除外 – インデックスカバレッジレポートで状況を確認 – canonicalタグで正規ページに評価を集約する |
内部リンクの最適化不足 | – クローラーが重要なページを見つけられない – ユーザーが関連コンテンツにアクセスしにくくなり離脱率が増加 | – 重要なページへの内部リンクを追加 – 関連記事やカテゴリへのリンクを設置 – アンカーテキストに適切なキーワードを含める |
ページスピードの改善を怠る | – 読み込み速度が遅いとユーザーが離脱しやすい – 特にモバイルユーザーに悪影響を及ぼし検索順位が下がる | – 画像を圧縮し軽量化(例:TinyPNG使用) – JavaScriptやCSSを最適化 – PageSpeed Insightsで改善点を特定 |
構造化データの設定ミス | – 正しく設定されていないとリッチスニペットが表示されず、クリック率が低下 | – Schema.orgを活用して正確に記述 – リッチリザルトテストツールでエラーをチェック – 過剰な設定を避ける |
モバイル対応を軽視する | – モバイルファーストインデックスの影響で、非対応サイトは評価が低下 – ユーザー体験が悪化し、競合に遅れをとる | – レスポンシブデザインを導入 – タッチ操作を考慮してボタンサイズや間隔を最適化 – モバイルフレンドリーテストで対応状況を確認 |
SSL化(HTTPS化)の未対応 | – 「安全でないサイト」と表示され、ユーザーの信頼を損ねる – SEOスコアが低下する可能性がある | – SSL証明書を取得しHTTPS化 – 全ページにリダイレクト設定(http→https) – サーチコンソールでHTTPSプロパティを登録 |
SEO内部対策を成功させるためには、これらの失敗事例を理解し、適切な回避策を実行することが欠かせません。特にリンク切れやモバイル非対応、キーワードの詰め込みすぎといった基本的なミスは、サイトの評価を大きく低下させる要因となります。定期的に状況をモニタリングし、迅速に対応することで、効果的な内部対策を実現しましょう。
SEO内部対策におすすめの本・教科書
この項目ではSEO内部対策について本で学びたい方のため、おすすめの書籍「これからのWordPress SEO 内部対策本格講座」と、「これからはじめる SEO内部対策の教科書」を解説していきます。
これからのWordPress SEO 内部対策本格講座

「これからのWordPress SEO 内部対策本格講座」は、WordPressを使用しているサイト運営者向けの内部SEO対策に特化した実践的なガイドブックです。著者の瀧内 賢氏はSEOやDX(デジタルトランスフォーメーション)のコンサルティング実績を豊富に持つ専門家であり、この書籍ではWordPress特有の構造や設定に基づいた、SEO内部対策のノウハウを詳細に解説しています。
「これからのWordPress SEO 内部対策本格講座」の特徴
特徴 | 内容 |
---|---|
WordPress特化 | プラグインの使い方や設定方法、テーマ選定など、WordPressでの内部対策に必要な知識が網羅されています。 |
実践的な内容 | ページスピードの改善、モバイルフレンドリー対応、構造化データの設定など、具体的な手順と事例を交えて解説。 |
初心者から上級者まで対応 | 基礎的なSEO知識から高度な設定方法まで、幅広いレベルの読者に役立つ内容が含まれています。 |
「これからのWordPress SEO 内部対策本格講座」を読むメリットは、以下の通りです。
- WordPressサイトを運営しているがSEOの基礎がわからない方にとって、実践的な第一歩となる内容。
- サイトのパフォーマンスを向上させ、Googleなどの検索エンジンでの評価を高める方法を学べます。
- 長期的に役立つ内部対策の「正しい手順」が具体例とともに理解できます。
SEO内部対策の基礎から実践まで通して理解したい場合や、長期的な観点で正しい施策を把握したい方に「これからのWordPress SEO 内部対策本格講座」はおすすめです。
これからはじめる SEO内部対策の教科書

