被リンク獲得方法 完全ガイド|正しく効果的な被リンクの増やし方

被リンク獲得方法完全ガイド
この記事でわかること
  • 被リンクの重要性
  • 高品質な被リンクの条件
  • SEO会社が実践する効果的な被リンク獲得方法
  • 被リンク営業について
オウンドメディア運用コンサルタント紹介①渡邉志明

この記事の著者渡邉 志明(シュワット株式会社 代表取締役)

SEOコンサルティング会社の経営者。
これまで複数のwebメディアの立ち上げ~黒字化にPM・SEO責任者として携わる。コンテンツSEOによるメディアのグロースやインハウス化支援が得意。

SEO対策を進めるうえで、被リンクの獲得が重要だということは誰もが知るところです。

しかし、被リンクの獲得は難易度が高く以下のような疑問・不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

「被リンクの増やし方がわからない」
「正しい被リンク獲得の方法ができずペナルティにならないか不安」

そこで本記事では、上記の疑問点や不安を解消できるように、正しく効果的な被リンク獲得方法について徹底解説
SEOコンサルティング会社目線で、ホワイトハットかつ効率の良い被リンクの増やし方を完全網羅で解説しています。

ぜひご一読ください!

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目次

被リンクとは

被リンクとは、他のWebサイトから自分のWebサイトへ張られたリンク(外部リンク)のことです。
SEO(検索エンジン最適化)対策において、被リンクはWebサイトの評価を高める重要な要素の一つとされています。

被リンク獲得(リンクビルディング)の方法には、コンテンツ制作によるリンク集めやメールによる被リンク営業、リンク切れへのアプローチなど、様々な方法があります。

具体的な方法を見ていく前に、被リンクの効果や高品質な被リンクの条件について見ていきましょう。

なお、被リンクの基礎知識について詳しく知りたい方は、「被リンクとは?SEO効果や増やし方を初心者にもわかりやすく解説」を参考にしてください。

被リンクのSEO効果|なぜ重要なのか

被リンクのSEO効果に対して、「意味がない」と疑問視している方も一定数いますが、そんなことはないと明確な根拠を持って述べることができます。

Googleが被リンクを検索順位の評価基準に用いる理由は、現在の技術力ではコンテンツの良し悪しを、内容だけではまだ判断できないからです。

被リンクのイメージ図

Googleでは、良いコンテンツは他のサイトから被リンクを集めているという思想の元、検索順位を決定するPageRank アルゴリズムに”被リンク”の数や質に関する項目を設けています。

実際、Google公式の文書の中でも以下のように明言されています。

判定を支援するために使用している要因の 1 つに、そのコンテンツへのリンクまたは言及が他の著名なウェブサイトに含まれているか把握するということがあります。

Google「ランキング結果 – Google 検索の仕組み」

このように、SEO対策において重要な施策である被リンクを集めるために、被リンク獲得代行サービスが利用されています。

なお、従来は”被リンクの量”が重要でしたが、Googleペンギンアップデートの影響により、現在では”被リンクの質”も重要視されています。

ここで、具体的に高品質なリンクとは何なのか疑問を感じた方も多いのではないでしょうか。

次章で詳しく解説していきます。

高品質な被リンクとは

被リンク獲得施策を実施する前に、まずは高品質な被リンクの条件を理解しましょう。

被リンクの質を左右するのは、主に以下の8項目です。

  • Webサイトの権威性
  • ページの権威性
  • Webサイトの関連性
  • ページ内でのリンクの位置
  • 編集上配置された自然なリンクかどうか
  • リンクのアンカーテキスト
  • リンク周辺のテキスト
  • dofollowかnofollowか

それぞれ解説していきます。

Webサイトの権威性

リンクを設置してもらうWebサイトの権威性(=被リンク評価)が高いほど、被リンクの質も高まります。

例えば、個人のブログに設置してもらうよりも大手企業や政府のWebサイトから被リンクを設置してもらう方がSEO効果が高い場合が多いです。

Webサイトの権威性に関しては、ツールを使って測定をすることができます。

例えば、Ahrefsというツールを使用すれば、以下のようにDR(ドメインレート)という値で算出可能です。

AhrefsでDRを調査する画面例

被リンク獲得リストを作成する際などに、数値を入力しておくことで獲得優先度を導くことができます。

ページの権威性

リンクを設置してもらうページ自体の権威性(=被リンク評価)が高いほど、被リンクの質も高まります。

なお、先述のWebサイトの権威性はドメインレベル、ページの権威性はページ単位の権威性を意味しています。

ページの権威性は、そのページがどれだけ良質な被リンクを集めているかで決定され、Webサイトの権威性と同様にツールを用いて測定可能です。

Ahrefsというツールを使用すれば、以下のようにUR(URレーティング)という値で算出できます。

AhrefsでDRを調査する画面例

被リンク獲得施策を実施する際の、優先度判断時に用いるようにしましょう。

Webサイトの関連性

自社のWebサイトと取り扱い情報に関連性のあるWebサイトからの被リンクは高品質になります。

例えば、自社がマーケティングについての情報を取り扱うWebサイトを運営している場合、美容について取り扱ったWebサイトから被リンクを獲得しても効果は薄いでしょう。

実際、Googleの元エンジニアもアルゴリズムに関するインタビューで以下のように述べています。

「…ページランクの高いページからリンクを取得することは、かつては常に価値がありましたが、今日では、サイトのテーマとあなたのサイトのテーマの関連性が重要になっています。関連性が新しいページランクです。」