「これからはじめる SEO内部対策の教科書」は、SEO初心者が内部対策の基本を体系的に学べる入門書で、特に初学者が理解しやすい構成となっています。
特徴 | 内容 |
---|---|
初心者に最適なガイド | SEOの基本的な概念から内部対策の重要性まで、順を追って丁寧に解説。 |
明確な手順 | タイトルタグやメタディスクリプションの最適化、内部リンク構造の作り方、インデックス管理の方法など、実際の作業手順が細かく記載されています。 |
図解でわかりやすい | 図やイラストを多用しており、視覚的に理解を深められる構成。 |
「これからはじめる SEO内部対策の教科書」を読むメリットは、以下をご覧ください。
- 初めてSEO内部対策を学ぶ方でも、段階的に理解を深めることができます。
- 自社サイトのSEOパフォーマンスを改善するための「具体的な行動手順」がわかります。
- 内部対策がなぜ重要なのか、どう実施すれば検索エンジンに評価されるのかを包括的に学べます。
SEO内部対策の初心者や少しずつ理解を深めたい場合、包括的な内部施策について学びたい場合には、「これからはじめる SEO内部対策の教科書」をチェックしてみましょう。
内部対策後のSEO施策を成功させるコツ
ここではSEO内部対策の実施後に行うべき施策や、継続的に改善を図るためのポイントを解説します。コンテンツ制作の効率化やツールの活用、さらに外注の検討方法まで具体的にわかるので、SEO内部対策後の運用にお役立てください。
コンテンツ制作を効率良く進める
内部対策を終えた後は、SEOに強いコンテンツ制作に力を注ぐことが重要です。効率的な制作手法を活用すると、短時間で高品質な記事を量産できます。SEO内部対策をしてもコンテンツの質が低ければ検索エンジンからの評価は得られないので、高品質なコンテンツを継続的に増やしていきましょう。
コンテンツ制作を効率良く進めるためのポイント
方法 | 内容 |
---|---|
キーワードリサーチを徹底 | ユーザーの検索意図に基づいたキーワードを見つける |
テンプレート化 | コンテンツの構成(タイトル、見出し構造など)を統一 |
AIツールの活用 | ChatGPTなどを用いて基礎文章を生成する |
効率的なコンテンツ制作には、リサーチ・計画・実行の流れをスムーズにする仕組みが必要です。ツールやテンプレートを活用しつつ、質を重視しましょう。具体的なSEO記事の書き方が気になった場合は、以下の記事をご覧ください。

コンテンツSEOの全体像や具体的な進め方については、以下の記事で解説しています。

ツールを活用する
SEO内部対策の効果を高め、運営を効率化するためには、適切なツールを活用することが重要です。以下のようなツールを使えば、サイトのパフォーマンスやインデックス状況、エラーページなどを即座に確認し、具体的な改善策を立てられます。
ツールの種類 | 特徴 | 例 |
---|---|---|
文章作成・編集ツール | 文章の作成・編集を効率化。文法チェック、スペルチェック、共同作業機能も搭載。 | Googleドキュメント(無料)、Microsoft Word(有料) |
キーワード選定ツール | 効果的なキーワード選びを支援。検索ボリュームや競合性、関連キーワード、トレンドを分析可能。 | Googleキーワードプランナー(無料)、Ahrefs(有料)、ラッコキーワード(無料) |
検索意図分析ツール | ユーザーが検索時に求めている情報の意図を分析。ユーザーニーズに合致したコンテンツを作成できる。 | Yahoo!知恵袋(無料)、X(無料)、Gemini(無料) |
記事構成案作成ツール | 見出しやセクションを自動生成。競合記事分析や関連キーワード抽出で構成案作成を補助。 | ラッコキーワード(関連キーワード調査)、Ahrefs(競合分析)、Keywordmap(AI構成案作成) |
文章校正・推敲ツール | 誤字脱字、文法ミス、表現改善を指摘。適切な語彙提案で読みやすい文章に仕上げる。 | ENNO(無料)、文章校正AI(無料)、Just Right!7 Pro(有料) |
コピペチェックツール | 剽窃や盗用の有無をチェック。類似性を検出し、オリジナリティの高いコンテンツ作成を支援。 | CopyContentDetector(無料)、こぴらん(無料)、コピペリン(有料) |
AI文章生成ツール | キーワードやテーマを入力すると、AIが自動で文章を生成。アイデア出しや短時間での執筆に活用可能。 | ChatGPT(無料)、Gemini(無料)、RakuRin(有料)、Articoolo(有料) |
リライトツール | 記事のスコアリングや競合比較、キーワード調査などでリライトを効率化。SEO効果を高めるための補助ツール。 | SEARCH WRITE(バブルチャート機能)、Keywordmap(検索意図抽出・共起語分析) |
限られたリソースを最大限に活用するためにも、SEOツールを積極的に利用しましょう。SEO記事の作成時におすすめのツールについては、以下の記事で解説しています。