Ex-Googler: “To Please Google With Your SEO, Forget About SEO”

細かなアルゴリズムに関しては非公開のため明確にどんな違いがあるか定かではありませんが、昨今では関連性の高さが被リンクの質を決めるうえで最も重要だと考えるSEO担当者が多いです。

自社に関連性が高く権威性も高いページ(サイト)を、最優先ターゲットに被リンク獲得をしていきましょう。

ページ内でのリンクの位置

ページ内でのリンクの位置も、被リンクの質に影響を与えます。

例えば、以下のようにフッターに設置されているリンクよりも、

フッターに設置されているリンク

以下のように本文などクリックされやすい位置に設置されているリンクの方が高品質だとみなされます。

本文に設置されているリンク

Google社のZineb氏も、Twitter上の質問で以下のように述べています。

サイト全体のフッターやヘッダーは一般的には保護されません。アルゴリズムを実行させました。サイト全体のヘッダーとフッターのリンクは、一般的にそれほど重要ではありません。
※フランス語から翻訳
引用:Google: フッターやサイト全体のリンクはそれほど重視されない

以上の点から、被リンクの設置位置に交渉の余地がある場合は、できるだけ本文に設置してもらうようにしましょう。

編集上配置された自然なリンクかどうか

ページのコンテンツを作成・編集する中で、自然に配置されたリンクはより高品質です。

反対に、コンテンツと無関係なリンク集ページなど、編集上配置されていない不自然なリンクの品質は低くなります。

リンクのアンカーテキスト

リンクのアンカーテキストも、被リンクの品質に影響を与えます。

アンカーテキストとは、リンクの内容を表すテキストのこと。

アンカーテキスト

Googleはアンカーテキストをリンク先ページの内容を判断するヒントにするため、アンカーテキストに対策キーワードを含む形で得られた被リンクは高品質です。

実際、Google検索セントラルでも以下のように述べられています。

良いアンカー テキストとは、内容が具体的で、適度に簡潔で、テキストが掲載されているページとリンク先のページの両方に関連があるテキストです。リンクに文脈を与え、読み手の期待に沿うものです。 アンカー テキストが良好であるほど、ユーザーはサイト内のナビゲーションが容易になり、Google はリンク先のページ内容を把握しやすくなります。

引用:Google検索セントラル「効果的なアンカー テキストを記述する」

例えば、「SEO対策」というキーワードに対策したコンテンツへの被リンクを集める場合、アンカーテキストに「SEO対策」と含んでもらうようにしましょう。

なお、アンカーテキストへのキーワード含有については外部からの被リンクに限らず、自社で設置する内部リンクにおいても効果的です。意識的にキーワードが含まれる形で内部リンクのアンカーテキストを調整しましょう。

ただし、不自然にキーワードを詰め込むのはスパムとみなされるので、あくまで自然な形でキーワードを含んでもらうようにしてください。

リンク周辺のテキスト

設置されるリンクの前後のテキストも、被リンクの品質に影響を与えます。

Googleは先述のアンカーテキストのように、リンク前後のテキストについても、リンク先のページ内容を判断するヒントとして用いています。

したがって、リンク周辺のテキストに関しても、調整可能であれば意識的にページ内容を説明したものとするとよいでしょう。

dofollowかnofollowか

dofollowかnofollowかどうかも被リンクの品質に影響します。

リンクのHTMLコードにrel=”nofollow” と記載すると、検索エンジンに対してリンクをカウントしないように伝える意味を持ちます。

したがって、できる限りdofollowのリンクを取得するのが大切なのです。

ただし、nofollowのリンクに全く意味がないわけではない点も理解しましょう。

なお、nofollow属性について詳しく知りたい方は、「nofollow属性とは?役割やSEOとの関係、正しい使い方」を参考にしてください。

コンテンツを用いた王道の被リンク獲得方法

最も王道な被リンク獲得方法は、今も昔もコンテンツマーケティングを絡めた施策です。

具体的な流れとしては、以下の通りです。

  1. 被リンクを獲得しやすいコンテンツを制作する
  2. 被リンク営業をする

まずは被リンクを獲得しやすいコンテンツの種類についてみていきましょう。

①調査データ系コンテンツ

業界研究やアンケートなど、独自に調査した新たなデータを紹介するコンテンツは、一次情報となるため、被リンクを獲得しやすいです。

実際に皆様もコンテンツを制作する際に、エビデンスとして調査データなどを引用するケースも多いのではないでしょうか。

例えば、海外SEOツール大手Ahrefsが実施した「SEO対策費用の調査」に関する記事は、1コンテンツで1406件の被リンクを集めています。

被リンク獲得に成功した記事の事例
出典:Ahrefs「SEO Pricing: How Much Does SEO Cost? 439 People Polled」

多くのコンテンツ制作者がエビデンスとして引用しやすい独自の調査データは、多くの被リンクを集めやすいです。

コンテンツの制作は大変ですが、施策実施の価値はあるでしょう。

②インタビューコンテンツ

インタビューコンテンツは、インタビュー対象のサイトにリンクを設置してもらいやすいです。

インタビュー記事を作成し、相手方に取材実績として、以下のようにリンクを設置してもらうようなイメージです。

インタビュー記事による被リンク獲得
出典:スポーツメンタルコーチ 鈴木颯人ブログ

1つのインタビュー記事につき、1件しか被リンクを獲得できませんが、大手企業のWebサイトからの被リンクも狙って獲得できる手法です。
また、インタビューをすることで相手方と良好な関係性を築きやすいので、”アンカーテキスト”や”リンクの設置箇所”、”リンク先のページ”もコントロールしやすくなる点もメリットだと言えるでしょう。

弊社では、インタビュー記事制作代行サービスも提供しているので気になる方はチェックしてみてください。

③リストアップ系コンテンツ

リストアップ系のコンテンツは、被リンクを集めやすい傾向にあります。

リストアップ系コンテンツとは例えば、「被リンク獲得の方法50選」や「見なきゃ損な面白い映画100選」など、特定の事項をリストアップしたコンテンツのことです。

MOZが100万件分のコンテンツを調査したところ、リストアップ系コンテンツは他の種類に比べて、リンクを獲得しやすい傾向にあることがわかっています。

種類平均総リンク※参照ドメイン数平均総シェア数
リストアップ系コンテンツ6.1910,734
クイズ1.61,374
方法解説4.411,782
理由解説5.661,443
インフォグラフィックス3.67268
動画付き4.138,572
引用:MOZ「Content, Shares, and Links: Insights from Analyzing 1 Million Articles」

上図の通り、リストアップ系コンテンツは他の種類に比べて明らかに被リンク獲得やシェアにつながりやすいことが分かっています。

実際、リストアップ系コンテンツは情報の充実度やシェアのしやすさにおいて優れたコンテンツです。
被リンク獲得につながりやすいのも当然だと言えるでしょう。

④サービス比較コンテンツ

サービス比較コンテンツもまた、被リンクを獲得しやすいです。

サービス比較コンテンツとは、「おすすめの洗濯機30選比較」「おすすめの勤怠管理システム16選比較」というように、商品やサービスを比較しながら紹介するコンテンツのことを指します。

コンテンツ内で商品やサービスを紹介することと引き換えに被リンクを設置してもらうことが可能です。

実際、弊社で公開している「記事外注の依頼先おすすめ20選」のコンテンツでも、現時点で紹介しているサービスの内8件からの被リンクを獲得することにつながっています。

記事外注の依頼先おすすめ20選

サービス比較コンテンツで被リンク獲得を狙う際のポイントして、被リンクを設置してくれそうな商品やサービスは記事公開時にあえて紹介しないことが挙げられます。

そうすることで、商品やサービス紹介と引き換えにした被リンク獲得が可能です。(少しズルいですが)

⑤完全ガイド系コンテンツ

特定のトピックに関して網羅した完全ガイド系のコンテンツも、被リンクを獲得しやすいです。

完全ガイド系コンテンツの例には、「被リンク獲得方法パーフェクトガイド」「胸筋トレーニング完全ガイド」などが挙げられます。

情報が1つのコンテンツに包括的に含まれている完全ガイド系のコンテンツは、制作者の専門性が感じられ情報への信頼度が高いと感じるユーザーが多いです。

例えば、海外SEOメディア大手「Backlinko」の作成した「キーワード選定完全ガイド」は、1コンテンツで3,122件の被リンクと8714件のSNSシェアを獲得することができています。

出典:Backlinko「Keyword Research for SEO:The Definitive Guide」

信頼のおけるソースとして自身のコンテンツにリンクを設置してもらえる可能性が高いと言えるでしょう。

⑥引用されやすい画像を含むコンテンツ

引用されやすい以下のような画像を含むコンテンツも、被リンクを獲得しやすいです。

  • インフォグラフィックス:複雑な情報をわかりやすく、視覚的に伝える図やイラスト
  • インストラクショナルグラフィックス:何かの方法を解説するインフォグラフィックス
  • カオスマップ:特定の業界における企業やサービス、製品などをマッピングした図
  • チャート図:データをグラフ等で視覚化した図

説明を補填できるような画像は、コンテンツ制作者から引用されるケースが多いです。

実際、弊社でも「POSレジ業界カオスマップ」を作成し記事に掲載。
掲載から1カ月で4件の被リンクを獲得することができています。

被リンクを獲得しやすい画像例:カオスマップ

また、上記のカオスマップが掲載された「POSレジのシェア」に関する記事は被リンクが集まったことで掲載後1年間以上、検索1位を獲得できています。

加えて、こちらのカオスマップは30分程度で作成できたので、手間や時間がかからないのも画像を用いた被リンク獲得施策のメリットだと言えるでしょう。

被リンクされやすいコンテンツが作成できたら、次は被リンク営業を行いましょう。
次章で詳しく解説していきます。

コンテンツ制作後はメール等で被リンク営業を行う

コンテンツ制作後には、メール等で被リンク営業を行いましょう。

被リンク営業とは、リンクを設置してほしいWebサイトの運営者に対して自社のリンクを設置してもらえないかとメール等で打診することを指します。

悲しい現実ですが、MOZが100万件分のコンテンツを調査したところ、大半のコンテンツはリンクもシェアもほとんど獲得できていません。当然ですが、コンテンツを公開しても知ってもらえなければ被リンクは設置されないのです。

したがって、被リンク営業でコンテンツの存在をアピールして効率的に獲得していきましょう。

被リンク営業の手順は以下の通りです。

  1. 被リンク獲得ターゲットリストの作成
  2. メールや問い合わせフォームを使って被リンク営業

それぞれ解説していきます。

①被リンク獲得ターゲットリストの作成

被リンク獲得ターゲットリストを以下のような方法で作成しましょう。

  • 競合が獲得している被リンクを抽出する
  • 自社に関連している企業やサービスのWebサイトをリストアップする

それぞれの方法を解説していきます。

競合が獲得している被リンクを抽出する方法

競合が獲得している被リンクは、ツールを使って抽出することが可能です。

対応可能なツールはいくつかありますが、弊社では「Ahrefs」を用いています。

URLを入力するだけで、以下のように競合が獲得している被リンク一括で抽出可能です。

Ahrefsで競合が獲得している被リンクを抽出

SEOは結局、被リンク評価のスコアも含めた総合勝負です。
検索上位を獲得できている競合を上回る被リンクをリストアップして、自社でも獲得することは効率的な施策だと言えるでしょう。さらに、競合が獲得している被リンクは自社と関連性が高いものが中心という傾向もあります。