状況に応じて外注を検討する
リソースやスキルが不足している場合は、専門業者への外注も選択肢に入れましょう。専門的な知識や実績を持つ業者に依頼すると短期間で成果を上げやすく、自社のリソースを他業務に集中させることもできます。
外注時のポイント
注目ポイント | 内容 |
---|---|
選ぶべき業者 | 実績が豊富で、SEO施策に特化している会社 |
見積もりの確認 | 提供されるサービス内容と費用を明確に聞く |
契約内容 | 成果物の範囲や納期、対応範囲を文書化する |
外注はコストがかかるため、事前に予算や目的を明確にした上で、信頼できる業者を選ぶことが大切です。そこで次は内部対策や外部対策の依頼におすすめのSEO会社を紹介します。
内部対策・外部対策の外注におすすめのSEO会社:シュワット株式会社

シュワット株式会社は、内部対策・外部対策の両面で実績を持つSEOのプロ業者です。長年の実績や充実したサービス内容により、中小企業から大企業まで幅広いニーズに応えています。
サイト構造の決定やサイトマップ作成など、幅広いSEO内部対策に対応しており、業界トップクラスのコンサルタントによる、ワンストップ対応でオウンドメディアをグロースしてもらえます。
SEOコンサルティングやSEO記事の作成・リライトの他、記事LPやホワイトペーパーの制作なども幅広く対応可能なうえ、ホームページ制作やプレスリリース、動画制作なども依頼できるので、「今後の状況に変化にあわせて柔軟に対応してほしい」という方にもおすすめです。
SEO記事の構成案のみ作成などもできるので、シュワット株式会社が気になった方は以下からどのような内部施策などを依頼できるのかチェックしてみましょう。
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SEO会社の選び方については「同業が選ぶ!東京のおすすめSEO対策会社9選|選び方や費用相場」でも詳しく解説しているので、気になる方はぜひチェックしてください。
まとめ
本記事では、SEO内部対策の概要やメリット、具体的な施策などについて解説しました。適切な内部対策を行うことで、SEOにおけるいわば土台作りが可能です。
土台がしっかりしていると、コンテンツSEOなどのその他の施策も効果的に働く可能性があります。これまで内部対策には手を付けていなかったというサイト運営者の方は、ぜひ一度内部調査を行い、改善できる部分がないか確認してみましょう。
ノウハウがない場合は、外注も可能です。最近では、さまざまなSEO業者が存在しているので、ぜひ自社にあった企業に相談・依頼してみてください。
シュワット株式会社では内部対策を含めたご提案だけでなく、SEO全般に関する相談も可能ですので、まずは気軽に相談してみましょう。
- 狙ったキーワードで検索上位がとれていない
- 戦略的にSEO対策をしたい
- 検索順位改善だけでなく売上・利益にもつなげたい

現在、上記のようなお困りごとがありましたら、SEOコンサルティングで圧倒的な成果を創出してきた我々『シュワット株式会社』へご相談ください。SEO対策にとどまらず売上・利益などビジネス的な成果を追求し、戦略設計から施策の実行、インハウス化支援まで、ニーズに合わせた最適なプランで強力にサポートいたします。