また、後に紹介する「スカイスクレイパーテクニック」のように競合が獲得しているリンクを奪いに行く施策もあるので、競合被リンクの抽出は大切です。

自社に関連している企業やサービスのWebサイトをリストアップする方法

先ほども述べたように、自社のWebサイトと関連性の高いWebサイトからの被リンクは高い効果が期待できます。

以下のような条件に当てはまるWebサイトをピックアップしましょう。

  • 自社Webサイトと似たトピックを扱っているWebサイト
  • 自社と似た事業を行う企業のWebサイト など

上記の他、獲得できそうな権威性の高いサイトなどもピックアップしておきましょう。

抽出した被リンク獲得ターゲットリストは、以下の項目を含めスプレッドシートやExcelにまとめておいてください。

  • リンクを設置してほしい先方のページのURL
  • リンク先として設置してほしい自社コンテンツのURL
  • DRとUR
  • 適切な連絡手段
  • リンク設置の見返りに与えられるメリット

②メールや問い合わせフォームを使って被リンク営業

ターゲットリストを作成し、リンクとして設置して欲しいコンテンツの制作が完了したら、次はメールや問い合わせフォームを使った被リンク営業です。

ターゲットとするWebサイトの運営者に対して被リンクを設置してほしいと連絡を取りましょう。
メールアドレスがわからないという場合は、問い合わせフォームから連絡するのがベターです。

以下は比較コンテンツへの掲載をきっかけとした被リンク獲得交渉の文例になります。

突然のご連絡失礼いたします。
○○株式会社の△△と申します。

弊社の運営する「××ブログ」内の記事上で
貴社サービスをご紹介できないかと思い連絡させていただきました。

===================================================
【貴社をご紹介するコラム記事】
URL:https://◆◆.com
タイトル:おすすめのコンサルティング会社〇選を比較
※記事内「特におすすめのコンサルティング会社〇選」の箇所で紹介予定です。
※別の箇所・別の記事からの紹介をご提案させていただくことも可能です。
===================================================

【弊社サービスへのリンク設置のご依頼】
弊社コラム記事から貴社をご紹介させていただくにあたり、
貴社サイトからも弊社をご紹介いただきたく存じます。

ぜひ以下の記事で弊社「××ブログ」をご紹介いただけますと幸いです。
https://◆◆.co.jp/aa/004

なお、可能であればアンカーテキストは、”×××”にしていただけると大変うれしいです。

===================================================

ご興味ございましたら、ぜひご返信をいただけますと幸いです。
貴社からのご連絡を、心よりお待ち申し上げております。

以上、引き続き何卒よろしくお願いいたします。

被リンク営業の成果を高めるためのポイントは以下の通りです。

  • 相手に対してリンクを設置するメリットを伝える
    • 例:リンク切れの修正、比較記事内での紹介、エビデンスの補完など
  • 提案文は午後に送ると見られやすい
  • すべて返信が来るわけではないので数を打つことも大事

以上のポイントを抑えて、被リンク営業を進めましょう。

知っておきたい効果的な被リンク獲得テクニック3選

知っておきたい効果的な被リンク獲得テクニックを3種類紹介します。

  • リンク切れのリプレイス
  • スカイスクレイパーテクニック
  • 画像を無断転載しているサイトへ連絡

それぞれ解説していきます。

リンク切れのリプレイス

リンク切れのリプレイスは、”有名”で”有効”な被リンク獲得テクニックです。

リンク切れは、SEOに対して悪影響のため指摘のうえリプレイス提案をすることで、スムーズに受け入れてもらえる場合が多いです。(感謝もされます。)

具体的には、以下のような流れで行います。

  1. 自社に関連性のあるWebサイトのリンク切れを見つけてリストアップする
  2. 自社のコンテンツでリプレイスできることをWebサイト運営者に伝える

それぞれ解説していきます。

①自社に関連性のあるWebサイトのリンク切れを見つけてリストアップする

この施策におけるもっとも大変な工程が、Webサイトのリンク切れを見つける作業です。

有料ツールの「Ahrefs」などを使うのが便利ですが、無料で行う場合はChrome拡張機能の「Check My Links」を活用してみましょう。

使用することで、以下のように瞬時にリンク切れを見つけることができます。

Check My Linksを使ったリンク切れ発見方法

②自社のコンテンツでリプレイスできることをWebサイト運営者に伝える

自社のコンテンツがリンク切れの代わりになることを、Webサイト運営者に伝えましょう。

提案文の例は以下の通りです。

突然のご連絡失礼いたします。
○○株式会社の△△と申します。

貴社の素晴らしいブログをいつも拝見しております。

○○に関するコンテンツを見ていたところ、「○○」というページ内でリンク切れを発見いたしました。

リンク切れURL:https://rinkugire.com

弊社で最近公開した「××」というページは、「https://rinkugire.com」の代わりになるかもしれません。
大変恐縮ではございますが、この情報がお役に立てば何よりです。

何卒よろしくお願い申し上げます。

○○株式会社 △△

リンク切れのリプレイス施策はやや手間がかかりますが、設置してもらえる確率が高くコンテンツを0から制作するよりも効率的に被リンクを獲得できるケースも多いです。

スカイスクレイパーテクニック

スカイスクレイパーテクニックとは、海外で考案された被リンク獲得手法です。

具体的な獲得の流れは以下の通りです。

  1. 被リンクを多く獲得している競合のコンテンツを見つける
  2. そのコンテンツより圧倒的に優れたコンテンツを作成する
  3. リンクを設置しているWebサイトにリプレイス提案をする

一度に多くの被リンク獲得や競合の被リンク奪取が期待できる強力な手法です。

獲得工程について詳しく見ていきましょう。

①被リンクを多く獲得している競合のコンテンツを見つける

まずは、ツールを利用して被リンクを多く獲得している競合のコンテンツを見つけましょう。

何度も登場していますが、「Ahrefs」のBest by links機能を使えば、以下のように競合サイトのページ別の被リンク獲得数を一括でリストアップすることができます。

「Ahrefs」のBest by links機能で被リンクの多いコンテンツを見つける

この機能を使って、競合の被リンク数が多く自社で上回れそうなコンテンツを見つけましょう。

なお、Ahrefsの他、Moz ProやMajestic、Semrushといったツールを使用することもできます。

②そのコンテンツより圧倒的に優れたコンテンツを作成する

ターゲットとするコンテンツを見つけたら、圧倒的に高品質なコンテンツを作成しましょう。

高品質なコンテンツの定義は難しいですが、リンクのリプレイスにつながりやすいという観点で見れば、以下のような条件に当てはまるものだと言えます。

  • より新しいデータを含んでいる
  • よりわかりやすくて包括的な解説が行われている
  • 独自の価値ある情報が含まれている

なお、高品質なコンテンツの作成方法については、「SEOに強い記事の書き方|構成作成方法や文章ライティングのコツ」を参考にしてください。

③リンクを設置しているWebサイトにリプレイス提案をする

より優れたコンテンツを作成したことをWebサイト運営者に伝え、リプレイスの提案を行いましょう。

提案文の例は以下の通りです。

突然のご連絡失礼いたします。
○○株式会社の△△と申します。

貴社の大変素晴らしいブログをいつも拝見しております。

○○に関するコンテンツを見ていたところ、「○○」というページへのリンクを発見いたしました。

競合コンテンツURL:「https://skysqraper.com

弊社で最近公開した「××」というページは、「https://skysqraper.com」よりも新しい調査データを内包しており、リンクの入れ替えにより貴社コンテンツのユーザー満足度をより高めるものとなっています。

もしよろしければ、ぜひ一度リンク先コンテンツの入れ替えをご検討ください。

何卒よろしくお願い申し上げます。

○○株式会社 △△

数百~数千件の被リンクを集めているコンテンツを見つけられれば、一気に多くの被リンク獲得が期待できる手法です。被リンクリプレイスの提案は、やや差し出がましいようではありますが、しっかりと受け入れられることが多い(むしろ感謝されることも多い)のでご安心ください。

画像を無断で転載しているWebサイトへの連絡

自社で過去に作成した画像を無断で転載しているWebサイトがあれば、ほぼ確実に引用元として被リンクを設置してもらえます。

以下のステップで実施しましょう。

  1. 逆画像検索で無断転載サイトをリストアップする
  2. 画像へのリンク設置依頼をする

やり方を解説していきます。

①逆画像検索で無断転載サイトをリストアップする

自社で作成した(他のWebサイトで転載されていそうな)画像を、Googleレンズで検索してみましょう。

Googleレンズで逆画像検索

するとご覧のように、画像が掲載されているWebサイトが一覧で出てきます。

Googleレンズでの逆画像検索結果

検索結果の内、引用リンクを設置せずに無断転載しているWebサイトをリストアップしましょう。

②画像へのリンク設置を依頼する

リストアップしたWebサイトの運営者に対して、リンク設置依頼を行いましょう。

提案文例は割愛しますが、あくまで丁重な文章にするようにしてください。

確実性があり簡単な被リンク獲得方法

ここでは、簡単に取り組めてなおかつ確実性のある被リンク獲得方法を紹介します。

ただし、ここで紹介する方法は簡単であることから競合でもすでに実施されている場合が多いです。

競合性の高いキーワードでのSEOに勝ち抜いていくためには、「前半で紹介したコンテンツを用いた被リンク獲得」も必要になることを心にとどめておきましょう。

確実性があり簡単な被リンク獲得方法

  • ポータルサイトへの掲載
  • 寄稿
  • 監修
  • 協賛
  • 自社で保有している別サイトからのリンク
  • note
  • プレスリリース
  • 取引先の導入事例記事に協力
  • 採用サイト
  • 講演・セミナーの実施

それぞれ解説していきます。

ポータルサイトへの掲載

自社に関連したポータルサイトへの掲載は、有効な被リンク獲得手段です。

例えば、弊社であれば記事作成代行サービスやSEOコンサルティングサービスを提供しており、それらのサービスをまとめたポータルサイトには多く掲載しています。

また、被リンクだけでなくサイテーションの獲得にもつながるのもメリットです。

サイテーションとは、自社名やサービス名が別のWebサイトやSNSで言及されることを意味しており、SEOに有効だと考えられています。

なお、サイテーションについて詳しく知りたい方は、「サイテーションとは?意味やSEO/MEO効果、獲得方法を解説」を参考にしてください。

寄稿

他社のWebサイトへ記事を寄稿するのも、有効な被リンク獲得手段です。
寄稿をすることで、記事投稿者として自身のWebサイトへのリンクを獲得できます。

ただし、寄稿は時にGoogleからスパムとみなされるケースもありますのでご注意ください。

元Googleスパムチームのマット・カッツ氏も以下のように述べています。

「フォークを刺してゲストブログは終了」

引用:Search Engine Land

※海外では寄稿のことをゲストブログと言います。

以下のような場合はスパムのリスクがあるため、寄稿は控えるようにしましょう。

  • 全く関連性のないWebサイトへの寄稿
  • 寄稿にあたりWebサイト側に報酬が発生する
  • 寄稿のためだけに存在するWebサイトへの寄稿

また、寄稿は手間のかかる方法である点も難点です。
同じくコンテンツを制作する場合であれば、スカイスクレイパーテクニックの方が効率的だと言えるでしょう。

監修

自社や所属社員が特定のトピックの専門家である場合は、他社Webサイトの記事を監修することで、被リンクを獲得可能です。

監修をすることで、監修者紹介箇所に自社へのリンクを獲得することができます。

監修による被リンク獲得事例

昨今、Googleの検索ランキング評価基準にE-E-A-Tが導入された背景もあり、各Webサイトで記事監修が積極的に行われています。それに伴い、記事監修の案件は以下のようなサービスを通して、簡単に見つけられることも。

記事監修により一定の報酬がもらえる場合も多いので、自身が何かしらのトピックに関する専門家である場合は、積極的に取り組んでみましょう。

協賛

協賛でも被リンク獲得を獲得可能です。

特定のイベントにスポンサーとして協賛金を支払うことで自社Webサイトへのリンクを設置してもらえる場合があります。例えば、オリンピックの大会パートナーは以下のようにリンクが設置されています。

協賛によりリンクを獲得している事例
出典:パリオリンピック公式サイト

ただし、金銭が発生しているため被リンク効果を得られない場合もある点にはご注意ください。

Googleではスパムポリシー内で、ランキングを上げることを目的としたリンクをスパム例として挙げています。

ただしペナルティ対象というわけではなく、被リンクによるSEO効果が得られなくなるというだけなのでご安心ください。協賛をするのがSEO的に大きな危険をはらんでいるというわけではありません。(協賛することでペナルティ対象となったら、パリオリンピックのパートナーに世界的な大企業がなっていることに矛盾が発生します。)

自社で保有している別サイトからのリンク

自社で他のWebサイトを保有している場合は、積極的にリンク関係を構築しましょう。

最も簡単かつ確実性のある被リンク獲得方法だとも言えます。

ただし、被リンクを目的として低品質なサテライトサイトを立ち上げるのは、スパムなのでやめておきましょう。

noteからの被リンク

メディアプラットフォームのnoteからも被リンクを獲得可能です。

自社のnoteアカウントを登録して、記事を公開し、その記事内に被リンクを設置することができます。

以下は、弊社のnote記事に設置しているリンクです。

note記事を使った被リンク獲得例

ただし、nofollow属性がついているので、大きな被リンク効果は期待できません。

プレスリリース

プレスリリースを配信することで、被リンクを獲得可能です。

ただし、プレスリリースによる被リンクはほとんどnofollowとなっています。

nofollowとはいえ、経験上以下の点からプレスリリースはSEOに有効です。

  • 一気に多くのサイテーションを獲得できる
  • サイトへの流入数が増えて間接的にSEO効果を得られる

サービスのLPなど、上位に表示したいページがあれば「PR Times」などで、積極的にプレスリリースを配信するとよいでしょう。

取引先の導入事例記事に協力

自社が利用しているサービスやSaaSの導入事例記事に協力することで、被リンクを獲得可能です。

以下は、勤怠管理システムの導入事例ページから被リンクを獲得している例になります。

導入事例記事に協力して被リンク獲得
出典:TIME CARD SOLUTION「ミドリ安全用品株式会社の導入事例」

取引先であることから、ある程度関係性が構築できているので被リンクの貼り方をコントロールしやすいのもメリットです。リンク先URLやアンカーテキストなど、自社の要望に合わせて調整できることも多いでしょう。

採用サイト

人材募集をしているという場合は、各種採用サイトからも被リンクを獲得可能です。

採用サイトは権威性(DR)が高い場合が多く、それなりの被リンク効果が期待できます。

例えば、WantedlyはDRが86で、dofollowの被リンクを獲得可能です。

採用サイト経由で被リンクを獲得する事例

採用サイトへの掲載機会があれば、自社のコーポレートサイトだけでなく上位表示を狙いたいサービスページなども積極的にリンク掲載しましょう。

講演・セミナーの実施

講演・セミナーを実施し、各種告知サイトに情報が掲載されることで被リンクを獲得可能です。

セミナー告知サイトは多く存在しており、無料で掲載できるものもあるため開催時には積極的に掲載しましょう。

また、講演をする際にも主催者が告知でリンクを掲載してくれる場合があります。

実施してはいけないブラックハットな被リンク獲得施策

被リンク獲得施策を進めるにあたり、必ずブラックハットリンクビルディングに関して理解をしておく必要があります。

ブラックハットなリンクビルディングとは、基本的にGoogleのリンクスパムポリシーで違反とされている以下のような被リンク獲得施策のことです。

  • 検索順位改善を目的としたリンクの購入
  • やり過ぎな相互リンク(相互リンクのみを目的としてページを作成するなど)
  • 低品質なディレクトリからのリンク
  • 隠しリンク  など

これらの施策の実施は、Googleによるペナルティを受けWebサイトの検索順位が大きく下落する可能性をはらんでいます。

ブラックハット施策を実行するかどうかの判断は担当者次第ですが、リターンが小さくリスクは大きいので弊社では基本的に推奨していません。

被リンク獲得施策の成功事例

ここでは、実際に被リンク獲得に成功した事例を紹介していきます。

どれも非常に参考になるケーススタディです。

リストアップ系コンテンツにより世界中から17,754件の被リンクを獲得

世界的な大手SEOメディア「Backlinko」では、「Googleの検索ランキング要因200 コンプリートリスト」というコンテンツを公開。

世界中から17,754件の被リンクを獲得(参照ドメイン数:6,258件)することに成功しています。

Backlinkoの被リンク獲得成功事例

Googleの検索ランキング決定要因について、明確な根拠のあるものからSEOオタクが提唱している説まで、200件のリストにまとめられています。

実際、今まで検索ランキング要因についてここまでまとめられているコンテンツはこれまでありませんでした。

多くのSEO関係のWebサイトではSEOについて解説する際、200以上のランキングアルゴリズムがあることについて言及されることが多いです。当コンテンツは、その説明の際に多く引用されています。

コンテンツ制作者の説明を補完できる最良の情報を提供したことで、被リンク獲得の成功につながっています。

渡邉(SEOニキ)

この事例からわかることは、スカイスクレイパーテクニックの威力です。

詳細は不明ですが、当コンテンツは多くの被リンクを集めているコンテンツを調査のうえ、企画されたものだと想定されます。
手間のかかるコンテンツですが、リンクのリプレイスで多くの被リンクを獲得できるという見込みの元、作成されているのでしょう。

ちなみにそのように考える根拠は、コンテンツ制作者のBrian Dean氏は、スカイスクレイパーテクニックの考案者だからです。

インタビューコンテンツにより重要ページへの自然な被リンクを150件獲得

競合による模倣を防ぐために社名は伏せますが、弊社支援先の某Webサイトではインタビューコンテンツにより、重要なページへの自然な被リンク150件の獲得に成功しています。

この事例の特筆すべき点は、通常だと被リンクを集めにくいページに150件もの被リンクが集められた点です。

記事冒頭でも解説した通り、被リンクを集めやすいのは「リストアップ系コンテンツ」や「調査系コンテンツ」などになります。しかし、今回被リンクを集めて上位表示したいページはそのいずれにも当てはまりませんでした。

そこで、取引のある顧客のインタビューコンテンツを制作。
その見返りに、取材実績として重要ページへの自然なリンクを設置してもらう施策を実施しました。

その結果、重要ページで自然な被リンク150件の獲得に成功。検索順位を大きく改善することにつながったのです。

渡邉(SEOニキ)

インタビューをすると、多くの場合で相手方と良好な関係性が結べます。
取材実績を掲載してもらう際、自社の被リンクを集めたいページへのリンク設置が頼みやすいというわけです。

比較コンテンツによりWebサイト立ち上げ段階からコンスタントに被リンク獲得

比較コンテンツによって、被リンクを集めにくいWebサイトの立ち上げ段階からコンスタントにリンクを集められた事例を紹介します。(弊社の自社サイトの事例です。)

Webサイトの立ち上げ段階は、権威性や信頼性が低く被リンクを集めにくいものです。
実際、ご自身で情報を引用してリンクを設置する際も、権威性のある大手Webサイトの情報の方が使いやすいのではないでしょうか。

そこで弊社では、良質な比較コンテンツへの掲載を見返りに被リンクを獲得する施策をWebサイト立ち上げ段階で取り入れました。

例えば、以下の「SEO対策代行会社をまとめたコンテンツ」をきっかけに、大手SEO会社から5件の被リンクを獲得することに成功しています。

上記を含めた複数の比較コンテンツにより、Webサイト立ち上げから約6ヶ月で304件の被リンクを獲得。DRは0から25まで上昇しています。

渡邉(SEOニキ)

比較コンテンツへの掲載は、メリットを感じる人が多いため、高確率で被リンクを獲得できる手法です。

被リンク獲得施策に役立つツール

被リンク獲得施策を実施するにあたり、ツールの活用は不可欠です。

ここでは、弊社が活用しているものも含めてお役立ちツールを紹介します。

  • Google Search Console
  • hanasakigani
  • Ahrefs

それぞれ紹介していきます。

Google Search Console:自社被リンクが調査可能【無料】

Googleの公式ツールGoogle Search Consoleを用いることで、自社が獲得している被リンクが調査可能です。

Google Search Consoleを開き、左側メニューの「リンク」より自社に対する外部リンク情報を収集することができます。

Google Search Consoleのリンク確認画面

なお、SEO対策に取り組んでいて、Google Search Consoleを知らない方はいないかと思いますが、まだ未導入という場合は必須ツールなので導入しておきましょう。

hanasakigani:自社被リンクが調査可能【無料】

hanasakiganiは、株式会社ディーボが提供する無料の被リンクチェックツールです。

自社サイトのURLを入力するだけで簡単に被リンクが調べられます。

hanasakiganiの被リンク調査画面

被リンクチェックを行うと、以下画像のように被リンク総数と被リンク設置元サイトの一部が表示されます。

hanasakiganiの被リンク調査画面

なお、無料ツールとしては十分な機能なのですが、有料ツールに比べるとデータ量や正確性が劣っています。
(実際、弊社でもいくつかのサイトを調査しましたが、被リンク数などは正確ではありませんでした。)

より高度な被リンク施策を実施したいという場合は、有料ツールの利用を検討しましょう。

Ahrefs:自社・競合の被リンク状況やリンク切れが詳しく調査可能【有料】

Ahrefsは、被リンク施策を強力にサポートしてくれるツールです。
本格的に被リンク施策を実施する場合は、必須といえるほどに役立ちます。

Ahrefs

Ahrefsでは、被リンク施策にまつわる以下のようなデータが高精度で調査可能です。

  • 自社の被リンク獲得状況
  • 競合の被リンク獲得状況
    • 競合のページ別被リンク獲得状況
  • 自社のリンク切れ情報
  • 競合のリンク切れ情報
  • 自社と競合のDR/UR

また、被リンクに関連した機能の他、キーワード別の検索順位や有料広告の配信状況など、多岐にわたるデータが取得可能です。有料ではありますが、SEO対策を本格的に進めるうえでは非常に役に立つツールだと言えるでしょう。

なお、本記事内では触れませんが、SemrushやMOZproなど上記の他にも優秀な被リンクチェックツールは存在しています。料金や特徴を比較して、自社に合ったものを選びましょう。

被リンク獲得代行サービスの利用も選択肢

ここまで解説してきた通り、被リンクの獲得にはそれなりに手間がかかります。
また、正しいノウハウの元、進めなければペナルティなど思わぬ失敗につながることも。

そこでおすすめなのが、被リンク獲得代行サービスの利用です。

被リンク獲得代行サービスとは

被リンク獲得代行とは、文字通り被リンクの獲得を代わりに行ってくれるサービスのことを指します。
サービスによって異なりますが、主な支援内容は以下の通りです。

  • Webサイトの分析に基づく被リンク獲得戦略の立案・実行
  • 被リンクを獲得しやすいコンテンツの作成
  • リンク設置ターゲットリストの作成
  • 被リンク営業の代行 など

以上のような内容を中心に、被リンクを獲得するまで伴走支援を行います。

利用を避けるべき被リンク獲得代行サービスの特徴

被リンク獲得代行サービスの利用にあたり、唯一の注意点として、

「ブラックハットな施策を実行するサービスを選ばない」

ということが挙げられます。

先に説明した通り、ブラックハットな施策はペナルティなど、リスクが多く推奨されません。
以下のような特徴にあてはまるサービスはブラックハット施策を実施する可能性が高いので、利用を避けるようにしましょう。

  • 短期間で大量の被リンクを獲得すると謳うサービス(例:1日で200件します)
  • 低価格なのに大量の被リンクを獲得可能なサービス(例:1万円で200件被リンクを獲得します)
  • 低品質なサテライトサイトにリンクを設置するだけのサービス

以上のような特徴にあてはまるサービスは、結果につながらないばかりかペナルティなどのリスクも内包しているので、利用しないようにしましょう。

コンテンツを使ったホワイトハットな被リンク獲得代行ならULTRA

弊社が提供する被リンク獲得代行サービスULTRAは、コンテンツを用いたホワイトハットな手法で被リンクの獲得を実現するサービスです。

トップクラスのSEOコンサルタントがパートナーとして、被リンク獲得しやすいコンテンツの企画・作成から被リンク営業まで支援・代行いたします。

また、被リンク施策にとどまらず、コンテンツSEOやテクニカルSEOについても包括的に支援可能。
お客様のWebサイトのSEO対策を成功に導きます。

サービスの詳細については、以下よりご確認ください。

まとめ

ここまで、被リンク獲得方法について詳しく解説してきました。

様々なテクニック、方法を紹介していますが、あくまで王道はコンテンツ制作による自然な被リンクの獲得です。

被リンク獲得につながりやすい以下のような種類のコンテンツを制作。
被リンク営業を通して、コンテンツの存在を周知して被リンクを獲得することを中心に進めるようにしましょう。

  • 調査系コンテンツ
  • インタビューコンテンツ
  • リストアップ系コンテンツ
  • サービス比較コンテンツ
  • 完全ガイド系コンテンツ
  • 引用されやすい画像を含むコンテンツ

また、自社のリソースでは被リンク獲得が難しいという場合には、被リンク獲得代行サービスの利用がおすすめです。
当社でも支援可能なので気になる方はぜひお問い合わせください。

被リンク獲得にお困りではないですか?
  • 被リンクの増やし方がわからない
  • 絶対にブラックハットな手法は使いたくない
  • 被リンク獲得に割く時間がない

現在、上記のようなお困りごとがありましたらぜひとも私たち被リンク獲得代行サービス『ULTRA』へご相談ください。リンクの販売や低品質なサテライトサイトへのリンク設置など、ブラックハットな手段ではなく、あくまでGooglガイドラインに沿った形で自然な高品質被リンクの獲得までワンストップで代行するサービスです。加えて、被リンク獲得に特化しているサービスなので、利用しやすい料金設定となっています。

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この記事を書いた人

渡邉 志明(SEOニキ)のアバター 渡邉 志明(SEOニキ) シュワット株式会社|代表取締役

これまで複数のwebメディアの立ち上げ~黒字化にPM・SEO責任者として携わる。コンテンツSEOによるメディアのグロースやインハウス化支援が得意。SEOディレクターとして600以上のコンテンツで検索1位を獲得した実績を持つ。POSレジなどのITツール導入支援もしている。